私が若冲を知ったのは遅い。
2004年くらいだろうか。
テレビ「美の巨人たち」で紹介されていて、
「この人は、アホや!」と思った。
どんだけ鶏好きやねんとか、
細かすぎるわ、とかそういうたぐいの、
素晴らしいアホだと確信したのだ。

それから、展覧会に足を運んだり、
本で見たり、なるべく若冲に触れるようにしてきた。

何度見ても若冲の絵は、その中に吸い込まれそうになる。
吸い込まれた自分はすごく小さくなっていて、
鶏や魚や植物をを見るような気持ちになる。

狩野さんの解説もはじけてて面白かったし、
森村さんは、今まであまり目をかけていなかったことを、
別の本で「若冲には謝りたい」と言っていたが、
ちゃんと謝っていた。

異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)/狩野 博幸
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