どうも就労移行で支援員をしている綱川ニールです。

 

さて皆さんはこんな疑問を持ったことはありませんか?

 

就労移行は基本的に提供するサービスは法律で決められている。

 

ならば!!

 

どこの就労移行に行っても同じなのでは!!

 

と……

 

結論から言います。

 

意外に違います!

 

大枠が一緒でも結構中身が違ってくるんですよ実は!

 

そこで今回は就労移行によって異なる部分、共通する部分について書いていこうかなと思います!

 

  まずは共通ポイント

 

就労移行の共通ポイントとしては以下が挙げられます。

 

・申請までの流れ

・利用期間(最大2年)

・利用料

・利用できる人

・就労までの大まかな流れ

※訓練→実習・就職活動→就職→定着支援

・講座(コミュニケーション・ビジネスマナー)

 

ここら辺は正直あまり大差はありません。

 

まあ同じ法律の枠組みで運営していますから、ここら辺に変化があると困っちゃうってわけです。

 

いやいや、講座とかは特色出るでしょ!

って思う人もいるかもですが、どこもやってるのは大抵、ビジネスマナーとコミュニケーション、ストレスマネジメント系の講座です。

 

内容の差はありますが、やる方向性は一緒です。

 

まあ働くために必要な知識や社会が求めてくるものは共通してますから似たり寄ったりになるって話です。

 

  そうは言っても変わってくる部分

 

しかしながら、共通部分も細かくみていくと、違いはあったりします。

 

例えば申請までの流れ

 

受給者証を出すまでのステップは違いはありませんが、事業所によっては「受給者証が出るまでは通えません」というところもあれば「長期体験という形で通っていいよ」というところもあります。

 

他にも相談支援を付けることをお勧めする事業所や、セルフプランをお勧め事業所などの差があります。

 

あとは先ほども言いましたが、就労までの流れは大体一緒ですが、アセスメントを取るためのプログラム内容が違うことは多いです。

 

ビジネスマナーで電話応対をやっているところも有れば、やっていないところもあります。

 

また軽作業系プログラムでボールペンの分解などをやっているところもあれば、そういうのは少し毛色が違うからと事務系の作業プログラムだけの事業所もあります。

 

こういった微細な違いは各就労移行のスタンスの違違なので、ご自身のニーズにあったところを選ばれるのが良いのかな?と思います。

 

  中にはこんなことも?

 

本来は共通しているはずだけれど就労移行によって案内が変わってくものもあります。

 

例えば利用期間

 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、就労移行は原則的に2年間しか利用できません。

 

しかし就労移行によっては

 

2年で就職できなければ、3年目がありますよ!

 

とか

 

最近では最大5年利用できますよなんてことを平気で口にする就労移行があります。

 

これはですね……

 

できることもある!!

 

て話なんですよね。

 

だから本来、大手を振って言っていいことじゃないんですよね……

 

あと、できることもある!!

 

ってジャンルだと……

 

・B型との併用

・学生利用

・18歳未満の利用

 

とかですかね〜

 

これらは絶対できる!

 

って言い切っちゃうのは少し危険な領域です。

 

結局できるかどうかは自治体判断なんで(汗)

 

逆を言うと、それを言い切っちゃう就労移行には注意をしてくださいって話です。

 

あとは、事業所によっては就職までの最低期間なんかを設けている事業所もあります。

簡単に言うと

 

就職するには最低〇〇ヶ月は通所してください!

 

ってのがあるってことですね。

 

これは就労移行の二年間をどう使うかにも関わってくるので、しっかりと確認しておく必要があるポイントかなと思います。

 

  最も特色が出るのは?

 

じゃあ大きく変わってくるのは?

て言うとやっぱり

 

・就職実績(何系の業種・職種が多いのか)

・就職までの平均期間

・定着率

・雰囲気(意外に大事)

・得意障害種別(事業所によってどの障害が多いか違います)

 

とか、なのかな? って思います。

 

特に注目してもらいたいのは就職までの期間と定着率ですかね。

 

何度か言っているように、就労移行は通っている間は基本労働による収入が途絶えます。

 

なので就職を適正な期間で出している就労移行を選ぶ必要があります。

 

悪戯に二年間使わせるような就労移行はダメですし、平気で標準利用期間を超えた延長をしてくる就労移行はもってのほかです。

 

よっぽど困難事例を積極的に受け入れている!

 

って事業所以外は概ね平均期間は

 

1年前後

 

ですかね。

 

これが一年半とか二年弱の就労移行は

 

う〜ん、まじで?

 

て思っちゃいます。

 

また3年目の利用者が多い事業所や4年目の人がいる事業所も、プロとしては

 

え? 

マジで??

 

って思っちゃいます。

 

だからそういう事業所は避けるのが吉かと思います。

※各事業所様々な理由があるとは思いますので、あくまで一般的にはという話です。

 

あ、それと就職が異常に早い事業所も注意は必要です。

 

よく就労移行で

 

3ヶ月就職コース!

6ヶ月就職コース!!

 

なんて謳ってる事業所があります。

 

※これ自体も

いやいや、よくそんなこと言えるな

3ヶ月で就職できるかどうかはアセスメント結果を元に判断する必要があるだろ

て話なんですけどね、まあそれは良いです。

 

正直、ただ就職するだけならどこの事業所でもできるわけです。

 

問題はしっかりと年単位で長く働けるかということです。

 

つまりは

 

定着率

 

ですね。

 

就職が早い事業所は時として、定着率が低い事業所になりがちです。

 

ここら辺のポイントは違いが出やすい分、しっかりと見極めて事業所選びをして欲しいと思います。

 

  まとめ

 

以上、就労移行の違うところ同じところに関する記事でした。

 

まあ今回はざっくりした内容なので、細かいポイントはまた別の機会にでも書ければと思います!

 

ではでは!

 

 

 

 

 

 

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