マキメ先生からの篤史への愛が熱すぎる。
「建もの探訪」は確かに伝統芸みたいになってる。
「ほほー、ここに収納ですか!」とか、
バスタブに必ず入ってしまう篤史とか、
ジャケットの肘にパッチがついていることが多いとか…。
「建もの探訪」の本にエッセイを寄稿したそうで、
思いが伝わってよかったですな。

勝手にスポーツとは縁がない人だと思っていたが、
サッカーがお好きなのね。
アキレス腱のくだりで「中学の時に両手首骨折」に驚かされた。
一体どうやって折って、どうやって暮らしたのか、
非常に興味がある。

ザ・万遊記/万城目 学
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立て続けに森見。

これはちょっと読みにくかった。
通してみたら面白かったのだけど。

狸の家族もいろいろあるなぁ。
カエルになって引きこもったり、
臆病者ですぐにシッポを出したり。
生きている姿では登場しないが、
お父さんの思い出は泣ける。
「それは阿呆の血のしからしむるところ」
そう言われたら、阿呆でしかいられない。

弁天や海星といった女性(?)陣も、
なかなか魅力的。
弁天なんて、男の理想だ、多分。
その女性の中でもお母さんが明るくてよい。
タカラヅカが大好きなところもよい。
種族は違うがムーミンママのような風貌だと思っている。
(エプロンにハンドバッグ)


有頂天家族/森見 登美彦
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読むの遅すぎたー。
もっと早く読んどきゃよかった。
独特の文体だけど、リズムがよくて、
古いのか新しいのかわからないけど、
気持ちがよい。

「黒髪の乙女」は乙女とは言うものの、
けっこうな「男前」だ。
風邪はひかんし、大酒飲みだし、突然芝居に参加できるし。
なかなかの豪傑ぶり。
これを「なにゆえ不毛に御活躍?」というのだろうか?
「おともだちパンチ」を繰り出すこともあるし、
意外とバイオレンス。

「先輩」もなんだかよくわからんが、
ズボンがなくなったり、芝居に巻き込まれたり、大変である。
それでも「乙女」を追い続ける阿呆な男。
だけど、「先輩」は乙女といいつつ、
男前な彼女をわかっているのだろう。

だから、解説のイラストには疑問。
あんな森ガールじゃないと思うのだ。
表紙の女子の方が「乙女」っぽい。

赤玉ポートワインは嫌いだが、
偽電気ブランなら飲みたい。


夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)/森見 登美彦
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