【7/21】巨人対阪神 第18戦 気を抜くとやられるってことやね | 読む人の従容たる日常

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神5-6x巨

勝:マルティネス(2勝2敗28S)

負:伊原(5勝3敗)

本:神 小幡2号・3号、大山5号

   巨 砂川3号


先発伊藤将は6回まで巨人打線を散発2安打に抑えるピッチング。

7回、佐々木にツーベース、吉川尚にヒットでランナー1塁3塁とされ、増田陸にタイムリーヒット、続く泉口はファーストゴロも大山がホーム悪送球で吉川尚の生還を許す。

続く中山をセカンドゴロに打ち取るもゲッツーは奪えなかったところで交代。

2番手はネルソン。

ランナー1塁3塁の場面での登板。

リチャードにスリーランを浴びて同点に追いつかれる。

続く岸田は打ち取るも、代打長野・丸に連打されランナー1塁3塁とされるが、佐々木をファーストゴロに打ち取る。

3番手は伊原。

8回、吉川尚にショート内野安打を打たれるも、後続を3人で締める。

イニングまたぎの9回、1アウト後、岸田にツーベース、代打坂本勇に四球、丸はセンターフライに打ち取るも、佐々木に粘られて四球を与え満塁から、吉川尚にタイムリーヒットを打たれてサヨナラで試合終了。


打線は2回、小幡が2試合連続となるホームランで先制、続く中川がヒット、2アウト後、近本が内野安打、中野がヒットで満塁も、森下はファーストフライ。

3回、1アウト後、大山がプロ通算1000本安打となるヒットで出塁し、小幡が2打席連続となるツーランを放って追加点を奪う。

5回、佐藤輝がヒット出塁し、大山がツーランを放って2点追加する。

同点の8回、代わった中川から、小幡がヒット、代打熊谷が送ってランナー2塁、坂本誠死球でランナー1塁2塁とし、代打原口のコールで巨人もピッチャーを田中瑛へスイッチ、代打の代打で高寺がコールも三振、近本がファーストゴロ。

9回、代わったマルティネスの前に、中野・森下・佐藤輝と三者三振。


伊藤将は中盤までのピッチングは完璧に近かった。

ストレートも球威があったし、変化球もタイミングをずらすのに効果的やった。

強いて言えば球が少し高めやったが、巨人打線も打ち損じることが多かった。

転機は7回やろう。

5点差もあって気持ち的に余裕も生まれたところを球が甘くなって連打され、さらには大山の焦ったホーム悪送球が相手に流れを渡した。

ネルソン交代は仕方がないが、にしてもストレートにタイミングがあってなかったリチャードに変化球要求は無いとは思った。

まあ、結果論やけどね。

伊原も久々のリリーフ登板というのはあったと思うし、イニングまたぎをされる予定やったんやろう。

でも、残念やったのは代打坂本勇と佐々木への四球を与えたこと。

坂本誠も打ち取ろうとコーナーを攻めさせたが、審判に取ってもらえず、バッテリー自ら首を絞めた格好でサヨナラに繋がった。

どちらかで打たれても良いからしっかり勝負してほしかったかな。


打線は小幡がホームラン2本も放つという展開で始まり、大山にも久々のホームランも飛び出ていける雰囲気はあった。

ただ、同点に追いつかれての8回のチャンスではベンチの無様さが出た。

代打原口コールで向こうも田中瑛コールされたからと代打の代打で高寺に変えた訳やが、原口のほうがインサイドを捉える力もあったし、右に代えられたからウチも左に代えなあかんとドタバタしたのもよろしくなかったね。


今日で言えば、勝てる試合をわざわざ自ら負けるようにしたって感じやろう。

選手達にもどこか注意散漫なところがあったし、ベンチなど論外。

地力のあるチーム相手に隙を作ることがどういう結果になるかを思い知れたろう。


今日負けることは痛いことではないが、少なくとも寝ていたチームを叩き起こすに十分なことをしたのは確か。

オールスター明けがちと不安になる結果になったように思う。