どうも就労移行で支援員をしている網川ニールです。
前にも少し書きましたが、このブログは就労移行の支援員に転職したい!という思からご覧になられる方が多くいらっしゃるようです。
今回はそんな人たちに向けて
就労移行の支援員に転職したけど結局、辞めてしまった人たちの退職理由について書いていこうと思います!
退職理由を見て、
自分もこうなりそう……
と思う方は転職をストップした方が良いかもですよ!
それでは消えた同僚たちの退職理由をご覧ください。
辞めた理由①給料が低い
まあね、これはもうどうやったって書かなきゃならんのですよ。
ここで私が書かなくても、いろんなところに書いてあって今更言うことではないですが、就労移行の支援員の給与は低いのです。
先ほど検索したところ、私の住んでいる地域の就労移行は
額面で月17万円で支援員を募集していました(ボーナスはないんですって)
額面17万は手取りにすると
14万ないくらいです・・・・・・
独り暮らしすらままならない金額じゃないですか?
もちろん大手で高い給与が出るところもありますよ。
例えば、リタリコさんの支援員の給与は~
検索したところ一番下の役職で
月給25.3万円
だそうです。
しかもすごいぞボーナスありだ!
これなら一人暮らしはできそうですね。
ただこれくらいの価格帯の給与を出してくれる就労移行はそう多くはありません。
私の勤めている就労移行も一番下の役職のスタッフは鬼のように給料が少なかったです。
※私は福祉は未経験でしたが、ビジネスキャリアを考慮されて何とか人並みの給与をもらえました。しかしそれがなかったら転職に踏み切れなかったかもしれません。
ですから実家から独立する、結婚をするなどの様々な「金銭的事情の変化」を機に、就労移行の支援員を辞める人は少なくありません。
男性女性に関わらず、家族を自分一人で養いたいんだ!
っていう人は就労移行の支援員は厳しいかもしれません。
まあ、サビ管とかの資格を取ればそれなりの給与がもらえますけどね。
あ、あと一つ!
募集要項にボーナスって書いてあっても必ずボーナスが出るわけではない!
ということだけはお伝えしておきます。
と言うのも、会社によっては「半期の利用者が○○人を超えた事業所のみボーナスを支給する」という規定をつけている所があるからです。
まあ実績が良ければ出るということですね。
ですから募集要項には書いてあっても、所属事業所次第では出ないなんてことも普通にあります。
辞めた理由②出世の先がない
先ほどサビ管などになれば給与が上がると書きました。
しかしですねサビ管は基本的に人事業所に一人なんですよ。
ですから事業所に空きが出なければ、そこの手当はもらえないわけです。
しかもですね、これは会社にもよりますが、就労移行のスタッフの役職ってそんなに細かく分けられていないことも多いんです。
普通の会社なら
一般社員
↓
主任
↓
係長
↓
課長
↓
部長
↓
etc
という出世を目標にできます。
出世すれば給与も上がる!
生活も楽になります。
でも移行支援の場合下手をすると下のような感じになります。
一般支援員
↓
サビ管or管理者
簡素‼
ひたすらに
簡素‼
これマジで普通にありますからね。
そうすると将来的な展望も抱けないじゃないですか。
ですから「ここに居ても……」ってなっていくんですよ。
もちろん、そうじゃない就労移行もありますよ。
全国展開している大手就労移行だと、普通の会社と同じように、
一般支援員
↓
主任支援員
↓
管理者orサビ管
↓
エリアマネージャー
なんて出世コースがあります。
ここまで読んだあなたはもしかしたら、
「そうか①と②のことを踏まえると大手の就労移行に勤めればいいんだ!」
なんて思ったかもしれません。
半分正解です。
では次の退職理由を見てみましょう。
辞めた理由③思った支援ができない
これも退職者が良く言うやつですね。
就労移行に転職しようとする人の多くは、
福祉
に対して自分なりの思いを持っていたりします。
それは決して悪いことではありません。
というより、なんの思いも持っていない人に福祉の仕事が勤まるかって話です。
他方で就労移行はビジネスでもあります。
ですから一日にできるだけ多くの利用者をを通所させなくてはなりません。
出なければ事業所が潰れてしまいます。
だって就労移行って人が来る以外に、お金を稼ぐ手段がないから。
大事なのはそのバランスが会社によって違うということです。
福祉的な思いを優先する会社もあれば、ビジネスを優先する会社もある。
そして全国展開をしている事業所の多くは
ビジネスを優先する傾向が強いです。
まあ、そうでなければ事業として成り立たないですからね。
ですから先に書いた①②の離職理由には陥りたくない!と思って大手を選んでも、この点で躓く場合があります。
で、案外この離職理由は給与で生活が苦しいって理由よりも多い気がします。
・なんで無理やり利用者さんを通所させないといけないの?
・週3日以上の通所が必須なんて間違ってる!
・本人がA型に行きたいって言ってるのに説得して一般就労させる意味って?
なんて悩みを抱えてこの業界を辞める人たくさん見てきましたから……
④最初に勤めた会社と変わっている
これは就労移行にかかわらずですかね。
福祉って結構、業務の変化が多い職場なんですよ。
就労移行であれば厚労省の通達が出ると、ついこないだまでOKだったことが駄目になったり、新しく必要な書類が増えたり……
なんてことはザラです。
しかも厚労省の通達も自治体や担当者によって解釈、考え方が変わるので、日々変化の連続です。
・学生利用の可否
・リワーク的な使い方の可否
・在宅利用の可否、その他もろもろ……
この前まで駄目って言ってたじゃん!
てことも急にOKになったりします。
そういったことがベースにあるからか、就労移行を運営している企業自体も
朝令暮改な社風
を持っているところが多くあります。
例えば私の友人の支援員が勤めている就労移行では、社内ルールやシステムのインターフェースが毎週何かしら変わるそうです。
「昨日までシステムにあったボタンが、今日にはない!!」
なんてことがザラだと言っていました。
特に大手はベンチャー気質が強く、そんなことが多くあります。
ですから、決まったルールでどっしりと仕事をしたいという人は、この変化についていけずに辞めていくことになります。
「俺が良いと思って入社した会社はこんな会社じゃない!」
なんてことを言いながら・・・・・
まとめ
さて以上が就労移行の支援員が辞めていく理由でした。
まあ、これ以外にもいろんな理由はありますが、それはまた今度書きます。
これを読んで、「あ、自分無理かも」って思った人……
支援員は止めときましょう。
福祉以外にも仕事はたくさんあります。
これを見てもなお、転職したいあなた!
一緒に頑張りましょう!!
正直、福祉のこの状況は決して良いものではありません。
給与なんか、やりがい搾取みたいな部分もあります。
ですから現状を変えていく必要があります。
しかし、この状況は直ぐには変わらないでしょう。
私自身もちっぽけな支援員なので、何が変えられるわけではありません。
まあ、こうして書いているブログなどを通して、福祉って実際こんな感じよ、
ということを知っていただければ幸いです。
あ、あとこれを見て今移行支援に通っている人が
「支援員って結構大変なんだ、俺達も頑張ろ!」
となってくれることも期待しています(笑)
冗談です(笑)