言葉一つで変わる 人を伸ばす声のかけ方 1 | 住まいの建材オズタック社長                    井上雅雄のつぶやき

住まいの建材オズタック社長                    井上雅雄のつぶやき

板金材料の1次問屋社長 井上雅雄です。世間の人々は、私がコンピューターに強いクールで真面目な社長だと思っているのですが、本当は、居酒屋好きで涙もろいアナログが得意な庶民派のヒトなのだという事を知ってもらいたくてこのブログを始めました。

■「ピグマリオン効果」で伸びていく若者たち
 

「ピグマリオン効果」について、ご存知でしょうか?
 
心理学用語で、
「期待された人ほど、その通りの結果を出せる」
という説です。
 
人は、「お前には無理だ」と言われると、
いいパフォーマンスができないものです。
逆に、
「君はこんないいところがある。
だからきっと伸びていくよ」
と応援されてきた人ほど、ぐんぐん能力を
伸ばしていくそうです。
 

これは、60年代、米国の教育心理学者ローゼンタールが説いた説です。

ローゼンタールは、ある学校の小学生に知能テストを行い、

そのなかから無作為に数名の生徒を選んで
「この子たちが伸びる」と偽りの情報を教師に伝えました。

それを信じた教師が、その子たちを期待をこめて指導したところ、

本当にぐんぐん成績が伸びていったというのです。

ピグマリオンは、ギリシャ神話の登場人物、キプロスの王の名です。
ピグマリオンは、自分で創作した彫像の女性を愛してしまい
妻にしたいと熱心に願っていました。
すると、その熱心さを見た愛と美の女神アフロディテが
人形を本物の女性に変え、王の夢を実現させてくれたという
寓話があります。

家庭や学校、職場、塾やスポーツクラブなどでも
「君はこんないいところがある。
だからきっと伸びていくよ」と応援されてきた人ほど、

ぐんぐん能力を伸ばしていく例をよく見聞きすると思います。

相手の可能性を信じ、「必ず伸びる」と応援してあげれば
本当にそのとおりになるんですね。

 

大切なのは、相手の可能性を信じることなんだと思います。
 
以上、住まいの建材オズタック社長 井上雅雄でした。