主人公の星野は、他人から見ると超軽薄だけど、
本人にそのつもりがまったくない。
だから、軽薄ではないのだ。
常に真摯に女性に対応して行った結果、
こんなことになってしまうのだ。

いや、出会いの現場ではかならずウソをつく。
やはり軽薄なのだろうか??

他の方の書いた書評ブログでも、
「繭美はマツコ以外思い浮かばない」と書かれているが、
マツコだと思って読んだほうが、
読みすすめやすいぐらいだ。

しかし繭美のインパクトが強すぎて霞んでいるけど、
他の5人の女たち(恋人たち)もそうとう面白い。
いちばん好きなのは女優。
キャッツアイもかわいい。

でも、最後の繭美には泣けた。
バイクのエンジンをかけつづける。
あの(どの?)巨体がどうやってバイクに乗ったかは、
謎だけど。

繭美の辞書も見てみたいし、
「キャッツアイ」や「不知火」とか昔のアニメ話など、
笑いどころがちょこちょこあって、楽しめた。

バイバイ、ブラックバード/伊坂 幸太郎
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