ミナミ火災『放火の疑い!!』利用客の40代男に逮捕状!!
同店約220平方メートルのうち約40平方メートルと壁などを焼き、1時間半後に消えた。
店にいた男性客15人が死亡、男性客1人が意識不明の重体、男女9人が重軽傷を負った。
府警捜査1課は浪速署に捜査本部を設置した。
避難した人の証言などから、捜査本部は大阪府内の40代の男が利用していた個室が火元との見方を強め、事情を聴いていた。
男は負傷しておらず
『室内でたばこを吸っていた』
『出火時は室内で寝ていた』
と捜査本部に説明していた。
しかしその後の事情聴取で
『自分が火をつけた』
と放火を認める供述をしており、捜査本部は現住建造物等放火容疑で逮捕状を請求、容疑が固まり次第逮捕する方針。
男が利用した個室は店の中央部分にある。
府警や大阪市消防局の発表によると、同店は男性専用で24時間営業。
32の個室があり、出火当時、男性客26人と従業員3人の計29人がいた。
従業員は自力で脱出したが、客の大半は仮眠中だったとみられ、煙に巻かれたことによる一酸化炭素中毒死の可能性が高い。
死者の多くは内側から施錠された個室内で倒れており、救助隊は扉を壊して遺体を運び出した。
捜査本部が身元の特定を急いでいる。
重軽傷者9人は32~77歳で、うち3人は上階や隣の建物の住人だった。
火元とみられる個室は、入り口からやや奥まった場所にあり、室内の燃え方は他の部屋より激しかったという。
同店は4年前に入居。
店内の通路は幅1・2~1・6メートルで、その両側に2平方メートルの広さの個室が並んでいる。
テレビやソファがあり、DVDやビデオなどを観賞できる。
午後11時から翌午前10時まで1500円で利用できることから、終電に乗り遅れた会社員や、いわゆる『ネットカフェ難民』がホテル代わりに利用することも多い、という。
この火事を受け、総務省消防庁は、消防法上の問題点などを調査するため職員7人を派遣した。
大阪市消防局によると、昨年5月、浪速消防署が同ビルを立ち入り検査。
同店には消火器や誘導灯、個室ごとに火災感知器が設置されており
『消防法上の重大な欠陥はなかった』
という。
試写室キャッツは、京阪神に6店あり、『有限会社スクラム』(大阪市北区)が経営。
数年前から個室ビデオ店を展開するようになったという。
店にいた男性客15人が死亡、男性客1人が意識不明の重体、男女9人が重軽傷を負った。
府警捜査1課は浪速署に捜査本部を設置した。
避難した人の証言などから、捜査本部は大阪府内の40代の男が利用していた個室が火元との見方を強め、事情を聴いていた。
男は負傷しておらず
『室内でたばこを吸っていた』
『出火時は室内で寝ていた』
と捜査本部に説明していた。
しかしその後の事情聴取で
『自分が火をつけた』
と放火を認める供述をしており、捜査本部は現住建造物等放火容疑で逮捕状を請求、容疑が固まり次第逮捕する方針。
男が利用した個室は店の中央部分にある。
府警や大阪市消防局の発表によると、同店は男性専用で24時間営業。
32の個室があり、出火当時、男性客26人と従業員3人の計29人がいた。
従業員は自力で脱出したが、客の大半は仮眠中だったとみられ、煙に巻かれたことによる一酸化炭素中毒死の可能性が高い。
死者の多くは内側から施錠された個室内で倒れており、救助隊は扉を壊して遺体を運び出した。
捜査本部が身元の特定を急いでいる。
重軽傷者9人は32~77歳で、うち3人は上階や隣の建物の住人だった。
火元とみられる個室は、入り口からやや奥まった場所にあり、室内の燃え方は他の部屋より激しかったという。
同店は4年前に入居。
店内の通路は幅1・2~1・6メートルで、その両側に2平方メートルの広さの個室が並んでいる。
テレビやソファがあり、DVDやビデオなどを観賞できる。
午後11時から翌午前10時まで1500円で利用できることから、終電に乗り遅れた会社員や、いわゆる『ネットカフェ難民』がホテル代わりに利用することも多い、という。
この火事を受け、総務省消防庁は、消防法上の問題点などを調査するため職員7人を派遣した。
大阪市消防局によると、昨年5月、浪速消防署が同ビルを立ち入り検査。
同店には消火器や誘導灯、個室ごとに火災感知器が設置されており
『消防法上の重大な欠陥はなかった』
という。
試写室キャッツは、京阪神に6店あり、『有限会社スクラム』(大阪市北区)が経営。
数年前から個室ビデオ店を展開するようになったという。
個室ビデオ店火災『何やこれは!』煙避け脱出!! 従業員誘導無し!!
