【多様できるラップは緊急時の味方】
支援物資として、よく挙げられたのが、
意外にも食品用ラップフィルムです。
炊き出しのご飯を受け取るときに限らず、
紙皿にしいて使えば何度もその皿を使うことができ、
生活用水を使わずに済む。
体にまいて寒さ対策にしたり、ガーゼのように傷口に
巻いて、患部を圧迫することだってできる。
長さは15mほどあるので、包帯に比べて余裕をもって
使えるのも魅力です。
また、津波で水浸しになった東北の被災地では、
外出の際に靴をラップで覆ったという人もいました。
2足も3足も靴を持ち出せた人はほとんどいない。
多くの人が避難時に履いていた靴のみ。
ひとたび泥にまみれてしまえば、それ以後も汚れた靴で
生活することを強いられる。
いくつもの用途に使えるラップは是非、非常持出袋に
入れておきたいですね。
以上、住まいの建材オズタック社長 井上雅雄でした。