自己効力感(セルフエフィカシー)が高い
自信がある
イコール
自己肯定感が高い、というわけではない
というのが前回までのお話でした
自信たっぷりに振る舞う人は
自己肯定感が高くて
自己受容ができている、ように見える
でも
コンプレックスを隠したい人も
自分を優位に見せるために他人を軽蔑したり
他人を見下す事で、自分の価値を高めようとするから
自信たっぷりに振る舞う
店員さんに横柄な態度を取る人が
典型的に、このタイプだよね
とにかく女性は若いほうがいい！
という方々の中にも
優越感を感じたいから
(裏を返せば劣等感を隠し通したいから)
と考えている方が一定数いますのでご注意をー
さて
業績が良い
一流企業勤務
医者の妻
高収入
根拠(理由)のある自己効力感は
業績低迷、受験に失敗する、失業など
自信の根拠を失ったと同時に簡単に失われてしまう事がわかりました
なので
親戚が大物
肩書、高収入、有名団体に所属等を根拠に
自信を保っている
あるいは、自己効力感を高く見積もっている人が
自動的に
自分を信頼している、という意味での
自信があるわけでも
自己肯定感が高いわけではない
では、
そんな自信たっぷりな様子なのに
実は、自己肯定感が低い人はどういう人なのか？
それは
自己愛の強い人なのです
これも紛らわしいけれど
一般的な意味で言われている
「自分のことが好き」というのとも少し違います
自己愛の強い人は
自分ってスゲー、と信じる根拠は
意外に脆いものでした
ご想像通り
自己愛の強い人の中にも、自己効力感(セルフエフィカシー)が高い人はいます
自己愛の強い人はたいてい自慢話が多いです
・自分の優位性を保つために人を見下す
・自分の価値を高めるために人を軽蔑する
・共感力が低い
という特徴もあります
共感力が低いのは
自分が一番大変で
自分が一番賢くて
自分が一番苦労していて
自分が一番かわいそうで
などなど
良きにつけ悪しきにつけ
自分が一番◯◯でなければならないので
相手が
自分より苦労していたり
自分より秀でていたりしてはマズイ
そのため
マウンティング出来る相手を巧妙に見抜いて
そこでだけ威張り散らします
そんな人は
自己効力感が高くても
根拠が脆(もろ)いので、すぐに自信をなくします
というか
高校は進学校だった
上場企業に勤めていた事がある等
実は自分に自信がないので
家族や親戚自慢に留まらず
過去の栄光まで総動員して
自慢することも多々あります
自己愛の強い人は
ハイスペックと言われる人の中にも沢山いて
一見すると、ステータスもあってスマートな人に見える事があるので
純粋なお嬢さんたち(年齢問わず)は
要注意ですわよー
というわけで
次回はやっと自己肯定感の高い人、です
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