3年ほど前のこと。日曜日だったかな?5月のお昼に散歩しているとなんだか違和感のあるタンポポ。
花びらのさきっちょのほうだけ白い・・・。なにこれ?

山の草とか花とか虫とか-ウスギタンポポ

例によってねえねえなにこれ。と知り合いに聞く。ウスギタンポポだそうです。
気に入って夜な夜な眺めていた平凡社の「日本の野生植物」フィールド版に載っていないのですもの。
タンポポの同定は、花びらの付け根、総苞が重要なのでここも撮ってみてもらいました。

その後、九州のほうでは白いタンポポがとても多いと聞きました。それはシロバナタンポポだそうな。東北には黄色いのばっかりなのでびっくり。県内で生えていると報告されているところもあまり無いようで、昨年などはあたらしく確認された場所が新聞に載ってたりしたので珍しいものなんだね。

見つけて以来観察していると、まあ、その場所が日当たりがあまりよくない場所であることも手伝ってか、開いている時間が短い。10時ころに開き、3時ころには閉じてしまう。花期も短い(約2週間が良いとこ)し、閉じていると色の薄いところが見えない。

こりゃあ、生えてても気づきません。

教えを乞うた知り合いのかたからも、「しかし、よく気づいたね!」とのこと。

はっはっは! と誇らしく思ったのだけど、遠まわしに「一体なにを見ながら生きているの?ひまなの?」とか言われてる気がするこのごろだ。

さておき、このタンポポほかにちょっと変な特徴があるようで、普通自然観察のイベントに参加すると
「タンポポは花が咲き終わると、いったん地面に花茎を伏し、種子が成熟すると綿毛を風に乗せるため花茎をより高く伸ばすのだ」と示唆されますが(なんか時代がかってきた)、これはなんともがっかりなことに花の咲いている時期から茎を伸ばしすぎて倒れる・・・。綿毛がついても茎が伸びすぎて起き上がれない。子孫を残すのに支障はないのでしょうか?なんでこんな特徴が・・・?

ほうら、咲いてるのにもう倒れてる。これじゃ虫も訪れにくいだろうに。
山の草とか花とか虫とか-がっかり

まあ、これが原因なのかはわかりませんが、あんまり増えないようですね。

さてさて、昨年のこと。天文の関係でお世話になっていて一緒に観測したりする先生から、
「ねえ、うちの畑の土手に白っぽいタンポポあるんだけど・・・」
との知らせ。

あの、先生。しかしよく気づきましたね。

おなじ穴のムジナがここにもいましたよ。ムジナが。
昨年の5月5日に撮影。

うちのたんぼに水を引いている堰は、となりの集落といっしょに管理しているのだけど、もともと使っている人数が少なくって土地改良区(都市部のかたにはわからないかも)にすら加入できず、川の崖を横断して作ってあるので重機も入れず、いまだに土のままの堰なのです。

というか、よく作ったなぁ。奥のほうに人がいるところの高さが堰。
山の草とか花とか虫とか-がけ

堰はうちのたんぼの下を流れるちいさい川から取水しているのだけど、この落差をなくすためにだいぶ上流から引いてこないといけなくって、延長数キロ。水をかけている水田は・・・うーん少ない。

毎年、5月の連休は堰の補修。子どものころからの毎年のことなのですが、これが大変だけど面白い。
みんなで葉っぱを堰の道のほうに上げ、上流から導水しつつ移動。
自然と追い越しリレーのようになる。小学生も、おじいさんもおばあさんもみんな一緒にぞろぞろ。

秋から冬の間、落葉などで自然と堰の水が止まり、いたるところが小さいプールになります。カゲロウやトビケラの赤ちゃんたちが春先のちいさいプールにうろうろ。トンボもホタルの幼虫もこういうところだから冬越しできるのだろうなぁ。

何ヤンマのヤゴだろ?
山の草とか花とか虫とか-なんかのヤゴ

オオコオイムシもいたり、アカガエルやトウホクサンショウウオの卵も。自然に出来たビオトープ的なものになってます。(自然に出来たビオトープって文脈が変だな)

これは冬眠で寝ぼけてるシュレちゃん。
山の草とか花とか虫とか-シュレちゃん

植物も結構豊富で、ウドやシオデ、ミズ、シドケなどの山菜類から、ルリソウやオウレン、ランの仲間にタニギキョウ、カタクリやキクザキイチゲにザゼンソウ。ここだけでちょっとした植物園状態。
山の中に小さい流れがあって、林内とは違う環境が長い延長で出来ているのでそういうところが良いのだろうね。この草珍しいんだよとか言うとおじいさんたちは掘って持っていってしまうので内緒です。
みんなで作業しつつ、横目で植生チェック。秘匿感も手伝って愉悦・・・。

※ちょっと長くなってきましたよ。話が

で、シュンラン。ぼくはあまり見かけないので見つけた時におお!堰のほとりの林の縁で発見。
カメラを取りに自宅に数キロ、戻って数キロ。うっかり長距離走をしてしまいました。
$山の草とか花とか虫とか-シュンラン
春の光が当たって、うーん。いいなあ、光が溢れる感じでしょうか。春だなあ。そうだなあ。としか言えません。

結構貴重なものかな?と思って調べましたが、ランの仲間にしては繁殖力が強いらしく(ネジバナほどではないだろうけど)レッドデータブックにはうちの県では記載無し。

ものの本によると、楢の木の林内にみられるとのこと。たくさんあるとお茶にできるらしい。うわー贅沢。

うちの一番近いほかの堰は数年前に改良(ぼくにとっては改悪だな)されてコンクリートになってしまいました。バイカモも、カワニナも、ホタルももういない。

この堰も、みんなたんぼをやめてしまったらもういらなくなる。たんぼ続けたいから新しくしちゃおうぜって言い出してもなにもいなくなる。ううむ。

春に想いを馳せていたら2時近い!もう寝ます。
昨年末にMOUNTAIN HARD WEARのモンキーマンジャケットが安くなっていたので買いました。

表面はつるつるした感じの毛の長いフリース。内側はほとんど毛布のようなフリース。
たいへん空気を含んで暖かそうなのでぜひ冬用に、と。
カッパのすぐ内側のミドルウェアに使っております。
(冬用のマウンテンパーカ的なものを持っていないので、冬もカッパ)

思ったよりも通気性も良くて、空気の層が厚いので汗の蒸気の緩衝材役なのかな?スノーシューで汗をかいてきても蒸れにくい。優秀!

と思っていたら一昨日のこと、スキー場のナイターにおまつりの手伝いに行った際のこと、左ポケットからものを取り出そうとしたら・・・ポケットの入り口小さぃ。あれ?チャックが無い。

縫製がほつれて穴が・・・。名前はハードって書いてあるけど、作りはハードじゃあないのかしらん?

山の草とか花とか虫とか-縫う前

残念です。買って2ヶ月。

とはいえ、クレームをいうのは好きじゃないので(どんどんなんでもポケットに入れてしまう癖があるので文句言えない)縫いました。

山の草とか花とか虫とか-縫った後

うーん。縫い後が見えないように写真を撮ってしまった。着るとちょっと目立ちます。

縫ってみるとわかるけどフリースって縫いにくい。大変です。針に手ごたえないし。毛が長いので生地を縫えているのかどうか?

作っている人の気持ちがちょっとわかった気がする。こんな縫いにくいもん縫わせやがって!とか。

まあ街にお出かけ用ではないので丈夫に縫ってさえあればOKでしょ。