【8/1】阪神対巨人 第18戦 甲子園がくれたご褒美 | 読む人の従容たる日常

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巨2-9神

勝:ビーズリー(5勝1敗)

負:戸郷(7勝6敗)

本:巨 オコエ1号

   神 佐藤輝6号


先発ビーズリーは4回までパーフェクト。

5回、1アウト後、大城にヒット、泉口にツーベースと連打され、岸田のショートゴロの間に大城が生還して1点返される。

6回、代打オコエにホームランを浴びるも、崩れずに抑えて、この回で交代する。

2番手は岩貞。

先頭の大城に死球を当て、大城も交代。

しかし、後続は断って無失点。

3番手は岡留。

オコエにヒット出塁を許すも、代打モンテス・吉川尚・ヘルナンデスと仕留めて無失点。

4番手は漆原。

しっかり三者凡退に仕留めてゲームセット。


打線は1回、近本がヒット、中野が送ってランナー2塁、森下凡退後、佐藤輝・大山が連続四球で満塁とし、前川が2点タイムリーヒットを放って先制する。

3回、森下の四球と大山のヒットで2アウトランナー1塁2塁とし、木浪がタイムリーヒットを放って1点追加する。

5回、2アウト後、佐藤輝がヒット、大山が四球でランナー1塁2塁とし、前川がタイムリー、木浪が2点タイムリースリーベースを放って、計3点奪う。

6回、代わった中川から、近本が四球、中野が送ってランナー2塁とし、森下がタイムリーヒット、佐藤輝がヒット、大山はショートゴロでランナー1塁3塁から、前川がまたタイムリーヒットを放って2点追加する。

8回、代わった船迫から、1アウト後、佐藤輝がホームランを放つ。


ビーズリーは今日はストレートとフォークが良かった。

また、敢えてなのかはわからんが、スライダーはあまり放らんかった。

梅野が変化球の抜けを心配したのかも知れんけど、それがうまく功を奏した形になった。

2点は失ったものの、打線の援護もあって飛ばして投げてくれた。

今日誕生日というお子さんにもええ報告ができるんとちゃうかな。

球団も明日来季以降の契約を結んだほうがええ。

岩貞が今季初登板。

いきなり大城にぶつけてしまい、大城には申し訳なかったけど、以降の打者を抑えたことは良い初戦となったんやないかな。

岡留に加えて、昨日の雪辱を晴らすべく漆原も3人で締める投球ができた。

打たれてもええんやから、今日のように勝負せなあかんよね、やっぱ。


打線は初回の前川の2点タイムリーは大きかった。

戸郷も本来の出来とは違い、連続四球を与えて迎えた満塁の場面で期待に応えたバッティングは素晴らしい。

前川は5回と6回にもタイムリーを放って、今日は猛打賞で4打点。

いよいよ力もコンスタントに出せるようになってきたのは頼もしいね。

また、その後を打つ木浪もマルチ安打に3打点と活躍した。

事あるごとに前川に気をかける兄貴分的な存在でもあり、自身もその勢いにうまく乗って2人で7打点も稼げたのが大きかった。

佐藤輝も甲子園では久々のホームラン。

ランナーがおらんかったから大きいのを狙ってたそうやけど、その姿勢が大事なんやろう。

ランナーがおる場面で大きいのを狙うよりも集中して打席に臨めるやろし、その継続がランナーを置いた場面でも打てるようになるきっかけにもいずれなる。


まさにメモリアルデーに相応しい完勝となった。

戸郷が予想を超えて悪かったこと、同じく予想以上にビーズリーが良かったこと、そして打線が活性化しつつあったこと。

それらがうまく噛み合った結果でもあるし、そこには甲子園でのカードやったことも関係しとるんやろな。

祝ってくれた皆に甲子園がくれた、勝利という開場100周年記念日。

ファンにとっても、選手達にとっても、忘れられない試合になったと思う。