昨日の試合で唯一負け試合で良かったと思えたのは湯浅の登板機会になるやろう。
これがビハインドやとしても1点差か2点差やったら恐らく別の投手が投げていたろうし、3点差がついたことで湯浅のお試し登板として絶好の機会になったんやろな。
湯浅自身にも過度な負担もかけずに済めたしね。
登板が終えて本人少しホッとした感じがしたし、泣いとったファンもおったね。
それだけ待っていた復帰登板やったとも言える。
ただ、手術しリハビリを経ての登板でもあり、まだまだ完全復活とは言えるまでではない。
どこかに不安も抱えとるやろし、持病の腰痛のほうも心配せなあかん。
常に万全の体制で臨めるかと言えば、ワイはもう少し先やろうと思っとる。
逆に本人も首脳陣も登板については慎重に判断し、徐々に上げる対応をせなあかん。
身体の異変は側から見ててもわからんもので、自分自身がどれだけ敏感になれるかにかかっとる。
まだ若いだけにそういった感覚もわかりづらいやろけど、今回の胸椎黄色じん帯骨化症のように「アレッ?」という気付きをどう大事にするかが求められる。
おってくれんとあかん立場になるなら、余計に日頃のケアにも気をつけてほしい。
計算しとった選手がおらんようになることは、本人にはもちろん苦しみになるし、チームにとっても痛手でしかない。
逸る気持ちは抑えつつも、向上心と野心も忘れることなく、これから先のことをプラスにできるよう頑張ってほしいね。
もちろん、湯浅だけやなく、他の選手もね。