どうも就労移行で支援員をしている綱川ニールです。
皆さんは好きなモノってありますか?
私は結構好きのモノや人、多いんですよ。
そこで今回は自分の好きなモノや、人について書いていこうかなって思います。
なんとなく福祉の支援員としての目線も添えて笑
ではいってみましょう!
好きなモノ①太田光さんのエッセイ
太田光さんのエッセイが好きです。
太田さんのエッセイに出会ったのは私が中学生の頃でした。
その日から私は少ないお小遣いを、使い太田さんの本を買い漁りました。
当時の私のお小遣いは月2000円位だったから一冊、数千円の本はきつかったのを覚えています。
※お小遣いの金額でお気づきかもしれませんが、綱川家は貧しい家でした笑
でもね、もう我慢できなかった!
買わずにはいられなかった!
太田光さんのエッセイの中で一押は、『パラレルな世紀への跳躍』に収められている『アマガエル』という作品です。
まあ、この作品はエッセイというより短編小説ですね。
世界と馴染めない思っている少年が、緑の草原で真っ青なアマガエルに出会うというシンプルなお話。
いやいや、それの何が面白いのよって話なのですが、
読んでみてください!
特に少年と同じように世界と馴染めないと思っている、人はこの作品を読むと
今、世の中から異物扱いされ、爪弾きにされている自分にも居場所があるかもしれない
という希望が湧いてきます。
テレビではあんな感じの太田さんですが、彼のエッセイからは
変わり者や世間が求める普通でいられない人だって呼吸をしても良いんだよ
というメッセージが溢れ出しています。
本当に救われます。
私が福祉の世界に足を突っ込んだ遠因の一つは、太田さんのこんなメッセージに、中学時代から触れていたからかもしれません。
好きなモノ②BUMP OF CHICKEN
太田光さんが「変わり者でいいんだよ」ってメッセージを出してくれている人なら、BUMP OF CHICKENは
「弱くても良いんだ」
というメッセージを出してくれているアーティストです。
例えば『プレゼント』という曲にはこんな歌詞があります。
“ きっと今もまだ震えながら
笑おうとして泣い
音の無い声で助けを呼ぶ
それは正しい姿”
-BUMP OF CHICKEN プレゼンより-
もうね、このメッセージ本当にありがたいんですよ。
人を勇気づける曲の中には
君なら大丈夫
とか
がんばれ!!
とかいう言葉が多用されているものもあります。
正直そういう曲が心を支えてくれることもある!!
実際私もブルハやサンボマスター好きだし!
でも、そういうメッセージを素直に受け取れない気持ちのときもあるんですよ……
なんというか、メッセージのカロリーが高すぎて上手く摂取できないイメージです。
伝わるかなこの感覚?
それに対してバンプの曲は、聴き手をひとまず認めてくれている感じが好きです。
そして、ひとまず認めた上で
「でも君には、しなくちゃいけないこともあるじゃん、それは実はわかってるんだよね?」
って現実的な問題も考えさせてくれる厳しさもあります。
でも一度受け止めてくれている分、厳しいメッセージも受け取りやすいです。
で、この感じって福祉の支援と一緒だと思うんです。
我々、支援員も利用者さんのメッセージをひとまず受け止め、認めて現実的な問題を考えて貰うわけですから。
福祉の現場で支援員をしている人は是非一度、BUMP OF CHICKEN的なメッセージの伝え方をしてみて下さい。
ちなみにバンプのお勧め曲は
・プレゼント
・ダイヤモンド
・銀河鉄道 です。
いや嘘、本当はお勧め曲は全部です。
好きなモノ③カントの判断力批判
これはちょっと見栄をはった感じですね笑
でも本当に好きなんです。
ただ『判断力批判』実際小難しい本なので
お勧めはしません。
・アポステオリーな判断が云々
・アプリオリな判断が云々
・数量的崇高が云々
とか色々書いてありますが、そもそも聞き慣れない単語も多くて、興味がない人が読んでいても理解する、理解しないの以前の問題が出てくる本だったりします。
初めて大学でこの本を読んだときは、傍にカント辞典を置きながら読んだものです。
カントの哲学は正直、日常には全く活きませんし……
※あくまで個人の感想です笑
しかしこの難解な哲学を読み解く姿勢は、利用者さんの話をヒアリングする時に活きているんじゃないかと思います。
就労移行に来る人は、自分の気持ちや思いを話すの苦手な人も多くいます。
それは
気持ちを上手く言語化できない
というケースだけではなく、
話の組み立てが苦手
だったり
単語のチョイスが誤っている
なんてケースがあるわけです。
支援員の中には、そういった利用者さんの訴えを
理解できない
症状出てるな
と切ってしまう人もいます。
実際そういった人たちの気持ち、訴えを正しく理解するのは難しいんですよ。
でも諦めちゃダメです。
誤った単語を使っているなら、前後の文脈で推察する。
気持ちが上手く言語化できていないならこちらから、〇〇って感じかな?って聞いてみる。
話の組み立てが無茶苦茶ならこちらで整理する。
まあ、こんなことは支援員の基本スキルです。
基本ですが、これをめんどくさいと思う支援員も多い!
私は『判断力批判』を読み解くことでこの基本スキルを面倒がらずにコツコツと行える忍耐がついた気がします。
そういう意味だとお勧めかもですね笑
ただ同じ哲学書なら絶対フーコーの方が面白いです。
好きなモノ④ラーメンズ
ラーメンズが好きです。
もうね、ずっと好きなんです。
彼らの笑いを表す言葉に
「日常の中の非日常を書くのではなく、非日常の中の日常を書く」
というものがあります。
簡単に言うと
日常で変わった人に出くわす
なんてコントをするのではなく
変わった人の当たり前の日常
をコントにするということです。
もうね、これ言っても伝わりづらいと思うんで、是非公式YouTubeを見てください!!
上の言葉の意味わかるから!
『斜めの日』
とかお勧めです。
まさに非日常の中の日常を描いています。
そんなラーメンズの作品のもう一つの特徴は、コントなのに泣ける!
ということです。
ラーメンズのコントの脚本を書いているのは小林賢太郎さんですが、彼はコントを単なる笑いの一ジャンルではなく、
数ある表現手法の一つ
として捉えています。
ですから「面白い」ということ以外もコントで表現しようとするわけです。
そして特に小林さんのコントで上手く表現されているのは
弱者の悲哀
変わり者の孤独
です。
これもね、公式YouTubeとかで一回観ていただくと一番わかりやすいです。
「銀河鉄道の様な夜」
とか泣けます。
笑えるし泣けます。
あと「おーーーーーー!!」
って言っちゃいます。
この世界には多種多様な人がいて、皆それぞれに孤独や悲しみがある。
満たされているように見える人でも実際は、傷ついていたり孤独だったりする。
そんなメッセージがラーメンズのコントには溢れています。
そう考えると、やっぱり彼らのコントも私が福祉の世界に進む遠因になっていますね。
まとめ
以上、綱川ニールの好きなモノや人に関してでした!
こうやって改めて見ると、私は弱者に対する目線というか、許しを持っている人が好きなのかもしれませんね。
そんな私が今福祉の仕事をしている……
なんとなくですが、収まるべきところに収まって感じがします。
さてさて、私には他にも好きなものがたくさんあります。
また機会があったら書いてみたいと思います。
それでは、さようなら!






