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読む人の従容たる日常

阪神のことはもちろん、趣味や日頃のことについても書いていきたいと思います。
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昨日発表された今年のゴールデングラブ賞はセリーグでは阪神勢が7人も選ばれた。

近本・大山・中野・坂本の受賞はワイも順当やと思うし、それに見合う守備の上手さを試合で発揮してくれた。

また、投手では村上が初受賞となるが、他のセリーグ投手もまたレベルが高く、誰が選ばれてもおかしくない中での受賞は本人にも自信になるんやないかな。


そして、今年で言うなら佐藤輝と森下になるね。

森下は肩も良いし、守備範囲も狭くはないが、打球判断という点ではまだまだと思って観とるが、それでも甲子園という守備の難しさのある球場のしかもライトを守ると点が評価されたんやろう。

佐藤輝は昨年の失策王から一転してのGG獲得となったのは正直驚きでもあったが、失策数が段違いに減ったことは本人のコメントにもあるように秀太を筆頭にした周囲のバックアップと本人の負けん気の強さが獲らせてくれたものやろう。

もちろん各個人の守備への意識が受賞の要因ではあるけど、付け加えるなら「守備の連携」というものも阪神はできていたことが今季の堅い守備を生んだと言える。


ショートの泉口や外野の岡林も選ばれるのは納得しとるし、加えて各チーム故障者が多かったことも選定には影響したようにも思う。

それでもチームとしての失策も減少したのも事実やし、受賞をきっかけにしてより高いレベルでの活躍をしてくれたらええね。





全国で問題となっとる野生の熊出没による被害。

自衛隊まで出動要請するという前代未聞の状況にも関わらず、未だに役者はイタズラ電話のようにクレームを入れ、さらにはこの記事にあるように理想論だけ繰り返すバカがまだおること自体が信じられん。


そんなに可哀想で守りたいのであれば、わざわざ国に何か求める前に自身で土地でも購入して、そこで熊を守ればええやろ。

そんなこともせず、ただ思いや感情だけで、しかも大した努力もせず、言うだけの輩に何の正義があるというのか。

失われた被害を補填する気もなく、やれ共存だ身を守れだとどの口が言えるのか。

しかも小熊は殺傷するなとはどうなるのかすら予想もできん間抜けっぷり。

親熊がおらんようになれば、小熊はエサすらとれず餓死を待つのみとなるのもわからんのか。

そんな苦しみを与えることが守らなあかん存在に対してやることか?


熊に限らず、猿や鹿といった野生動物との共存はやれたほうが良いに決まっとる。

けれど、彼らのテリトリーを荒らすことを避けなあかんように、人のテリトリーを荒らさせることはあってはならんこと。

そのために追い払えればそれに越したことはないが、振り込めばどうなるかをわからせることも共存という考えでは必須事項やろう。


もしどうしても駆除させたくないのであれば、知床あたりに土地でも買って、一緒に暮らすことやな。

そんくらいせんで、口だけではもはやどうにかできるレベルではないことを都心のど真ん中で語るのは何の説得力もないことを自覚せえ。

行政もクレーマー対策として役所で逆探知して、言ってきたやつを捕まえて、地方に強制移住させたらええねん。

そいつらもさぞ嬉しかろうよ。



来季から新設される長嶋茂雄賞やが、その対象が「走攻守で顕著な活躍をし、かつ、グラウンド上のプレーにおいてファンを魅了するなど、文化的公共財としての価値向上に貢献した選手」という指標となるもんがなんどかよくわからん選考基準で与えられるそうや。


なので、そういう意味ではウチでなら森下は確かに受賞できる可能性は高いように思われる。

いつどのタイミングで打つのか全くわからんが、少なくとも打ったならそれが何かしら試合で重要なものになっとるし、守備も決して上手いとは思わんが持ち前の肩の良さでランナーを制することもしとる。

しかも、何を考えとるのかわからんところもファンからすれば魅力の一つになっとるしね。

今季のような活躍の来季での継続はもちろん、さらに上回れたならば、候補には間違いなく上がるやろう。


今プロ野球界で求められとるのは長嶋さんのようなプロ野球ファンの誰からも認められ楽しみにさせてくれるような選手の登場。

そういった垣根を超えた存在を目指すのもまた野球人としてはあってもええんやないかな。