ホスピスに入院しました。 | 夫が肺癌、そして膵臓癌になりました。

夫が肺癌、そして膵臓癌になりました。

夫がまさかの肺癌告知。そしてその4か月後には膵臓癌が発覚。
だけど絶対に治す!病気なんかに負けてたまるか!

久しぶりのブログ更新です。

7月から在宅で夫と二人で頑張ってきましたが、先月の末私が40度の高熱で救急車で運ばれた病院でそのまま入院になってしまい、夫を一人に出来ないし何とか帰らせてもらおうと頑張ったのですが、お腹に痛みがありCTで胆嚢炎の疑いがあるので、帰宅はダメで娘たちも心配して、夫の事は在宅の先生に相談して、何とか医療センターに私が退院するまで入院させてもらいました。

検査の結果は胆嚢炎ではなく、胃腸炎でした。

何とか五日めに退院させてもらい、翌日夫を迎えに行きました。

介護者が一人だけと言うのは夫が元気なうちは良くても見守りが必要になると在宅では難しい事が沢山あります。

最近の夫は薬のせいか、病状が進んだせいかこの頃は落ち着かずせん妄が見られるようになりました。

それでもまだ植木に水をあげたり茶碗を洗ったり、ゴミをまとめてくれたり、まだまだ家で過ごせると思っていました。

先週の木曜日、私の受診の日四時間ほど家を空けていた時、夫は酸素を外して外に出たようです。

とても暑い日でした。

私が帰宅したとき、いつもと違う様子で急いで夫を呼ぶとキッチンからうめき声が聞こえ、目は白目になり酸素はしておらず、冷汗で倒れる寸前、体がグラグラゆれて…

初めての事で頭が真っ白になり、急いでベットに寝かせすぐに酸素の量をあげて吸わせて、在宅の先生に電話をしました。

すぐには行けないので先に看護師を行かせます。
お待ちください。40分位でつきますから、40分?
長い~‼


不安な気持ちのまま酸素の値を量りやっと60位
脈は150もあり血圧はエラー、落ち着けと自分に言い聞かせながら娘たちに連絡して後はただ夫の体をだきしめていました。

看護師さんは三時間ほど家にいてくれて心強かったです。

先生も、一度帰ってから気になることがあるからともう一度きてくれました。

その時に実はホスピスから順番がきて入院の連絡がきていたのですがまだまだ自宅で頑張れると思い断ったばかりでした。

先生がもう一度聞いてみると言ってくださり、私も直接ホスピスの担当の方に事情を話して3日の月曜日すぐに入院させていただきました。

検査の結果高熱で肺炎も起こしており医療麻薬も多すぎて体に負担がかかっており、悪い影響が出ていると言われました。

入院当日、先生に呼ばれここ一週間の内に急変することがあるので覚悟しておくように言われました。

7月に在宅の先生への紹介状には余命一ヶ月から三ヶ月とありました。

今月が三ヶ月めです。

ホスピスは全て個室になっており家族と過ごせるようになっています。

残された時間、ホスピスの先生や優しい看護師さん達に助けていただきながら夫と二人の時間を大切に過ごして行きたいと思っております。