ソフトバンクの間抜けな首脳陣がDeNAを日本一にしたね | 読む人の従容たる日常

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日本シリーズ第6戦、DeNAがソフトバンクから大量点を奪って勝利を収め、対戦成績4勝2敗として球団として26年ぶりの日本一に輝いた。

大変申し訳ないが、DeNAの選手は好きやけど、チームに思い入れがないので、心から喜びを分かち合うことはできん。

それでも、よく頑張ってシリーズを勝ち抜いたのは素晴らしいし、日本一に相応しい見事な戦い方をしたと思うし、それこそ来季はセリーグ各球団からもマークされる存在となったシリーズの戦い方やった。


シリーズをずっと真剣に見ていた訳やないが、DeNAとソフトバンクとの差は「団結力」にあったように感じた。

第2戦に敗れた後、桑原がチームメンバーに対して「負けて悔しくないのか」と鼓舞したと言う。

ペナント中も山本が離脱した時も牧が「祐大のために」という共通の目標を持って戦ったし、チームが一丸になって試合に望んでいた。

ソフトバンクも栗原が選手を集めてまとめようとしたそうやが、どうも試合中でも協力してことにあたっとるようには感じられなかった。

力はあっても個で戦うのと、束になって戦うのとでは、やはり後者のほうが実力以上の力を発揮できるものやし、昨年の阪神が横田のためにとまとまった戦いができていたかのようなシリーズでのまとまりやったようにワイには思えた。


DeNAはセリーグの中でも攻撃力はヤクルトと互角くらいの強さを持ってる反面、失策数の多さとか詰めの甘さも目立ったペナントではあったが、CSや日本シリーズではそんな弱さも出ることなく、集中して臨んでいたこともこの下剋上日本一に輝いた要因になったんやないかな。


そして、より団結力を強めたのは間違いなくソフトバンクのコイツらの余計な一言も起因しとる。


・10/29 村上コーチの東評


・第3戦後の小久保の談話


真剣勝負する相手を軽んじて見とるのがよくわかるし、1失点に抑え込まれた相手投手のクレームを爆笑できるくらいのリスペクトのかけらも見えない発言を首脳陣という立場の人間がするもんやないし、よくもまあ言えたものやと神経すら疑う。


思えば1989年の巨人と近鉄との日本シリーズ。

近鉄3連勝後のヒロインで先発した加藤哲郎が「たいしたことなかったですね。」と発言してそこから4連敗され日本一を逃すという「口は災いのもと」事件があったが、まさにそれに匹敵するソフトバンク首脳陣の間抜けぶりはペナントを圧倒的に勝ち進んだチームの功績を台無しにするものになったとも思う。


その当時の巨人ファンの知人が近鉄に言った言葉をそのままソフトバンク首脳陣に贈るわ。


「だっせーの」