大仏さんの最寄の駅から、次の目的地へ向かいます。
線路は海沿いを走り、車窓から海が見えました。
みんな山形の内陸部に住んでいるので、海が見えることだけで、「うわあ、ほらほら、海だ、海だ」と。
山の草とか花とか虫とか-車窓から

波乗りしている方がたくさん見えます。ちいさな船も浮かんでいます。波もありますね。
山の草とか花とか虫とか-海

目的の駅に着くと、てすりにスズメが待っていてくれました。
毛糸の服を着ています。どなたかが作ってくれたのですね。
このスズメは、ブログの知り合いの方が載せていて、いつか見てみたいものだと思っていたもののひとつです。探さないといけないかな?と思ったら、駅からすぐに(というか駅に)ありました。いやあ、見られてなによりでした。
山の草とか花とか虫とか-スズメ

駅からてくてくと歩いていきます。まわりは人がたくさんおります。
やがて橋が見え、その先に島があります。
江ノ島ですね。
いやあ、そうか、ほんとに島なんだなと。
山の草とか花とか虫とか-江ノ島

橋を渡ると、お昼ごはんの時間になったので、近くのお店に入って昼食になりました。
しらすが名物のようで、しらす定食をいただきました。
そのお店の前にあった白い花の咲く木。
これは山形ではあまりみられません。ヒイラギモクセイですね。白い清楚なちいさな花がたくさん咲いていました。
山の草とか花とか虫とか-ヒイラギモクセイ

その近くのハギにはまだ花が咲いていて、ウラナミシジミがいくつも蜜を求めてちらちらと飛んでいました。ウラナミシジミは、ぼくの住むところではあまり見かけるチョウではないので、これまたちょっと興奮してしまいます。山形にもいることはいるんですが。後翅のちょこんとしたのがかわいらしいですね。
山の草とか花とか虫とか-ウラナミシジミ

お昼ごはんを済ませて、島の中央部へ登っていきます。
道にはたくさんの人がいて、お店がずらっとならんでいます。
ふぐのふくらんだものが吊るされています。
山の草とか花とか虫とか-お土産品

すごい数の人ですね。そしてずらっと並んだ建物です。
この日は三連休の真ん中の日でしたから、お客さんがたくさんだったのですね。
山の草とか花とか虫とか-たくさんの人

ある程度登っていくと、有料のエスカレーターの乗り場があり、それに乗るようでした。
その乗り場の近くにちいさな池があり、その池の向こうの岩に、ちいさな丸い葉っぱがたくさんくっついています。
やややや、あれはもしかして。
山の草とか花とか虫とか-岩にシダが

手前にもあれがあるのでないか、と探してみると、やっぱりありました。
そうか、そうか、これがマメヅタに違いない、と。
これは数年前から一度見てみたいなあ、と思っていたシダの仲間です。
福島以南には珍しくなくあるシダなんだそうですが、山形にはまずとんと見かけません。
ぼくにとっては、風のうわさに聞く珍奇なるシダ。という具合です。
山の草とか花とか虫とか-マメヅタ

エスカレーターにいくつか乗って、だんだんと島の高いところへ。
周りは大きく枝を広げた照葉樹がたくさんあります。
横に広がる枝には、たくさんの着生シダたちが。
このように木に着くシダそのものが、山形にはそれほど多くはありません。(あることはありますが)
ここでは大き目の木には、まずほとんどシダがくっついていますね。
山の草とか花とか虫とか-着生シダ

いや、シダのありようも珍しいですが、そもそも照葉樹のこのような大きな木が森をなしていることそのものがぼくには見慣れない不思議な、エキゾチックな雰囲気です。
山形には大きく育つ常緑の広い葉っぱを持つ木というのがほとんどありません。
常緑で大きくなるのはマツやスギなどの針葉樹であったり、常緑のものならばユキツバキやエゾユズリハ、ハイイヌツゲにヒメアオキなど大きくても人の背丈はほとんど越えないようなものです。
山の草とか花とか虫とか-照葉樹の森

