乳がんの手術から退院する日の朝
この記事を読んで
初めて心の底から大声で泣いた
と、言って来て下さったクライアントさんがいらっしゃいました
不治の病ではなくなったとは言え
日本人の2人に1人が発症すると言われているがん
うつを、心の風邪だと言うのなら
がんは、心の明け渡しではないかと思うのです
上の記事では
がっかりし続けているとがんになる
と書いているけれど
心のどこかに
理想の親や
理想の家族
理想の社会
理想の人間関係への期待があって
相手や社会が応えてくれないことに
理想を実現できない自分に
がっかりするたびに
自分の細胞が傷を負っていく
ヒトって
懸命に理想を実現しようとしている時
その一方で
自分自身が置き去りになっているのに気付けない
赤ちゃんの成長は
思惑もなく、ただ大きくなるだけだけれど
大人になってからの意図的な成長は
少なからず今の自分への否定がある
小さな蟹が
大きな蟹に脱皮するように
成長できれば良いけれど
今の自分や現実を良いと思えていないから
違う自分になろう
現実や相手を動かそう、とする努力は
時として
違う自分なんて存在しない実世界に
架空の理想空間を創り上げてしまうようなもので
なぜ亭主は王子様のように振るまわないのだ？
なぜ我が子は思い通りにならないのだ？
そして
なぜ私は願うように大切にされないのだ？
と、焦るけれど
期待通りにいかないのは
現実世界は夢見ている
「自分の理想郷」ではないからだ
ということに本当に気付けなくなってしまうのかもしれない
努力で何かを成し遂げて来た人は
自分の思惑ではどうにもならない事
も、現実にはある事を
認めることができないのかもしれない
こうするべきだ
こうあるべきだ
という期待は
それ以外は許せない
という締め付けとなって
最終的には自分自身を身動き取れなくさせる
ファイトのある人ほど
理想を諦めきれずに
どんどん頑なに、不自由になっていく
ステージⅢだった事を告白した旧友は
「こうするべきだ、とか
心理的に自分に無理をさせると、細胞を傷つけてがんになるんだよ」と同席者たちに説明していました
医師は
生活習慣を改めるよう指導するだろうけれど
それでも私は、心を明け渡さず
「自分を生きて欲しい」と思うのです
誰にでも苦手があるように
誰にでも同じくらい得意な事がある
苦手な事は
得意な事を際立たせるために
苦手に時間を費やさず
得意な事にエネルギーを費やすために出来ない設定になっている
押し付けられた理想や
認められるための自分以外の「誰か」になるのではなく
自分自身を知って
居心地の良い場所を見つけてください
5月3日『自分にぴったりの居場所を見つけるワークショップ』今回は
本質と、対外的に出している自分
強みや弱点、世界との乖離も丸裸になってしまう
声紋分析をなんと！
2パターンとって頂く予定です
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当日現金にてお支払いください
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