どう例えるかってことなんやろな | 読む人の従容たる日常

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日本米の販売価格高騰のみならず入手困難な状況の中で、政府備蓄米の放出しとる件で、国民民主党の玉木代表が「備蓄米はやがては家畜のエサになるもの」と発言したとして、マスゴミ連中が大騒ぎして謝罪する羽目になったが、今度は立憲民主党の原口議員が「家畜用だろ?」とXに投稿したとしてまた騒ぎになろうとしとる。


これは恐らく、買わされる立場から見れば家畜飼料などと評言されたものを買わされるとした場合に感情を逆撫でしとらんか、と言いたいんやろう。


でも、残念ながら、この2人が表現したように、政府備蓄米は期限が迫ったものは家畜用飼料として運用されとるのは事実。

その卸値はかなりの安価であることも、これまた事実。

もちろん、例えば大地震やコロナ問題のような不測の事態発生時は、政府備蓄米が放出され、被災地や学校給食に充てられることもあるので、食べられないものでは決してない。

ただ、期限が迫れば当然廃棄という形を取らざらろうえなくなり、であるなら未だ活用先にもなり得る家畜用飼料へ転用される、というのが政府備蓄米の仕組み。


それを知っとる人のほうが多いんやないかとワイは思っとるけど、要は人の揚げ足をとりたくて「アイツはこんなこと言ってたで」「うわ、最低やな」という風潮に持っていきたいマスゴミの思惑にうまく引っ掛かったんやろう。


正直に言えば、政府備蓄米を卸値2000円程度で市場に売ること自体おかしな話。

そもそもが備えのためにというものやし、非常時はほぼ無償で提供されるものやしね。

むしろ政府の問題すり替えをうまく隠されてしまった格好になったね。


ただ、もう一つ言えるのは、今回の騒ぎでお2人が表現した言葉は、どんなに正しいことを表したことやとしても、もう少し相手にもダメージを与えるような表現はなかったものかとは思う。

何でもかんでも品行方正かの如く言うのは、政治家としてはあまりに正直過ぎる。

そこは少しズルくても良かったんやないかとは感じた。