バロンドール最終候補に異議
2004年にバロンドールを受賞しているウクライナ代表
FWシェフチェンコは南アW杯・ファイナルで決勝ゴールを
決めたことで、イニエスタが今年の賞を勝ち取ると考えている。
「私ならイニエスタに与えるよ。彼のファイナルでのゴールが
決定的だった。」とイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に語った。
最終候補の3名からインテルのスナイデルが外れたことが議論を
呼んでいるが、シェフチェンコも同意見のようだ。
「間違いなく彼は最終候補に値した」
スナイデルが最終候補から漏れたことで、イタリア国内では、
疑問の声が上がっている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、”怒りのスナイデル”と題し、
バロンドールの選考基準を疑問に呈した。
さらに同紙は、『デ・テレグラフ』紙にけいさいされたスナイデルの
発言も併せて掲載し、今回の決定に同選手が大きく失望している
ことを指摘している。
「当然、この結果には失望しているよ。でも、もう決まってしまったことだ。
みんなから何かコメントをするように言われているが、正直、僕が
言えることは何もない。今は、直前に迫ったクラブW杯で優勝することだけに
集中している。」
昨シーズン3冠(セリエA、チャンピオンズリーグ、コッパ・イタリア)を
獲得したインテルで中心的な存在として活躍したスナイデルは、先に
行われた南アW杯大会でもオランダ代表の決勝進出の原動力となった。
インテルで主将を務めるサネッティは、スナイデルがバロンドールの
最終候補から漏れたことに「ばかげている。」と不満を示すと同時に、
同クラブのディエゴ・ミリートが同賞の第一候補となる23名にも入らなかった
事への不快感をあらわにした。
さらに、同クラブのモラッティ会長も、クラブの公式サイトを通じて、今回の
選出が明らかに公平性を欠く決定である事を強調している。
「まったく納得できない結果だ。昨シーズンのスナイデルは最高の
パフォーマンスを披露し、クラブ単位では可能な限りのタイトルを全て
獲得した。シーズンを通して彼以上の成果を残していない選手に
バロンドールが与えられてしまうのは不公平としか言いよがない。」
また、イタリアサッカー協会のジャンカルロ・アベーテ会長もこの件について
コメントを発表し、「スナイデルは、少なくとも最終候補に残れるだけの結果を
残した選手だった」と述べ、落選の無念さを表した。
とはいえ、スナイデルが最終候補に落選したことに疑問を呈する声が多い
イタリア国内でも、バロンドールにふさわしい選手となると、やはりシャビと
イニエスタの名前が挙がるようだ。
かつて、バルセロナ、インテルでプレーした経験を持つルイス・スアレス氏は
最終候補にスナイデルの名前がないことには「不公平だ」との意見を持って
いるものの、バロンドール受賞候補については、シャビの名前を挙げている。
さらに、現役時代にユヴェントスやミランでプレーし、1982年のスペインW杯
大会でイタリアを3度目の優勝に導く活躍をを見せた、パオロ・ロッシ氏も
次のように発言している。
「W杯で不調に終わったメッシよりも、スナイデルが最終候補3人の中に入る
べきだった。だが、シャビやイニエスタは、間違いなくバロンドールに値する
だけの選手だ。」
【you tube】バレンシア戦&コメント
ヴィディッチ首位突破に満足
ユナイテッドはバレンシア戦を1-1で引き分け、首位で
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を決めたが、
大会初となる無失点でのグループリーグ突破がならず、
悲喜こもごもの結果となった。
ヴィディッチも得点を奪われたことについて、「(結果は)少し
残念に思っている。無失点を維持して記録を作りたかったからね。」
「でも、一番大事なのはトップでグループリーグを通過するという
目標をきちんと達成できたことだ。ベスト16では強豪チームとの
対戦を避けられると期待しているよ」
試合内容については
「チャンスはたくさん作れたけど、それを得点に結び付けられなかった
のは残念だ。最後は神経を使う展開となった。残り10分は、ただ
失点しないことに集中したよ。首位突破を決められて満足している。」
ルーニーの試合後のコメント
「今日の試合で必要な結果は分かっていた。最後の10分はナーバスな
時間帯だったね。でも、だからこそ練習を積んでいるんだ。」
決勝トーナメントの相手について問われると
「グループリーグを突破したら、難しい試合ばかりだ。だから、首位で
グループを終えようとした。でも、インテルのようなチームが2位にもいる。
後は抽選だね。僕たちは、どこが相手でも勝つつもりだよ。」
決勝トーナメントでの戦いに自信を持つファーガソン監督
