『図書館の神様』瀬尾まいこ | 本と散歩と珈琲と
図書館の神様/マガジンハウス
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瀬尾まいこ

内容紹介

主人公は、清く正しい青春をバレーボールに捧げてきた、その名も清(きよ)。
あることがきっかけで、夢をあきらめて教師になるべく、海の見える中学校に赴任する
(教員採用試験に受かっておらず、臨時雇いではあるが)。
そこで、思いがけず文芸部の顧問となった清に訪れた変化とは……。
「卵の緒」で坊っちゃん文学賞を受賞した瀬尾まいこの、デビュー第2作。
大幅にファンを増やした評判作の、待望の文庫化。
単行本未収録の幻の短篇「雲行き」も収録。 

内容(「BOOK」データベースより)

思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。
…「垣内君って、どうして文芸部なの?」「文学が好きだからです」「まさか」!…
清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。
不思議な出会いから、傷ついた心を回復していく再生の物語。
ほかに、単行本未収録の短篇「雲行き」を収録。


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久しぶりの更新である。

更新していない間、何も読んでいなかったのかというと
そういう事は、全くない。

ま、更新は気まぐれなもの。

さて、この本である。
この本はkindle版で読んだのだが、なんだか よくわからない作品だった。

題名は、見ての通り素敵なものなのだ。
しかし、内容がどうも私にはピンと来なかった。

読み方が悪かったのか?と思い
短編というほどではないが、短い話なので
読み直してもみた。


それでも、なんともなあ・・・。

ネットに載っている、他の人の当作品に対する評価は
概ね上々だ。

「嘗て出会ったことのない、爽やかな作品」
「本当に図書館には神様がいるのかもしれない」

といった、魅力的な言葉が並んでいる。

まあ・・・私にはそうは思えなかった。
おそらく、そう遠くない未来には
この本を読んだことすら忘れてしまうであろうと思うので
ここに、読んだという自分への備忘録として
記しておこうと思った次第だ。

そうそう、我が家の近くの図書館が
きれいになった。
図書館内も明るく、読書スペースもそこかしこに出来て
なかなか快適になった。

私が快適になった・・・ということは
当然、他の人にも快適になったということで
なにやら、勘違いした親子が大挙して押し寄せてきている。
または、おしゃべりおばさんの集団やら・・・。

図書館や、本屋では極力無駄話をしない、という
教育がされていないのだろうか?

それとも、そのような場所は静かにすべきと
考えている 私の「常識」の方が 間違っているのだろうか?

公道で子供を遊ばせたり、レストランで走り回ったり大声だしたり
電車ホームで並ばない等
マナーというものは、この日本から消滅してしまったのだろうか?

少なくとも、学校では教えていないのだろうなとは思う。

なんともなあ・・・・・。

図書館に神様がいるのなら、どうか うるさくする「利用者」に
教え諭して欲しい。

神様、おねがい☆~