Les Trois Mousquetaires ダルタニャン物語 読破 | お~い、きっきちゃん!? フランス語...がんばろぅ♪

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しばらくフランス語からはなれているけっど・・・


三銃士(上)

先日、アレクサンドル・デュマ作の三銃士シリーズ、
「ダルタニャン物語」全11巻を読破しました。

あ~長かったっ。何ヶ月掛かった事か・・・

第一部の「三銃士(Les Trois Mousquetaires)」だけでも楽しめますが、この壮大な物語を味わった方が何倍も楽しめると思います。

第一部の簡単な感想。テンポ良く面白く読めるのですが、

「ダルタニャン、お主・・・ちゃかりしてるぞー!」
(言葉を和らげました)

児童書の三銃士にはこのシーンはカットされているでしょう。
三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船の映画でも出てきません。
あんな事したら、ミレディに恨まれても当然だわ~。

裁きの血が流れます。
(他にも血が流れるんですけどね)




第二部の「20年後(Vingt ans après)」は、ダルタニャンと三銃士が再会します。
そして、驚きと恐怖が詰まっています。

「モードント、おまえさんは本当に復讐鬼だー!!」

ダルタニャンと三銃士の努力も悲しい結果になりますが、この結果が第三部につながります。

復讐の血が流れます。

やはり、血は争えぬな・・・





第三部の「ブラジュロンヌ子爵(Le Vicomte de Bragelonne)」


アトスの“養子”のブラジュロンヌ子爵(ラウル)が主人公ですが、このシリーズの主役はダルタニャン。
三部作で一番長いです。計11巻中の6冊が第三部ですから。

「めげずに最後まで読んでよかった~!」

ブラジュロンヌ子爵が中心となって物語が進むと思うやいなや、ルイ14世の色恋沙汰が長々と書きつづられ、ブラジュロンヌ子爵もダルタニャンもなかなか出てこなくてさすがに退屈でした。
(もうちょっとルイ14世の色恋沙汰をコンパクトにまとめてくれてもよかったかな?)

でも!
そこを飛ばしたら、後半のブラジュロンヌ子爵の悲劇がわからなくなります。
鉄仮面?出てきますよ。全体から見れば、ほんのちょっとですが、彼を登場させたことによって、あの二人が逃亡者になります
ダルタニャンも出番がすくないです。ルイ14世の命令でダルタニャンをがんじがらめにしたのには腹が立ちました。

が!!

やはり最終巻は期待を裏切りませんでした!

最後の最後にギュギューっと!詰まっていました!スピード感があります。
この巻で物語が終わると思うと読み進めるのが惜しくなったくらいでして。でも先が知りたくて、驚き、悲しみながらハイペースで読めました。

悲しみの血、多くの死が待ち受けています。

はぁ~、長編だけあって、長い余韻に浸れそうです。


ここではネタばれしませんので? ダルタニャン物語がどんなものか知りたい方は、過去にも紹介したCOASAさんのサイトへどうぞ♪

第一部 5分で読める三銃士(1巻~2巻)
第二部 15分で読める二十年後(3巻~5巻)
第三部 40分で読めるブラジュロンヌ子爵(6巻~11巻)



他にも書きたかった事があるのですが、長々と書いてしまったのでまた今度。


それから、
三銃士のフランス語、Les Trois Mousquetaires発音を知りたい方はGoogle翻訳で聞いてみてください。
$お~い、きっきちゃん!?  フランス語がんばろぅ♪-Les Trois Mousquetaires の発音マークをクリックしてね。



最後まで読んでくれて感謝します。





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