母のその後 | CMLサラリーマンの日常

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平々凡々と生きてきたサラリーマンが、いきなりのがん告知。
只今、笑って過ごす生き様を模索中!

そして子育ても奮闘中!




その後の母の体調は、徐々に進行してるらしく胸水と腹水が溜まり出し薬での調整

でも、大腸憩室炎が快方し、24時間点滴が終わり食事が取れるようになりました。
胸水の息苦しさ、腹部の痛みも薬が効いてるのか、元気になったように思えます。

ふと、このまま元気になって完治するのでは…
そんな錯覚に落ちます。




 先日、主治医と深く密な告知についての話をしました。

主治医は本人に病名、余命を告げる考えが正解と曲げません。
また、「本人から病状、何の薬かと聞かれた場合、病院側としては嘘はつけません。」と、言われ…

そして自分も感情的、そして涙目になりながらも、
「今、私達家族が母にできることは心のケアしかない。
癌を告知された時の心へのダメージ、そして母の性格は自分が一番よく知ってるつもりです。
きっと塞ぎ込み、鬱になり立ち直る前に逝ってしまう気が…
だからこそ残された時間を、今出来ることをさせてあげたい」

そんなやりとりを約1時間近く話した後、主治医から母に、余命、癌、末期と言う言葉だけは出さない事を約束してもらって今の症状、今後の治療について説明をしてもらいました。

主治医は精一杯、母が不安にならないよう笑顔で言葉を選んで説明してるのが良くわかりました。
母の反応は、そんな落ち込んだ様子もなく淡々と聞いていました。
結果、癌だとは思ってないようです。
それで良かったと思います。



そして、早く家に帰りたいという母の気持ちに応え、今日退院させました。
今日から自宅介護です。
父の時もそうしたので、大変なのは分かってます。
でも家族、兄弟と話し合い協力して看ていこうと決めました。





そして、みなさんからのたくさんの励まし、ありがとうございます。
読みながらまた泣いちゃいましたが、とても心の力になってます。

残された時間があとどのくらいか分からないけど、後悔のないよう精一杯、最後の親孝行に努めます。