みなさまお付き合い頂きありがとうございました
今日で、この連載もいよいよ終わります
前回までのまとめです
天然ものを食べないから病気になる
以上
しかし、そんなものは理想論です。今の日本で100%天然ものだけの生活ができるはずがありません
では、どうすれば
がんになりにくいのか?
タイトルにはわかりやすくキャチーにするために
死因の上位である「がん」と書いていますが
アレルギーでも他の生活習慣病でも同じです
では、早速
1 バランスのよい食事をしていても栄養不足であると自覚する
食べ物に含まれる栄養は年々減っています。連作や、表土の流出などで土からはミネラルや栄養が非常に少なくなっているからです。ホウレン草を食べても、数字上の鉄分がとれていない可能性があります。ですから、例えば野菜不足だと自覚している方は、今以上に意識して野菜の摂取量や、補助食品(健康維持に最適な食べ物)
を増やして、ビタミンやミネラルを積極的に補わなければなりません
2 魚は、努めて旬の、近海ものを食べる
旬のものは、たいてい天然です。しかも安価。これを利用するべきです。唯一、難点は近海の小魚などの場合、多くは調理に手間がかかります。そのためにスーパーでは「本日のオススメ」として山にして売られていながら、売れ残ったりしています。これ、ものすごくもったいないことです
3 入手可能な天然ものを少量でも食卓に乗せる
市販のものは、表示を信じるしかないので判断が難しいのですが、例えば生命の源である「塩」。原料が「海水」のみなら天然もののはずです。勿論、海水を煮詰めれば自分で作ることも出来ます。
野菜は、いつもご紹介している「ムー様」
が協生農法で作った野菜を会員制(といっても会費などはなく、実費のみ)で分けて下さっています。
あるいは、森や山の近い方は、八百屋さんでなく、森や山から調達できるものがあるのでうらやましいですね(ほとんどいないでしょうけれど)
そして最後に
4 庭に自分で野菜を作る
種こそ撒きますが、自分で作れば肥料も殺虫剤も無使用で、野菜を育てることができます。ただしマトモな野菜を作るためには「ムー様」
によると三年かかるそうです。
私も始めてみて、三年では無理かも。と感じています。何しろ土に力がないので虫に食われ、非常に小さいものしか育たず、しかも収穫してもマズい(苦い)。先達の方々に「キク科のものは、虫には強い」等の知識を少しずつ教えて頂きながら、工夫をこらして土にも力をつけてもらうには最低三年ということでしょうか?
ムー様は「みんな三年が我慢できない」とおっしゃっていました。
しかし、三年は長いようで短い。自分のため、家族の命のためなら堪える価値は十分にあるはずです。
もし、試してみようと思われる方がいらしたら、是非NHKテキストではなく「野人エッセイす」
を参考になさって下さい。
できる限り人為の及んでいないもの
物体の本質をなす徳・作用・力