個性のないロサンゼルスで何をするか??その3 | ロスからの声

ロスからの声

物足りないロサンゼルスについて書いています。



こういう曲の生まれた町なんですよ
ロサンゼルスは!!!


何度も書いていますが僕は歌手のプロデュ-サー
として生きてきましたからアメリカに来たのも
音楽が入り口でした。

若かったしこのアメリカの文化度の低さに
気がつくのは時間がだいぶ経ってからでした。


今日選んだドンヘンリーもイーグルスを結成する前に
ハリウッドの同じスタジオによく居ました。
スタジオでレコーディングのために演奏する
ミュージシャンでもあったからです。

キャロルキングは仕事をいていましたからいつも一緒
ジェームステーラーやミュージシャンでいえばトトを結成する前の
ポルカロ兄弟や売れ始めたラリーかールトン
などなどラッキーにも大好きだったミュージシャンたちと
一緒に生きていた70年代のロサンゼルスは
リアルタイムに音楽が作られ世界中に届けられました。

ベニスビーチやマリブビーチは
今でもアーティストが多く住んでいますが当時はアーティストの
卵まで多くの若者が集まり
両ビーチとも或る意味では音楽系と映画系の大きな
コミュニティでした。

キャロキング、ジェームステーラー、カーリーサイモン
ジャクソンブラウン、リンダロンシュタッド
トト、イーグルス、もうきりがなくいろいろな
音楽が生まれた場所。
ロサンゼルス。

音楽、映画に関わりたいと思う人たちが
世界中から集まっていました。

そいう力がこのロサンゼルスにはあったのです。


しかし、今はどうなんでしょう???

ロサンゼルスでないと生まれないもの??

何ですかね??

例えばパリへ行くとします。

食事は100カ所くらい行きたい場所がリストできます。
大好きな文房具屋も50カ所くらい。
本屋さんも20軒
ギャラリー
美術館
博物館
ワイン屋
バー
、、、、、

切りがありません。

しかしこのロスで食事と行っても限られる
そしてまた行こうとか行きたいとか
思える個性のあるお店は??????

美術館???
これも残念ながら器が大きく、大味なんですよね

文房具屋??
もはや事務用品みたいなものしかないですよね。

そうだなワイン屋はカリフォルニアワインという
ことでは両手の指では足りないくらい
あります。

しかしカリフォルニアワインを楽しめるワインバー
今でも育ちません。

レストランでもワインをきちんと知っていて
料理とのマリアージュを提案できるお店は
一流のホテルも含めて寂しい数しかありません。

日本食、わざわざロスに食べくる日本食はありません。
ニューヨークや、シカゴにはあるのに
これほど日本人がいる西海岸にありませんね。

今回書いているお話は
ロスに何を求めにくるか、
ロスならではとは
ロスってどんな町??
なんてことを
探してみたいと思って
思いつくまま書いているのですが


3回目の今日もカリフォルニアのワインを
きちんと紹介できるワイン屋くらいしか
いまのところありませんね。

日系のものでも、僕は日系のスーパーは使いません。
置いてあるもの、そして価格など
納得できないのです。

ケチだかから(笑)

アメリカ系のグローサリーや他国系のスーパーでも
日本料理を作るための素材十分手に入ります。


そしてこうした他の国のスーパーを利用していると
個性的なメニューを思いついたりできるのです。

知らない素材が多く
使うためにその国の人と話してみたりして
料理に取り入れる。

楽しいです。

こういうことはパリの生活でも楽しめたことですが
ベースにフランス料理という大きなものが
あるフランスと
ハンバーガー、ホットドックなどでは
比べものにならない。

フランス人がポテトフライを
フレンチフライと呼んでいるアメリカ人を
大きな声で笑います。


和菓子が欲しいと思ったら美味しいあんこを作り
工夫して自分なりの和菓子を作る楽しみも見つけられます。

ううーん難しい。
ロスのよさが見えなくなりました。
ロスならでは
ロスにしかないもの、、、、、、

何ですかね






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