1日未明、大阪・ミナミの繁華街にある個室ビデオ店で起こった火災は、死者15人、負傷者10人を数える大惨事となった。
「何やこれは」
狭い通路が入り組む店内には煙が充満し、逃げ出す客らの大声が響いた。
すすで真っ黒になった犠牲者たちは、店内の奥に集中していた。
都会に林立する個室型店舗。
その死角がまた、浮き彫りになった。
兵庫県伊丹市の会社員男性(37)は、「キャッツなんば店」の入り口から8番目の試写室でテレビを見ていた。
2~3平方メートルの小さい個室にソファやDVDデッキなどがある。
32室のうち、この日は26室が客で埋まっていた。
午前3時前、男性は木が焦げるようなにおいに気づいた。
慌てて扉を開けると、通路は真っ暗で、白煙が男性の背丈まで立ちこめていた。
「うわぁ、何やこれは」
男性の怒鳴り声が聞こえた。
大きく息を吸い込んで個室を飛び出し、出口までの十数秒、右手で鼻と口を押さえて一気に走った。
背後で2、3人が逃げ出そうとしている気配がした。
『店員の誘導はなかった』
外に出ると、火災報知機がけたたましく鳴り出した。
辺りは黒煙で呼吸もしづらい。
客と店員が怒鳴り合っていた。
「荷物がまだ中にある」
「人の命かかってるのに、何言うとんのや!」
その間、何人もが消防隊のストレッチャーに乗せられ、救急車で搬送されていった。
会社員の男性は
「少しでも遅れたら、煙を吸って死んでいたかも」
と青ざめた。
入り口から4番目の部屋にいた男性は出火当時、ビデオを見ていたところ、天井から煙が下りてくるのに気づいた。
直後、室内は電気が切れ真っ暗になった。
煙が充満する通路を、はいながら外に出た。
「自分が最後の生存者ではないか?」
と話した。
大阪市消防局には午前2時59分、店側から119番通報が入った。
「火事です。建物の中です。中に人がいます」
消防車40台が出動。
現場に到着した隊員が救助に向かおうとしたが、熱気がすさまじく、最初はビルに入れなかった。
ビルの中は濃い煙で50センチ先も見えない状態だった。
同消防局によると、犠牲者のほとんどは一酸化炭素中毒とみられるという。
キャッツの別の店舗で以前に働いていた男性によると、なんば店の通路は2人が余裕をもってすれ違えないほど狭い。
ジュースなどの段ボール箱が大人の肩の高さまで積み上げられ、さらに狭くなっている場所もあるという。
店の常連客の堺市の露天商の男性(47)はこの日、たまたま近くの別のビデオ店に行っていた。
「あの店の個室のカギは内側からもかけられ、中で寝入ってしまうと火事でも気づかないだろう」
約1週間前にこの店を利用した大阪府八尾市の飲食店店員(22)は
「非常口は見たことがない。自分が火事に遭ったとしても逃げ切れなかったのでは」
と話した。
深夜から朝まで低料金で宿泊できる個室ビデオ店は終電を逃したサラリーマンや、若者たちが繁華街の「宿代わり」に使用することも多く、連日のにぎわいをみせている。
1日未明の火災で亡くなった人の多くも就寝中だった可能性が出ている。
大阪市消防局によると、同市内の個室ビデオ店は約50店。
火災があった「キャッツ」とは別の店舗の従業員によると、個室ビデオ店はここ数年でキタやミナミの繁華街で急増。
スーツ姿のサラリーマンが日中や夕方に利用するほか、深夜になると酒に酔ったサラリーマンや若者たちが数多く来店するという。
別のビデオ店の従業員も
「不況になるにつれて、寝泊まりが目的の人が増えてきたと思う。宿泊中心の常連客も多い。深夜になると満室になって、入室を断ることもある」
と話す。
大阪府警によると、火災で死亡した15人の身元確認作業は難航している。
運転免許証が確認されたのは半数以下で、定まった住居を持たずにネットカフェや個室ビデオ店などを転々としていた人も多いとみている。
遺体の多くが個室内で見つかっていることから、寝込んでいるうちに火災に見舞われた可能性もあるという。
キャッツのホームページによると「キャッツなんば店」の利用料金は1時間で500円。
午後11時から翌午前10時まで利用できるナイトコースは1500円となっていた。
ホームページは
『長い時間のナイトコースで朝まで』
とPR。
『完全個室だからネットカフェよりゆっくり寝れちゃいます』
と、快適に泊まれることを売り物にしていた。
同店にはシャワー室も備えられており、毛布やタオルの貸し出しもあった。
カップラーメンなどの軽食も販売されていたという。
宿泊者に便利なこうしたサービスの充実を図っていたのはキャッツだけではなく、業界で一般的な傾向となっている。
大阪市によると、こうした業態ではあったが、はっきり宿泊施設であることを打ち出してはおらず、貸し出している毛布も『ひざかけ』とみなされて寝具などの貸し出しには当たらないため、旅館業法の届け出義務の対象にはならないという。
大阪府警によると、商品の7~8割を成人向けビデオやDVDが占める個室ビデオ店は風俗営業法に基づく届け出が必要となる。
だが、府内で届け出ているのは大阪市内の3店だけ。
届け出ると営業時間は深夜0時までになり、ホテル代わりに利用する客を引き込むことが難しくなるため、店側が届け出を敬遠している可能性もある。
