皆様おはようございます。
恵比寿の隠れ家サロン
Lotus positionです。
業界歴20年以上の管理調整士が、
ピラティスをベースにした身体の管理調整を行ってます。
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ピラティスは呼吸が大事なのですが、
多くの方が、呼吸を意識して過ごすことがないので、
レッスンの最初に、呼吸をしましょーってなると、
最初の内は、
「え？呼吸ですか？普段からしてますけど。」って感じで、
ちょっと驚いちゃうってこともあるようです。
Lotus positionでやる、レッスン前の、
呼吸をするってのは、
呼吸の時に使う筋肉を意識して、
骨の動きも意識して、
正しい呼吸っつーんは、
こんな感じだよ、というのを、
身体と頭で理解する。という作業。です。
また、ざっくりとした説明となりますが、
吸った息が入る「肺」が肋骨の中にあるのですが、
肺は自分の力で動かない、袋のようなものなので、
肋骨と肋骨の底みたいになっている横隔膜で、
肋骨内部の空気の圧力を変えて、肺を動かしている、
そんな感じで、呼吸をします。
ピストンとか、注射器とか、そんな感じ。
で、横隔膜と、肋間筋とで、肋骨を動かすんですが、
それと一緒に、肋骨を動かす筋肉とか、
肋骨を支える筋肉とか、
まあ、色々な筋肉があり、
それらが一緒に協力し合うことで、
呼吸がスムーズに出来るわけです。
筋肉の妖精さん達が頑張っとるわけです。
こうして、
使うべき筋肉を使って呼吸をすることで、
筋肉が効率的に動かされ、
充分な酸素が身体に入り、
血液に乗って、全身に運ばれていきます。
しかし、この、
「肋骨を動かす」という感覚が、
最初の頃は、なかなか難しいのです。
普段から意識しているものでは無いので、
難しくても仕方ないですし、
慣れてくると、徐々に感じられるようになってきますが、
ピラティスの難関は、実は呼吸なんじゃないか？と思うことがあるくらい、
分かりにくい部分でもあります。
まずは、どういった構造なのか？を知ることが、
動かせるようになるために、必要かなと思っています。
肋骨は、鎖骨の裏辺りから始まり、
真ん中に胸骨があって、
背中側に背骨があり、
この二つを結ぶようにして、
内臓にかぶさるように入っています。
底の部分には横隔膜が入っていて、
肋骨の隙間を埋めるように、肋間筋が入っています。
この肋骨は、
きのこのかさが広がるように、
開いたり閉じたり、
上下に軽く動いたりして、
肋骨の中の気圧を変えるような感じで、
肺の中の空気を出し入れしています。
なので、
肋骨が前後左右に広がるような感じで息を吸い、
その広がった肋骨が、
きのこのかさや、花がしぼむような感じで、
身体の中心に向かいながら、
骨盤の方にかぶさるように息を吐いていきます。
そうすることで、
背骨をまっすぐに保ち、
骨盤底筋を引き上げ、
骨盤を立てた状態で呼吸が出来ます。
肋骨は、
肋骨を動かす筋肉でしか動かないので、
肩を丸めたり、お腹で押し込んだり、
外的な力で動かそうとしても、
そう動くものではないのですが、
最初の内は、どうしても、
そういった形で、呼吸をしようとして、
姿勢が崩れたり、妙に疲れたりしてしまいます。
肋骨の動き、というのが、
なんとなーくイメージ出来てくると、
呼吸が無理なく自然に出来るので、
背中や胸回り、腹筋の硬さが取れて、
それだけで全身が楽になる、ということもあります。
一度理解したものは、
ちゃんと身体が覚えていてくれるので、
日常生活の中でも活きてきますので、
普段の生活が疲れが緩和されてきます。
それなりの時間をかけて、
なんだか動きにくい身体だな、、という状態になっていくので、
それを動きやすい身体にしていくのは、
それなりの時間がかかると思いますが、
その過程でも、「おお！身体が変わった！」という瞬間が、
沢山ありますので、地道に自分の身体と向き合っていきましょう。
呼吸、あなどるなかれ。
そして、負荷が強くなくても、
筋肉をマニアックに動かせるんです(笑)
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