過去15年間で14回目となるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出
を果たしたファーガソン監督は、来週行われる抽選会の行方は
気にしていないと語った。
グループCで首位通過を決めたことで、他グループ首位で決勝トーナメント
進出を決めているバルセロナやレアル・マドリーとの対決は消えたが、
ACミランやインテルと顔を合わせる可能性がある。
「どこと当たることになろうと関係ない。次のステージでどのチームと対戦
することになっても、我々は十分戦えるだけの力を持っている。」
このバレンシア戦でエルナンデスが決めた1点が、今シーズンの
チャンピオンズリーグでユナイテッドが許した唯一のゴールとなったが
指揮官は無失点記録がストップしてしまったこと、また、その原因を
作ってしまったカリックの致命的なミスを悔やむよりも、厳しい戦いを
制して首位通過出来たことを重要視した。
「マイケルが誰よりも悔しがっているだろう。不運な出来事が不運な結果に
つながっただけだ。あのミス以外はよくやっていたと思う。」
「ただ、記録を伸ばすことが出来なかったことは残念だがね。
例えば先週まで我々は29試合無敗を続けていたが、それもストップした。
バレンシア戦でも無失点記録を更新するチャンスだったが、それも成らなかった。
しかし記録よりもグループリーグをトップで通過出来たという事実の方が
重要だよ。」
「とはいえ、決定機が多かったこの試合では、勝てて当然の内容だった。
ベルバトフも5ゴールぐらいは挙げていてもおかしくなかったが、相手GK
が素晴らしい働きをした。試合としては見応えがあったし、非常にレベルの
高い戦いが出来たことに満足している」
チャンピオンズリーグ:A~Dグループリーグ最終戦結果
トゥエンテ(6) 3-3 トッテナム(11)
リヨン(10) 2-2 H・テルアビブ(5)
マンチェスター・U(14) 1-1 バレンシア(11)
FCバルセロナ(14) 2-0 ルビン・カザン(6)
バイエルン・ミュンヘン(12) - FCバーゼル(6)
マルセイユ(9) - チェルシー(15)
レアル・マドリード(13) - オセール(3)
アーセナル(9) - パルチザン(0)
首位突破を目指すユナイテッド
週末の試合が延期になったユナイテッドは、
UEFAチャンピオンズリーグ・グループCの首位突破を
目指してバレンシアをホームに迎える。
バレンシアにもトップ通過の可能性はあるが、両者の
勝ち点差は3で、ユナイテッドは負けなければ首位となり、
ファーガソン監督が話したように、ベスト16での「強豪との
対戦を避ける」ことができる。バレンシアにとっては勝利が
絶対条件となるが、ウナイ・エメリ監督はユナイテッドを下す
事によって、「他のクラブに対して警鐘を鳴らしたい」と
意気込みを語った。
ファーガソン監督コメント
(ブラックプール戦延期になったことは)新たなケガ人を出さなかった
という意味でプラスに捉えている。しかし選手たちはもう10日も
試合をしていないので、ピッチに立ちたかっただろう。
バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリードといった
強豪との対戦を避けるためにも首位通過する必要がある。
ベストメンバーで戦うつもりだ。それから6日後のアーセナル戦の
準備を進める。
これまでのバレンシア戦を振り返ってみると、常にタフでタイトな
試合をしてきたので、今回も同じようになると予想している。
まずは相手の出方を見たいね。土曜日のレアル・マドリード戦で
バレンシアは守備的な戦いをしていたが、簡単な相手ではないように
見えた。その前のアウェーのビジャレアル戦では、攻撃に5人を
費やし、あと一歩のところで勝ちそうだったね。
バレンシア ウナイ・エメリ監督コメント
我々には2つの目標があった。まずはグループリーグを突破すること。
そして、首位で通過することだ。最初の目標は達成したので、今回は
首位通過が目標となる。
ユナイテッドのホームで勝つことができたら、我々自身も乗っていくし、
他のクラブにて警鐘を鳴らすことにもなるだろう。
強豪チームのほとんどは勝ち残ったし、この地で勝利することで、
今後の戦いの自信につながるはずだ。
現在はマドリーとバルサが間違いなく世界最強の2チームだろう。
しかし、ユナイテッドもそれに劣らない力を持っている。
だが、我々も突破を決めているので、落ち着いて戦えると思う。
冷静にプレーして、勝利をつかみたい。強い精神力を持つ一方、
リラックスして、自分たちらしさを発揮したいと思う。
ユナイテッド バレンシア
5 得点 8
2 イエローカード 5
0 レッドカード 0
15 枠内シュート 28
22 枠外シュート 31
18 CK回数 38
50 ファウル数 52



