コーヒーと同じくらい、紅茶もお菓子のベストパートナー。
紅茶とお菓子のペアリングについて書く前に、まずはなぜ紅茶がお菓子のベストパートナーなのかという理由をちょこっとだけ。また、紅茶はお菓子だけでなく普段の食事にもぴったりなんですよ。
紅茶は、動物性脂肪・植物性油脂を含む食べ物全てに合います。
それは紅茶の主成分のタンニンが、食べ物に含まれる脂肪分を分解して口の中をさっぱりと感じさせてくれるからなんです。
だからバターやクリームを含むケーキやクッキーに合うんですね。
食事に関してもフライやカレーを食べながら水を飲んだり、中華料理には烏龍茶やジャスミン茶を飲みながら口の中をさっぱりさせますが、紅茶を食事に合わせると同じ効果が得られます。
だから逆に、脂肪や油分を含まないフルーツとは全く合わず、紅茶もフルーツも苦く感じてしまうんです。
紅茶がお菓子だけでなく揚げ物・イタリアン・フレンチ・魚や肉料理や和食にも合わせることができるというのは、そういう理由から。
これは日本でも、緑茶を食事から和菓子やせんべいまで合わせるのと似ている感覚かもしれませんね。