木浪の好走塁も立派やけど、やはり糸原だよな | 読む人の従容たる日常

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柳の好投であわや完封負けになるところを防いだ昨日の試合、投手交代のタイミングがきっかけにはなった。


ただ、昨日の勝野も決して悪くはなかった。

ストレートの走りも変化球のキレもかなり良かったとワイは思う。

そこをこじ開けたのは糸原の粘り。

打席で喰らい付き、12球も投げさせて奪った四球は今の阪神に足りてないところ。


今季から四球は選びづらくなるやろという読みを持って臨んだとは思うが、誘いのボール球が少なくなるなら相手を根負けさせるくらい打席で粘れば奪い取ればええということを示したとワイには思えた。

糸原がもともと粘れるというのもあった面はあるけど、バットコントロールに長けた選手はおる。


毎打席そうやって粘れるなんて思っとらんし、そないうまくできるもんでもない。

けど、出塁することに貪欲になってるかと言えば皆がそうではないのも今の実情。

形なのかなんなのか、気にしとる部分が別のところにある選手ばかりになっとる。

悪く言えば頭でっかちになっとるような感じ。


うまくいかないことを考えることも大事やけど、そればかりでは時間だけが過ぎていくだけやし、返って焦りのほうが強くなるように思う。

同じ考えるなら形などにこだわることなく、どうすれば場面で最善策を取れるかだけ考えればワイは少なくとも試合が動かない事態は避けられるように思う。

それで失敗したらそれをやらなきゃええだけ。

まずは打者なら最低限出塁することを意識して打席に立つことが大事やということを糸原が身をもってしめしてくれたんやないかとワイには思えてならない。


この喝を各選手がどう受け止めて今日以降臨んでくれるかやね。