これもそうですね。
ツワブキです。これも図鑑の分布には、福島以南とあります。
山の草とか花とか虫とか-ツワブキ

眺める先の森の木々、足元の草たちの珍しいこと珍しいこと。
あちこちくるくると目を向けますが、たくさんの人が流れるように歩いており、なかなかじっくりも眺めておられません。
じっくり眺めるとなると、数時間は必要でしょうし、そういうわけにも行かないので泣く泣く先に進まざるを得ないのでありました。
東京に行ったおはなしの続きです。

船に乗ってから宿へ帰り、夜は明けまして二日目になりました。
二日目は、鎌倉へまいります。
いざ、鎌倉。と。

向かう駅の近くに大きな木がありました。
これはなんでしょうね?
東京のこういった木々で多く見受けられたのは、カシの木やエノキ、クスノキなどだなあと眺めてまいりました。
山の草とか花とか虫とか-木

駅のホームを越える通路から眼下に木を見てみると、例えばこれはカシの木ですね。
なんのカシかはわかりませんでした。アカカシやアラカシやシラカシなど、カシにもいろいろありますものね。ぼくは普段身近では見られないので、どんなふうに違っているのか調べることもできませんでした。興味深いのですが、先に進まねばなりません。
山の草とか花とか虫とか-樫の木

クズのからんだ木がありました。
家の山の手入れなどしている人は、木にこのくらいつるがからんでしまうとどうにも仕方なくなるので、山を歩いた際などにつるを見ると切る習慣があります。
東京の方は、そういった手入れをしないのかしらん?なんて思ってみたり。
山の草とか花とか虫とか-クズのからんだ森

通路の窓には、ガがおりました。
東京というのは虫の少ないところですね。どのくらいに少ないのかというと、ものすごく少ないです。アリなども、地面のどこにでもいるだろう、と山形に居れば思うのですが、東京に行くとなかなか見かけません。
で、このガはぼくの図鑑にはあてはまるような種類が無く、形からするとツバメガの仲間のなにかしらあたりが翅の形などで近いかなと思いました。
山の草とか花とか虫とか-ツバメガの仲間のなにかしら

駅の線路沿いの駐車場みたいなところに草がぽわぽわ生えた一角がありました。
ああ、あんなふうなところにどんな草が生えているのか見に行きたいな、と衝動に駆られましたが、どこから入っていける場所なのかわかりませんでした。
山の草とか花とか虫とか-草の生えたところ

JRの列車にいくつか乗って鎌倉へ。
ぼくは列車の乗り換えはほとんどできません。
一緒に行っているかたについていくのみです。
とにかく鎌倉へ着き、そこからは別な列車で移動します。
駅に、ちいさな田んぼがあり、えの田(えのでん)と書いてありました。
このあとの別な駅には、雨をためる容器があり、エコ電と書いてありました。
鎌倉の方はだじゃれが好きなのでしょうか。
とにかく、ちいさくても田んぼなどがあるとほっとしますね。
山の草とか花とか虫とか-江ノ電に乗ります

乗るのはこの列車。
江ノ電だそうです。よいですね、これは乗りたくなりますね。
山の草とか花とか虫とか-江ノ電

これから見に行くのは大仏さんです。
最寄の駅で降り、大仏さんのあるお寺に向かいます。
まめが売られていました。くるみもあります。
あんこを炊いて、くるみをあぶって食べたい季節ですね。
山の草とか花とか虫とか-まめ売り

道すがらに、水路の壁に、やや、あれは、あのシダのようなのはちょっと気になるぞ、というのがいくつも見受けられます。
シダは南のほうがいろんな種類がありますからね。
みんなが一緒でなかったら、もっと近くに、水路に降りたりしても見たいくらいなんですが。
山の草とか花とか虫とか-シダ、見えるんだけれど

