自信満々な人 =  自己肯定感が高いわけではない
というお話の続きです




自己肯定感が高そうに見える
『こじらせ』をパートナーにしちゃったりしたら
面倒臭いからね
気をつけないと



そして
「自分を好きになる」作業中の方も
つまずきやすいポイントなので
チェックしてみてねー


というわけで
前回は見抜き方、でした


ここで出てきた
自己効力感(セルフエフィカシー)は、
「自分は出来る」と思うことです



アメリカ人とボーリングなんかに行くと
彼らすぐに
“ You can do it ! “
と、言いよるじゃないですか

あれです



新しいプロジェクトなどに
積極的に手をあげる
挑戦も失敗も恐れないタイプは
自己効力感が高い、といえます



というと、自己効力感が高い人は
自己肯定感も自動的に高い感じがするのですが、
これが結構な落とし穴で
そうとも言い切れないのです






私は今にして思えば
自己効力感が異常に高い子どもでした



理由は簡単で
子どもなので失敗を恐れなかった
次女で周囲の観察をする癖がついていたので、結果の予測がうまかった
中間子で、業績を上げないと注目してもらえないと思っていたので、ハプニングを怖れるわけにいかず、常に挑戦する癖があった



1番記憶に残っているのは
小学校の水泳のクラスでレベル別のグループ分けをした時


泳げなかったのに
1番上のクラスに居たことです



多分、レベルを見るために
少しずつ泳がされたテストで
後先も出来ないという可能性も考えず
「とにかく泳いで見せた」のだと思います



自己効力感めちゃめちゃ高い



自分を信じている、というより
出来ない可能性を考えなかったのです
業績を上げ続けるために
必然的に負けず嫌いだったので

出来ない、という選択肢がなかった、せいかも



あったのは
ただ
出来ないはずはない、という
根拠のない自信だったと思います






ところが
成長するにつれ
学校でも
根拠のない自信だけで勝負する私と
才能のある人や努力をする人とは
点数や、身体能力や、芸術的センスにおいて
どんどん差がついて行きました




どんなに「出来ないはずはない」と思って臨んでも、出来なかった時は点数で一目瞭然




根拠のない自信が打ち消されると共に
私は徐々に
自己効力感もなくして行きました




そうなのです

業績が良い
一流企業勤務
医者の妻
高収入



根拠(理由)のある自己効力感は
業績低迷、受験に失敗する、失業など


根拠を失ったと同時に簡単に失われるのです



ですから
リブログ先にある



親戚が大物
肩書、高収入、有名団体に所属等を根拠に
自信を保っている
あるいは、自己効力感を高く見積もっている人が


自動的に


自分を信頼している、という意味での
自信があるわけでも
自己肯定感が高いわけでもない



自信は
成長していると自己採点で認められれば上がるものなので


自信をつけるために
成功体験を積み重ねよう!
というアドバイスがよくあるのです




確かに
80cm、90cm、100cmと
ハードルをクリアし続けているうちは
自信も持つ事ができ
自己効力感も高まります


しかし
ひとたび失敗したり
ハードルとは関係のない
例えば受験に失敗した、
というような体験をするだけでも
自信も自己効力感も容易に失われてしまうものなのです



つまり
自己効力感には
根拠があってはいけない



自分を信頼するにも
根拠があってはいけない



そうなると
自己肯定感の高い人なんて
本当に存在するのか?

いるとしたら
自己肯定感が高い人
というのは、どんな人なのか



自分自身が自己肯定感を高める上でも
是非とも知っておきたいところですが
その前に


自信があるように見えて
自己効力感が高くて
なのに
自己肯定感の低い人とは?



次回はそのお話を




 
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