「男なら 危険を顧みず、死ぬと分っていても行動しなければならない時がある」 | 読む人の従容たる日常

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松本零士さんが2月13日に急性心不全で亡くなられた。

先日までお元気だったそうだっただけに非常に残念でならない。

 

ワイにとっての松本零士さんと言えば「銀河鉄道999」と「宇宙海賊キャプテンハーロック」に尽きる。

前者は松本さんが福岡から汽車で上京する際の気持ちが大きく主人公・星野哲郎に反映されとるとのこと。

メーテルもそういった女性が旅のお供におったらええなというのがヒントになったらしい。

膨らんだアイデアが銀河を巡る機関車という形になって、ダイナミックな叙事詩となる作品となり、現在でもアニメ作品として描かれている。

そして、後者はハーロックのかっこよさにあこがれたもんやった。

ブログタイトルは劇場版銀河鉄道999でハーロックが哲郎を助けるため赴く際に放った言葉やが、彼の生き様をTVシリーズで見ていたワイにはとてもしびれた一言になり、それが陸軍少尉であった父親の影響もあったように思う。

「宇宙戦艦ヤマト」の沖田十三にも通じる部分がある生死を背負った生き方をキャラクターに反映させた渋さがあった。

 

ヤマトもキャラクターデザインとして参加され、後に原作騒動で裁判にもなったが、現在のリブート版ヤマトのキャラデザも松本さんが考案されたものがベースになっとるくらい、当時としても斬新かつ魅力的なものであったのは間違いない。

特に魅力ある女性のデザインは見る男子の誰もが憧れを抱いたものやった。

「スタージンガー」や「ダンガードA」も「千年女王」も松本さんの手によるもの。

ワイの幼少期のアニメ作品は松本さんと永井豪さんの作品で全て片付いてしまうほどであった。

 

今は喪失感が強く、うかく文章をまとめることが出来ん。

ただ、天国でかつてアシスタントを務めた手塚先生や同時期に一緒にアシスタントを務めた石ノ森先生とデビュー当時からのことを語り合ってもらいたいなと願うのみ。

ご冥福を祈ります。