『さみしい夜にはペンを持て』 | ペンギン大好きなRikanの人生の赤道を超える

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元小学校教員。ペンギンハンター(愛でるのみ、狩りません)
NZ、ガラパ、南米、南極で野生ペンギン10種類制覇。
北海道、鹿追・富良野で農業4シーズン。東川町で日本語教師。
剣淵町地域おこし協力隊を経て、ゲストハウスKembuchiペンギン家オーナー

11/17(viernes)

KANさんがお亡くなりになりました。

最近でもKANさんの曲を聴いていた、Rikanペンギンです。

姉が好きだったので、「めずらしい人生」(アルバムのタイトル)とか聴いてたな。

一番好きなのは「永遠」です。『りぼん』の『ハンサムな彼女』で出てきた「言えずのI love you」も好きやったなぁ。

 

まだ途中までしか読んでいませんが、これおもろい。

 

さみしい夜にはペンを持て (一般書) | 古賀 史健, ならの |本 | 通販 | Amazon

 

『さみしい夜にはペンを持て』

著:古賀史健 イラスト:ならの

ポプラ社、2023

 

「書く」ってことの大切さ、すごさ、楽しさなどなどを教えてくれる1冊。

すぐに日記を始めたくなります。

 

主人公は中学生のタコジロー。

学校でいじられ、自分のことが好きではない。

ある日、いつもの通りにバスに乗ったものの、バス停で降りられずに終点まで行ってしまう。

着いた先には公園があり、ヤドカリのおじさんと出会う・・・。

 

おじさんから、日記を書くことを勧められる。

 

タコジローに少しずつ変化が・・・。

 

 

子どもの頃、日記の宿題が出ました(私も出していました)が、「何も書くことがない」とよく言っていたし、言われた気がします。

日記はどこかに行ったとか、特別なことを書かなければならないってものではないんですよね。

むしろ、そういうどっかに行ったとかの日記っておもしろくないのよね。

 

小学5、6年生のときの担任の先生は毎日、日記の宿題を出されていました。

2冊用意して、1冊は手元に、もう1冊は先生のところにあるのです。エンドレス。

そうなると、もう特別なことなど書けません。

そして、たまに先生からのコメントの方が自分の文章より長いのですゲラゲラ

その日記の最後の2冊は今も手元にあって、たま~に読み返すこともあります。

卒業間近の先生からのコメントに「結婚するその日まで持っていてくれたら」的なことが書かれていて、なので未だに離せないのですゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

そんな習慣がついた私だったので、しばらく日記を毎日のように書いていた時期もありました。

中学生のころと大学生?か教員になってから。

結構な黒歴史も書いていたので、エクアドル留学前に全部処分しちゃいましたけど。

 

今のホントにたま~に書くこともあります。

誰にも言えない、自分の中で整理したいことがあるときくらいですが。

 

「考えないことはダメなのか」

というテーマが出てくるのですが、そこがとても好きでした。

 

やっぱり考えないとダメなんですよね。

考えずにウソ情報を広めたり、コメントで攻撃したり、それって自分は正しいんだと思ってやっている人が多いですよね、たぶん。

あと、詐欺とかに騙されないように。

もちろん騙す方が悪いんだけれど、やっぱり「考える」ってことが大事だと思います。

そんな私も騙されないとは限りませんが・・・。

「絶対に騙されない」って思うよりもいいかもしれないですね。

 

つい書きたくなる。

自分一人の時間を作りたくなる、そんな1冊です。

大人が読んでもおもしろいけれど、中高生に読んでもらいたいなぁペンギン