「何やこれは」
狭い通路が入り組む店内には煙が充満し、逃げ出す客らの大声が響いた。
すすで真っ黒になった犠牲者たちは、店内の奥に集中していた。
都会に林立する個室型店舗。
その死角がまた、浮き彫りになった。
兵庫県伊丹市の会社員男性(37)は、「キャッツなんば店」の入り口から8番目の試写室でテレビを見ていた。
2~3平方メートルの小さい個室にソファやDVDデッキなどがある。
32室のうち、この日は26室が客で埋まっていた。
午前3時前、男性は木が焦げるようなにおいに気づいた。
慌てて扉を開けると、通路は真っ暗で、白煙が男性の背丈まで立ちこめていた。
「うわぁ、何やこれは」
男性の怒鳴り声が聞こえた。
大きく息を吸い込んで個室を飛び出し、出口までの十数秒、右手で鼻と口を押さえて一気に走った。
背後で2、3人が逃げ出そうとしている気配がした。
『店員の誘導はなかった』
外に出ると、火災報知機がけたたましく鳴り出した。
辺りは黒煙で呼吸もしづらい。
客と店員が怒鳴り合っていた。
「荷物がまだ中にある」
「人の命かかってるのに、何言うとんのや!」
その間、何人もが消防隊のストレッチャーに乗せられ、救急車で搬送されていった。
会社員の男性は
「少しでも遅れたら、煙を吸って死んでいたかも」
と青ざめた。
入り口から4番目の部屋にいた男性は出火当時、ビデオを見ていたところ、天井から煙が下りてくるのに気づいた。
直後、室内は電気が切れ真っ暗になった。
煙が充満する通路を、はいながら外に出た。
「自分が最後の生存者ではないか?」
と話した。
大阪市消防局には午前2時59分、店側から119番通報が入った。
「火事です。建物の中です。中に人がいます」
消防車40台が出動。
現場に到着した隊員が救助に向かおうとしたが、熱気がすさまじく、最初はビルに入れなかった。
ビルの中は濃い煙で50センチ先も見えない状態だった。
同消防局によると、犠牲者のほとんどは一酸化炭素中毒とみられるという。
キャッツの別の店舗で以前に働いていた男性によると、なんば店の通路は2人が余裕をもってすれ違えないほど狭い。
ジュースなどの段ボール箱が大人の肩の高さまで積み上げられ、さらに狭くなっている場所もあるという。
店の常連客の堺市の露天商の男性(47)はこの日、たまたま近くの別のビデオ店に行っていた。
「あの店の個室のカギは内側からもかけられ、中で寝入ってしまうと火事でも気づかないだろう」
約1週間前にこの店を利用した大阪府八尾市の飲食店店員(22)は
「非常口は見たことがない。自分が火事に遭ったとしても逃げ切れなかったのでは」
と話した。
深夜から朝まで低料金で宿泊できる個室ビデオ店は終電を逃したサラリーマンや、若者たちが繁華街の「宿代わり」に使用することも多く、連日のにぎわいをみせている。
1日未明の火災で亡くなった人の多くも就寝中だった可能性が出ている。
大阪市消防局によると、同市内の個室ビデオ店は約50店。
火災があった「キャッツ」とは別の店舗の従業員によると、個室ビデオ店はここ数年でキタやミナミの繁華街で急増。
スーツ姿のサラリーマンが日中や夕方に利用するほか、深夜になると酒に酔ったサラリーマンや若者たちが数多く来店するという。
別のビデオ店の従業員も
「不況になるにつれて、寝泊まりが目的の人が増えてきたと思う。宿泊中心の常連客も多い。深夜になると満室になって、入室を断ることもある」
と話す。
大阪府警によると、火災で死亡した15人の身元確認作業は難航している。
運転免許証が確認されたのは半数以下で、定まった住居を持たずにネットカフェや個室ビデオ店などを転々としていた人も多いとみている。
遺体の多くが個室内で見つかっていることから、寝込んでいるうちに火災に見舞われた可能性もあるという。
キャッツのホームページによると「キャッツなんば店」の利用料金は1時間で500円。
午後11時から翌午前10時まで利用できるナイトコースは1500円となっていた。
ホームページは
『長い時間のナイトコースで朝まで』
とPR。
『完全個室だからネットカフェよりゆっくり寝れちゃいます』
と、快適に泊まれることを売り物にしていた。
同店にはシャワー室も備えられており、毛布やタオルの貸し出しもあった。
カップラーメンなどの軽食も販売されていたという。
宿泊者に便利なこうしたサービスの充実を図っていたのはキャッツだけではなく、業界で一般的な傾向となっている。
大阪市によると、こうした業態ではあったが、はっきり宿泊施設であることを打ち出してはおらず、貸し出している毛布も『ひざかけ』とみなされて寝具などの貸し出しには当たらないため、旅館業法の届け出義務の対象にはならないという。
大阪府警によると、商品の7~8割を成人向けビデオやDVDが占める個室ビデオ店は風俗営業法に基づく届け出が必要となる。
だが、府内で届け出ているのは大阪市内の3店だけ。
届け出ると営業時間は深夜0時までになり、ホテル代わりに利用する客を引き込むことが難しくなるため、店側が届け出を敬遠している可能性もある。
