チャーム
今日投稿した記事にまとめれば良かったのですが、今日投稿した記事を書いていた時に眠気がさしてきていて、改めて60OF水槽について記事にしてみることにしました。
日本の家屋において、床の耐荷重は180kg/m2以上で建築するようになっているそうで、現在皆さまがお住まいの家でもこの基準で建築されているものと考えます。
オーバーフロー水槽はサンプや濾過槽があるため、総重量がどうしても重たくなるため、例えば90OFであればレッドシーの水槽なら、海水を入れた状態で400kgを超えます。1m✖️2mの範囲に置いたとしても耐荷重を超えるため、フローリングなどへの設置は危険であり、基本的にはコンクリートの床の上に置くのが安全です。ですから、当方も90OFは玄関のコンクリートの上に配置しております。
しかし玄関にそんな空間無いよ、とか、リビングで水槽したい、とか色々要望があると思います。
そこで、60OFでなんとかならないかと考え、現在2つ、運用しております。
当方は戸建なので、建築の設計図をもらっており、どのように根太や大引が入っているかが分かります。本来ならそれらを確認してから設置する場所を決めると良いと思いますが、60cmだとどうしても根太や大引の設置位置の上に置けない可能性があるので、まずは水槽の下に合板を置くのがいいと思います。私は材木屋さんへネットで発注し、幅910mm 長さ1300mm 厚み24mmの針葉樹構造合板を購入しました。これで約15kgになります。
OFについては、現在私が使用しているのはオーバーフロー水槽セット クロミス6045 スタンダード4点セットです。2024/11/06確認すると、現在在庫切れのようですが、またいずれ在庫が出るようになると思います。結構ロングセラーの商品です。
この商品については、以前チャームに問い合わせを行なっており、重量については下記の通り御返事をいただいております。
503531:《セット用》オーバーフロー水槽 クロミス6045 水槽のみ 180サイズ ⇒ 19.266㎏ 503532:《セット用》(大型)オーバーフロー水槽セット クロミス6045 ろ過槽+キャビネットのみ 別途大型手数料・同梱不可・代引不可 200サイズ ⇒ 15.274㎏
従いまして、合わせて約34kgほどになるということになります。先ほどの合板と合わせて約49kgほどです。
総水量については、以前私のブログで書きましたが、約130Lほどです。合わせて180kgほどになります。
1m2であれば耐荷重ギリギリですが、1.3mの合板で受けており、概ねこれならなんとかなる設計だと思います。
もっと床の余裕があれば、他のOFも考えるのですが、おそらく他のOF水槽はこれより重いと思います。クロミスのOFは見ての通り扉などもなく骨組みだけのシンプルな構造なので、比較的軽い方なのではないかと思います。
水槽サイズが90や120などもっと大きくなる場合、総重量はもっと上がるし、またクロミスなどの廉価なOF水槽のレパートリーにそのクラスのものがないため、現状この設定が1番無難なのではないかと考えています。
現在このシステムで立ち上げているのが、下記の2つです。
クロミスの良いところは、値段が安いこと、私が2024年の夏に購入した時点で67815円でした。
合板は11610円、輸送費用はお住まいの地区で違います。
他にライブサンドがカミハタ カリブシー アラガライブ SPグレード リーフサンド 20lbs 9kgで4981円
ヒーターがコトブキ工芸 セーフティヒートセットSP 300W 90cm水槽 アクアリウム ヒーター 熱帯魚で4783円
揚水ポンプはPRS DC4000で22200円(これはオーバースペックですが、私はこれにしています)
スキマーはAQUA EXCEL EC15で25850円(スキマーはサンゴをやらないならなくても大丈夫です)
ろ材はZOOX ネクストジェネレーション バイオメディア Mサイズ 2.25L 海水淡水両用 ろ材 6700円
ライトはMICMOL AIR PRO600 29040円
自動給水装置 ATO Lite G2 (自動吸水セット)14000円
