そもそも就労移行とはどんなサービスかと言うと
「一般就労等を希望し、知識・能力の向上、実習、職場探し等を通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる65歳未満の者を対象とする」
というサービスです。
大事なのは
適性に合った職場への就労等が見込まれる
という部分です。
つまりは、問い合わせ段階で
「おおよそ就労不可能」
という人は就労移行に通うことは適当ではないということです。
例えば、医師から
「まだ就労はできない」
と言われている人は就労移行に通っても当然、就労できません。
受給者証もおりないでしょう。
※まあ、おりちゃうケースもありますけどね。
また以下のような人も就労移行の対象外の人だと思います。
・体調が常に不安定でそもそも通所ができない。
・服薬管理ができておらず勝手な判断で薬を服まない。結果、体調を崩すを繰り返す。
上記のような人は福祉よりも医療の領域が対象だと思います。
また……
親や保護課の就労支援員から言われて渋々、就労移行に通おうと思っている。
なんて人も就労移行には向かないかもしれません。
というより人から言われて無理矢理、就労移行に来る人は続かないんですよね……
やっぱり、働きたい動機はなんだっていいので、他人ではなく自分の内から出てくるものじゃないとダメなんですよね……。
職業スキルのみを
獲得する場所ではない
就労移行の役割の一つは
働くためのスキルを身につけること
です。
でもですね、それは就労移行の役割のほんの一部でしかありません。
就労移行の仕事で最も大切なことは
アセスメント取ること
です。
なぜ今まで一般就労が上手くいかなかったのか、どうして仕事をすぐ辞めてしまったのか。
その原因をアセスメントを通して見つけてあげる。そして改善点を提案する。
そこを見誤って、
PCスキルだけを教えたり、通り一辺倒のコミュニケーションスキルの講座などをやったりしても
意味がありません。
私はから言わせれば、PCスキルなんてどうだっていいし、最悪働く上ではなくても良いとすら思っています。
※あくまで極論です、実際はちょっとはいります。
でもまあ支援員も、利用者さんも、そこを勘違いして就労移行をパソコン教室くらいに思っていることも珍しくないんですけどね。
まとめ
就労移行は支援員も利用者も正しい「役割」を認識しづらいサービスです。
これから利用したいと検討している人や、支援員になってみたいと思っている人は今回のポイントを踏まえて考えていただけると幸いです。
ではでは失礼いたします。




