主人公の星野は、他人から見ると超軽薄だけど、
本人にそのつもりがまったくない。
だから、軽薄ではないのだ。
常に真摯に女性に対応して行った結果、
こんなことになってしまうのだ。

いや、出会いの現場ではかならずウソをつく。
やはり軽薄なのだろうか??

他の方の書いた書評ブログでも、
「繭美はマツコ以外思い浮かばない」と書かれているが、
マツコだと思って読んだほうが、
読みすすめやすいぐらいだ。

しかし繭美のインパクトが強すぎて霞んでいるけど、
他の5人の女たち(恋人たち)もそうとう面白い。
いちばん好きなのは女優。
キャッツアイもかわいい。

でも、最後の繭美には泣けた。
バイクのエンジンをかけつづける。
あの(どの?)巨体がどうやってバイクに乗ったかは、
謎だけど。

繭美の辞書も見てみたいし、
「キャッツアイ」や「不知火」とか昔のアニメ話など、
笑いどころがちょこちょこあって、楽しめた。

バイバイ、ブラックバード/伊坂 幸太郎
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初めての平安寿子。

まぁまぁおもしろいけど、
短編集なので2作くらい読んだら、
パターンが読めてちょっと飽きた。

かなりの小規模クライムミステリー。
ご近所トラブルを金で解決みたいな、
全体的に「あるある感」はうまーく漂っている。
タイトル通り「あなたにもできる」感じはする。
清々しい感じはほとんどない。

あなたにもできる悪いこと/平 安寿子
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「ボツイチ」。
これはかなりのインパクト。
酒井さんの知人の方がおっしゃったそうですが、新しいな。
うちはボツイチとバツイチの2人暮らしで、
のんきなもんですよ、まったく。

ところで「勇気をもらう」にはまったくもって同感。
「勇気」の部分には「元気」「パワー」の場合もあり。
勝手にもらうな。
そんな簡単にやり取りするものか?それは?
ほんとに気持ち悪い。

それから歌舞伎座はどうなのかねー。
今の建物はもったいないけど、
バリアフリーは必要だ。
中野翠さんは大反対してるし、
わたしも賛成ではない。
そもそもあの「折衷案」丸出しの変なビルが悪いと思う。
スマートなビルの中に、
エレベーターを下りたらいきなり歌舞伎座的世界のほうが、
まだカッコいいと思う、

そして「酒井順子」さんが勝手に失踪させられていたけど、
今度は離婚させられるかも。
結婚してないのに。

こんなの、はじめて?/酒井 順子
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