私が若冲を知ったのは遅い。
2004年くらいだろうか。
テレビ「美の巨人たち」で紹介されていて、
「この人は、アホや!」と思った。
どんだけ鶏好きやねんとか、
細かすぎるわ、とかそういうたぐいの、
素晴らしいアホだと確信したのだ。

それから、展覧会に足を運んだり、
本で見たり、なるべく若冲に触れるようにしてきた。

何度見ても若冲の絵は、その中に吸い込まれそうになる。
吸い込まれた自分はすごく小さくなっていて、
鶏や魚や植物をを見るような気持ちになる。

狩野さんの解説もはじけてて面白かったし、
森村さんは、今まであまり目をかけていなかったことを、
別の本で「若冲には謝りたい」と言っていたが、
ちゃんと謝っていた。

異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)/狩野 博幸
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バカだ。
しかも清々しくない。
そこがダメ。

「コタツ闘争」とか「くさや闘争」は、
たしかに面白いと思う。
ただ、あくまでそれは大学生の大学内ての話であって、
大人になってから「3人デモ」とか選挙とか、
国家権力を逆利用するのはどうかと思う。

もしよ、これを鵜呑みにしたさらにバカなヤツらが、
全国で3人デモを開催したらどうなる?
警官かり出された所に大事故勃発したらどうする?
バカがみんな選挙に出たらそれこそ税金の無駄遣いだ。
バカが本気にしないことを祈る。

ただ一つ評価したいのは、
寂れた商店街で、お店を開くこと。
近所の人達から「便利屋」的な存在となるのは、
すごくいい。
町に「みんなが知っている人」がいるというのは、
とても心強い(とくに老人)。


貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法/松本 哉
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チャキチャキした漫才の相方(女)から、
されるがままのボンヤリした男が、
なぜか大活躍してしまう物語。

タクロウのモデルと思われる「あの人」のことを、
うさんくさく思っていたので、
そこを高く評価したい。
結局、そういうことなんじゃないの?って感じ。
誘導尋問的な…。

けっこうスカッとしたが、
ラストはちょっと安全パイに逃げすぎた感もあって、残念。

ほのぼの面白く書かれているけど、
かなり怖くてヤバい裏社会の話というのがなかなか良い。

大仏男/原 宏一
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