の続きです




ダンディ氏の甘い言葉に
恥ずかしくなって
背中を向けたら
肩、腕、脇腹、もも、を指でなぞるように愛撫され、側臥で繋がります

もう、まるで繋がってるのが当然のように
挿入されるけど 
何度挿入されても
その度に切なくて苦しくて気持ちよくて
甘い声を出してしまう私なのです


そしてダンディ氏が絡みつくようにハグしてくれる腕や指に私はしがみつき愛撫し、幸せに浸ります


離れがたくてたまらないのです
こうしてくっついていると優しい征服感に
酔ってしまう

ダンディ氏はだんだんと意地悪くピストンを始め、私は振り返りその頬を撫でながらキスしてしまいます

そうすると寝バックになって
さらに深く挿入してくれて
スパンキングや背中に歯形をつけながら
さらに激しくピストンしてくれます

もう、どうしてこんなに堪らないんだろう
私、この人にずっとお尻を突き出して
甘えたい
そんな願望すら湧いてしまう

ぐちゅぐちゅ
という表現が相応しいほどに身体が反応していきます

そして
正常位に変わって抱きしめられ、側臥で
まったりと繋がる時間

ねえ、あんみつ
ねえ、あんみつと
何度も呼ばれます
この頃、そうやって呼びかけることが多いダンディ氏

その後に
私に何を聞きたいのかな
あるいは言わせたいのかな

わたしは出来ることなら言いたくない言葉がたくさんあります
だって男の人は満足したら雑になるから
手に入れたと思ったらきっと飽きてしまうから

まったりするダンディ氏は

あんみつ、おれ、多分ずーっとこうしてられる
普通は飽きて
お風呂とかご飯ってなるんだけど
不思議とならない
こうしてずーっとくっついてても苦じゃない

私、これ過去の人全員に言われるから言われ慣れてるんだけど、言われて嬉しいのはこういう言葉ですね
可愛いとか愛してるとかもキュンとしますが
こういう言葉の方が真実味がある


私はこういう話をされるのをただ黙って
抱きついて聞いているのが1番幸せ
私もずーっとくっついていられるのは同感だから
その気持ちは身体で示したいのです


そうやってお話しながら愛撫してキスして
また興奮したダンディ氏は
対面座位に
でも今度は私をイカせようとすることが目的な
雰囲気がしたから
途中で休憩してもらいました

打算的な、というと言い過ぎだけど
イク、イカせるための反復運動のような
セックスはちょっと虚しい

この人がたまらなく愛しくて
腰が動いちゃう、まるで獣みたいに
動いちゃう
そんなセックスをしたいし、されたいと思っていて

この瞬間のダンディ氏はちょっと打算に思えたのです
ココが気持ちいいのは分かってるよ?と言いたげなセックスだったから


そうしてまた休憩、ウトウト添い寝したりして
平日の夜なのにまだまだ終わらないのです