いつも顔を出すお店にずっと置いてあった。
かなり埃が付いていて、正直言って手に取る事もためらう人がいたかもしれない。
KENはそういう車に興味がある人なんだと、時折思う。
・・・で買ってきた。

だと思うと言うのは、大分類でswitchbladeであることは分かるのだが、小分類がちょっと不明。
switchbladeは比較的息の長いモデルで、各年式毎或いは記念モデル等で色々と種類があるみたい。
例によって、解体→キレイキレイ掃除→組み立て(構造勉強)の流れ。
Trinityの1/12RACINGといえばDavid.Spashett氏の活躍が強く思い出される。
80年~90年代ではアソシRC-12シリーズと双璧の存在感だった。
ここ数年間で1/12シャーシに興味が沸いてきていたのだが、最初に入手する車は
RC-12シリーズかKAWADAのM300シリーズだと思っていた。
Trinity = LOSI(大好き) と考えると、縁があったのかな。
この頃の1/12RACINGは、俗にいうアソシタイプの車体が基本で、正式な名称は知らないが、
左右独立可動式フロントサスペンションと、リヤTバー式3Pサスペンションがド定番構成じゃ
なかったかな。
各社は自車に特色を付けるため、細かい部分で知恵を絞った構造になっていて面白い。
switchbladeはリヤシャーシ(と言うのが正しいかわからないが)をロールダンパーで制御
している点が独自構造。
グリスを入れてフリクション効果を出したパイプをメインシャーシとリヤシャーシ間に繋いで、
ボールコネクト2点支持のTバーが無節操に傾くのを抑えているって感じ。
アソシRC-12では、リヤシャーシ上に設置したフリクションプレートが同じ効果。
フロントサスペンションは金型で成型した樹脂製で、一見するとダブルウィッシュボーンに
見えるけど、実はアッパー側しか可動しない1/12RACINGカテゴリ独自の構造。
金型を使って作るから、全ての1/12RACING製造メーカーがフロントアッセンブリを自社製造
しているのではないようだけど、この当時のtrinityは自社製造品。
WEB諸兄の情報では、ある時代から自社製造を諦めてアソシ製を導入しているみたい。
他カテゴリに比べて構成品が少ない1/12RACINGCARなので、フロントアッセンブリが自社
でなくなるのはちょっと寂しい感じ。
そんな思いで店を見まわして、追加で部品取り車も入手。

フロントアッセンブリは同じ物。
モーターマウントの形状がちょっと違うけど、たぶん大した違いではない。
丘ラジコン活動なので、今のところは走行予定無し。
今後、ラジコン用sub-Ccellバッテリーは終了トレンドなので、まだ元気なバッテリーが残ってる間に
走行させても良いなぁとか思うこの頃。