シダが気になりつつも、大仏さんのところまできました。
やあやあ、やっぱり大きいですね。ありがたいですね。
山の草とか花とか虫とか-大仏

ううむ、これは大きいですな。さすがに大仏さんです。
背中になにか窓のようなのがあります。
山の草とか花とか虫とか-大仏さん横から

と思ったら、続々と人が大仏さんの中へ入っていくではありませんか。
ぼくも!と思い、並んで入れてもらいました。入場?料は20円也。(集金する方がきちんといらっしゃるのです)
中に入って、製造した際の痕跡やあれこれ気になって見せてもらいました。
説明書きなどもありましたが、まあ、ぼくよりも、この記事を見ている方々のほうがよっぽど詳しいことでしょうから、端折ります。
中から見ると首のあたりの色合いが違っていました。FRPで補修したというように書いてありました。
山の草とか花とか虫とか-大仏さん中から
なお、中に入れると言えば、大阪の太陽の塔の中も、数年前に中に入れる期間があったようなことでした。太陽の塔は好きです。機会があれば中に入れたらなあと思っています。
実は太陽の塔の中に入れない普通の日に、太陽の塔に行ったことがあり、スタッフのみなさんへ「ぜひ入れていただきたいのですが」と幾人かに聞いたりしたのですが、だめです。と断られたのを思い出します。たいへん残念でした。

境内にあるのはオオモミジ、イロハモミジなどでした。
まだ色づく季節になっていないようですね。
山の草とか花とか虫とか-大仏と木々

大仏さんのまわりはさすがにたくさんのお客さんがいらっっしゃっていました。
人は多くても、このあたりに来ると周りの山々が近く、なんだか安心感がありますね。

このあと、また列車に乗り、線路は海岸線を眼下に進むのでありました。
駅の構内に林のようなところがありました。
規則正しく並んでいて、なんとなく墓場っぽい雰囲気でちょっと怖い。
山の草とか花とか虫とか-林

船着場に着きました。すっかり暗くなっています。
これから船に乗って、クルージング?するのです。
こんな船だまりは、古い刑事もののテレビドラマで見たような光景だと思いました。
特捜最前線とか、そんなタイトルのドラマありましたね。たしか。
山の草とか花とか虫とか-船

船は60人ほどが乗った屋根のついたものです。
乗って動き始めると、料理が出てきました。
まあ、なんと、贅沢なことですね。てんぷらはなかなかおいしゅうございました。
山の草とか花とか虫とか-てんぷら

船はしばらく進むと、川(海?)の広くなったところで碇を下ろし、1時間ほどぷかぷか、と。
山の草とか花とか虫とか-ゆらゆら

船が停まっている時間には、屋根に上がって撮影してよいということなので夜景を撮ることができます。街の灯りが見えます。どちらを向いても見えています。
山の草とか花とか虫とか-街のあかり

海の鳥も浮いておりますね。
山の草とか花とか虫とか-かもめ

貨物を荷降ろしするようなところも見えています。
山の草とか花とか虫とか-桟橋の灯り

やがて、時間が過ぎると、船はまた動き出しました。
橋の下を通って進んでいきます。
山の草とか花とか虫とか-橋の下を通る

川(溝みたいな)の両岸にいろんなものが見えます。
カラフルなクレーン。
山の草とか花とか虫とか-カラフルなクレーン

青い虹の形の橋。
山の草とか花とか虫とか-青い橋

ここは大きな魚の市場だそうです。
山の草とか花とか虫とか-築地市場

大きなクレーンの乗った船。
山の草とか花とか虫とか-シルエットのクレーン

ビルの向こうに東京タワーが見え隠れしていました。
山の草とか花とか虫とか-東京タワー

お船に揺られて、ほかの方はお酒もいただいて、船に酔っているのか、お酒に酔っているのか?
屋形船に乗っての夕食、たいへんな豪勢な大名遊びの気分でありました。
なぜか手をつないで帰るところ。
山の草とか花とか虫とか-帰り道

宿に帰り着く近くのモノレールを、車両が通過していきます。
その向こうの空は夜なのに明るくなっています。
曇っているからこうなのか、いつもこんなふうで星が見えないのかわかりませんでした。
山の草とか花とか虫とか-モノレール

一日目の日程はこれにておしまい。宿に帰り、眠りにつきます。
二日目は、鎌倉へ向かいます。