給水タンク 岩谷マテリアル(Iwatani Materials) ウォッシャブルタンク Nタイプ 10L レバー式コック付 WASH-N10L 1036円
あとはライブロックとか生体、サンゴなどですが、これは今飼育されていたり、新たに購入されるものによって値段がまちまちと思います。
だいたい合算して188015円ほどですね。
いざ計算してみると、やはり少し高いかなといった感じはしますが、リーファーなどで一式全て購入すれば、Reefer MAX 170 G2+で630300円ですから、はるかに安いことがわかります。もちろん純粋な比較はできませんが、60cm水槽であるという点においては概ね同じ程度と思っていいのではないかと思います。
リーファーなどと異なり、クロミスはフランジがありません。フランジは自分でつけるか、あるいは無しで運用するか、ですが、地震の多い日本において、アクアリウムを趣味とするなら、フランジは私はあったほうがいいと思います。フランジなしの水槽で地震の際にどのように水が溢れるかは、ネットで検索すれば見つかると思いますので、みてみてください。フランジについては以前、私のブログで取り付け方などについて、素人ながらに記事を書かせてもらいました。はざいやさんなどで発注すればいいと思います。
60OF程度のサイズがあれば、とりあえずそこそこのことはできます。SPSをやりたいのであれば、立ち上げ当初からリン酸値などに気をつけてたちあげればなんとかなるんじゃないかな。私はどっちかというと魚水槽寄りにしているので、確証はないですが、おそらくいけると思います。チョウチョウウオの餌付けなども、ビッグフィッシュハウスが1つまるっと入りますので、手入れが難しくて・・・といったことが起きません。水槽台に扉がないので、サンプの手入れが非常に楽です。ウールボックスの不織布はコトブキ工芸 薄型高密度マット 10枚入351円のものを適宜使用しています。1枚35円ですが、3−4日に1回程度の入れ替えですから、1ヶ月に350円程度です。安いと思います。
大型ヤッコは難しいと思いますが、小型ヤッコかチョウチョウウオくらいなら、2匹か3匹程度までならいけるのではないでしょうか。私はフウライチョウチョウウオやチョウハンなど、少し大きくなるチョウチョウウオを飼育していますが、フエヤッコやアミチョウ、トノサマダイなどの15cm程度までのチョウチョウウオなら、もっと狭く感じにくくなるのではないかと思います。
ヤッコは飼育経験がほとんどないのでなんとも言えませんが、チョウチョウウオなら稚魚で購入し、餌付けから本水槽内の隔離ボックスで行けますし、60OFというのは便利なサイズだと思います。三重管の掃除が少し面倒くさいですが、慣れの問題です。水流ポンプはつけていませんが、揚水ポンプが強いため、揚水ポンプだけでそこそこ水流を作ることができます。水流ポンプがないことで、ガラス面の掃除が極めて容易になり、毎日気軽に掃除ができるのは非常に大きなメリットと思います。90OFでMP40wQDを使用していますが、これも非常に良いです。ただ、高いですので、SPSなどされる方にはいいかもしれません。ともかく水槽内にコードなど苔がついたら掃除がめんどくさいものが少しでも少なくなると、日々のテンション維持に非常に貢献しますので、いかに普段のメンテが負担なく続けられるかに注力することは非常に大事だと思います。
餌付けはなかなか根気のいる作業ですが、最初頃は少し不安そうなチョウチョウウオ達も、次第に人に慣れて餌にがっついてくれる様をみると嬉しくなります。ハゼ類と異なり、基本的には遊泳して過ごす魚種になりますので、本水槽内に放った後にどこに行ったかわからないということがありません。カクレ達の泳ぎ方も面白いですが、チョウチョウウオ達のスィーっと泳ぐ様も非常に見ていて面白いです。ソフトコーラルはチョウチョウウオ達はつっつくことがないように見えるので、ソフトコーラルを中心に飼育されている方でも、チョウチョウウオは飼育できると思います。SPSであればフエヤッコは今のところ問題なく飼育できています。
取り留めもなく書きましたが、今後オーバーフロー水槽を立ち上げたい、あるいはチョウチョウウオを飼いたいと思っている方がいれば、少しでも役に立てばと思い記事にしてみました。