ビデオ店放火、突発的犯行か 小川容疑者、当日が初来店
15人が死亡、10人が負傷した大阪・難波の個室ビデオ店放火事件で、殺人と現住建造物等放火などの容疑で逮捕された
大阪府東大阪市
無職
小川和弘容疑者(46)
が、初めて訪れた店で犯行に及んだ可能性の高いことが、大阪府警の調べでわかった。
小川容疑者は事件直前までDVDを観賞し、その後身の回りにあった品に火をつけたとされる。
府警は小川容疑者が突発的に放火した疑いがあるとの見方を強めている。
捜査1課の浪速署捜査本部は2日、司法解剖の結果、火災で亡くなった15人全員の死因が一酸化炭素(CO)中毒だったことを明らかにした。
小川容疑者は同日午後、同署から大阪地検に移送された。
地検は刑事責任能力の有無などを調べるとみられる。
捜査本部によると、小川容疑者は1日午前1時半ごろ、知人とともに大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」を訪れた。
この知人は同店の常連客だったが、府警に対し、小川容疑者を連れて行ったのは初めてだったと説明しているという。
小川容疑者は捜査本部の調べに対し
『火をつける前までDVDを見ていた』
と供述しているという。
同日午前2時55分ごろ、「たばこ」を吸うために普段から所持していたライターで、室内にあった店のティッシュペーパーや、持ってきたバッグの中の新聞紙や衣類に火をつけたとされる。
一緒に来た知人は負傷し、病院に運ばれた。
捜査本部や関係者によると、小川容疑者は数年前まで、家電関連会社で勤務していたが、『リストラ』時に退職し、職を転々とした。
またギャンブルなどで消費者金融に多額の借金を抱え、最近になって生活保護を受給するなど経済的にも困窮。
健康状態にも不安を抱えていたという。
動機について
『生きていくのが嫌になった』
と供述しており、捜査本部は、こうした背景が事件に関係があるとみている。
捜査本部と大阪市消防局は2日午前、現場となった雑居ビルの現場検証を始めた。
大阪府東大阪市
無職
小川和弘容疑者(46)
が、初めて訪れた店で犯行に及んだ可能性の高いことが、大阪府警の調べでわかった。
小川容疑者は事件直前までDVDを観賞し、その後身の回りにあった品に火をつけたとされる。
府警は小川容疑者が突発的に放火した疑いがあるとの見方を強めている。
捜査1課の浪速署捜査本部は2日、司法解剖の結果、火災で亡くなった15人全員の死因が一酸化炭素(CO)中毒だったことを明らかにした。
小川容疑者は同日午後、同署から大阪地検に移送された。
地検は刑事責任能力の有無などを調べるとみられる。
捜査本部によると、小川容疑者は1日午前1時半ごろ、知人とともに大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」を訪れた。
この知人は同店の常連客だったが、府警に対し、小川容疑者を連れて行ったのは初めてだったと説明しているという。
小川容疑者は捜査本部の調べに対し
『火をつける前までDVDを見ていた』
と供述しているという。
同日午前2時55分ごろ、「たばこ」を吸うために普段から所持していたライターで、室内にあった店のティッシュペーパーや、持ってきたバッグの中の新聞紙や衣類に火をつけたとされる。
一緒に来た知人は負傷し、病院に運ばれた。
捜査本部や関係者によると、小川容疑者は数年前まで、家電関連会社で勤務していたが、『リストラ』時に退職し、職を転々とした。
またギャンブルなどで消費者金融に多額の借金を抱え、最近になって生活保護を受給するなど経済的にも困窮。
健康状態にも不安を抱えていたという。
動機について
『生きていくのが嫌になった』
と供述しており、捜査本部は、こうした背景が事件に関係があるとみている。
捜査本部と大阪市消防局は2日午前、現場となった雑居ビルの現場検証を始めた。
個室ビデオ店火災 耐火性不足の建材使用か?
大阪市浪速(なにわ)区の雑居ビル1階の個室ビデオ店『試写室キャッツなんば店』で1日未明、個室が放火され、男性客15人が死亡するなどした事件で、大阪市は、建築基準法施行令で定められた耐火性能の高い建材を使っていなかった可能性もあるとみて、同法に基づき、同店への立ち入り検査を行う方針を決めた。
同施行令では、個室ごとに排煙装置を設置していない同店のような構造の場合、避難経路に面した壁面や個室の間仕切りなどに、『耐火性能の高い建材を使うことが義務付け』られている。
しかし、同店ではわずかな時間で『一酸化炭素』(CO)が充満したことなどから、市では建材の仕様などを詳しく検証する必要があると判断した。
同店については、店内に換気用の窓がなかった上、奥の個室から出入り口までの避難経路が入り組んでいたことが被害を拡大させた一因と指摘されている。
同施行令では、個室ごとに排煙装置を設置していない同店のような構造の場合、避難経路に面した壁面や個室の間仕切りなどに、『耐火性能の高い建材を使うことが義務付け』られている。
しかし、同店ではわずかな時間で『一酸化炭素』(CO)が充満したことなどから、市では建材の仕様などを詳しく検証する必要があると判断した。
同店については、店内に換気用の窓がなかった上、奥の個室から出入り口までの避難経路が入り組んでいたことが被害を拡大させた一因と指摘されている。