みなさんがお困りのスギです。ぼくも困っている。
熱もちょっとあって風邪なのかなんなのかわからない。鼻水、鼻づまり、頭がもうろうとして悪寒が・・・。たまらず仕事をちょっとお休みして病院に行ったら休診であった。すぐさま職場復帰。

これは、松保の大杉なるものでうちの県の指定文化財です。
自然の生き物が「文化財」ってどうもしっくりこないですけどね。

2007年の8月に撮った写真。これの看板には「一樹にして森を為す」と書いてある。なかなかかっこいい文章だと思った。樹齢は1000年以上らしいがよくわからない。この松保という地区はうちよりももっと山奥で、夏にしか人が住んでいない。尾根が入り組んでいて、集落の付近だけぽっかり低くなっている。こんな地形だから風とかが弱くって生き残ったのかなって思う。
山の草とか花とか虫とか-松保の大杉

根元に立っている山の神神社。山の神神社って「神」が2こ続いちゃってる。「山神社」で「サンジンジャ」っていうのも聞いたことがある。

スギの方が神社よりも幅がありますね。直径を教えてもらったことがあるけど・・・忘れた。
山の草とか花とか虫とか-山の神神社

こちらは神社のとなりから撮った。これはヤマウルシだと思う。こんな風にいろんな木や草が枝の上に生えちゃってる。
山の草とか花とか虫とか-ヤマウルシと神社

足元は、根っこを傷めないように木道のようにしてある。・・・なぜかツチアケビ。赤いのは実。
ツチアケビは腐生ランの仲間で、ふつうはもっとくら~いようなところに生えてるはずだけど明るい場所に生えてた。そのためか、小さい株である。
花は大きいらしいけど目立たない色で、ぼくはまだ花の時期に見つけたことがない。
杉林の中で見つけたって聞くことが多いのでスギが好きなのかも。
この実は、お乳が良く出るようになる薬草と聞いたこともあるが・・・やはり怪しい。
山の草とか花とか虫とか-ツチアケビの実

以下は4月2日に撮ったもの。これが、花粉を出す雄花。これはまだ花粉が飛んでいない。潰すと粉が出てくる。黄色いのは花粉がぎっしりだから。ひぇぇ。
山の草とか花とか虫とか-スギ雄花

こっちの枝のさきっちょが雌花だと思う。写真の下の方に昨年の実が見える。
山の草とか花とか虫とか-スギ雌花?

うちのまわりは、いたるところスギだらけである。建築材として戦後に全国各地で植えられたのは皆さんご存知のとおり。
各地の神社建築を調べている先生からは、スギ材は昔は神社など特別なものにだけ使えたと教えてもらった。いつの間にか人間も神様並みにえらくなったんだろうね。
また、一本杉っていう地名などが示すように、本来は密植して植えるものではないのかもしれないって思う。

ミジンコは生息条件が良いと単為生殖で増えるけど、密度が高まったりすると休眠卵をつくる。変な時期に花が咲く木ははたいてい弱っていたりする。
生息環境が厳しくなれば、たくさん子孫を残そうってスギが花粉をたくさん飛ばすのは生き物の道理だろう。

雄花の付き具合が、一本一本異なっていたり、比較もしないといけないので証明は難しそうだけど、花粉症の人が多いのでどっかの研究機関ですでに取り組んでいそうな課題ですね。

評判の悪い杉林だけど、間伐をきちんとして手入れすると歩いてても結構楽しい森になる。林床で山菜も採れるし、リスもスギは嫌いじゃないようだ。

さあて、Plant×50

スギ、ヤマウルシ、ツチアケビ・・・3種×50 150円 昨日まで450円だから600円。
なかなか貯まりませんね。
今日の昼のこと、知り合いから昔採ったというへんなキノコをあずかりました。

ぼくが調べ物が好きなもので、わざわざ届けてくれました。アナタケというものじゃないかと言ってた。

さてさて、実物はなんだかキノコには見えない。

採取した経緯やそのたの話を聞き取ったところ、①ダケカンバにくっついていた。②根元近くにあった。
③まぼろしのキノコとはこれじゃないか

とのこと保育社の続日本菌類図鑑(昭和47年って書いてある)にカバアナタケっていうのが載っていた。
キノコは食べられるものやドクキノコの図鑑は多いけど、菌類を網羅的にまとめたような良いものが見当たらない。良いものがないかなあ。この図鑑はなかなか詳しいけど・・・続じゃないほうが紛失中だ。

「キノコは子実体と菌核とからなる」って書いてある。
菌核は黒くて炭黒色で少し光沢があり、縦横に深い亀裂を生じて・・・略。うん。そうなっているようですよ。
山の草とか花とか虫とか-カバアナタケ

子実体はきわめて地味でかさを作らず、宿主(これだとダケカンバのことだろう)の皮下に広がってでき・・・黄褐色から褐色、管孔は長さ2~8mm、孔口はほぼ円形でちいさく3~5個/mm。
山の草とか花とか虫とか-カバアナタケ子実体
なんか・・・黄褐色に見えることにしようか。ぼくには白く、おまけしてクリーム色に見えますけど。
穴は記載のとおりか、少し大きめだ。

内部は黄褐色~褐色でコルク質、充実して重い。うんうん、確かに重かった。うらから見るとそんな色にも見える。
山の草とか花とか虫とか-カバアナタケ裏っかわ

シラカンバ、ダケカンバにつく「癌種菌」と標準和名に括弧書きしてある。なんか不吉な名前だなあ。
はじめ見たときは、木が炭化したものかと思った。でも木にくっついていたという。
シラカンバもダケカンバもこんな色はしていない。

そのうち、知り合いの菌類に詳しいひとに相談しよう。
しかし、あれですね。昨年はトガリネズミの死体(腐ってた)、スケバハゴロモ(昆虫)、ツチアケビの実、コンロンソウ、キアゲハ、セミのぬけがらなどをそれぞれ別な人からもらった。
へんなプレゼントが多くって喜ばしい。腐ってるのは処理に困るけど。これは預かり物だから返します。

ちなみに、カバアナタケであるならば、末端価格10円/gくらいからでネットに広告が出ていた。
今日預かったのは、大き目のスーパーのふくろぎっしり1個分・・・。
怪しい気配がするなあ。カワラタケ見たいなものだろうか。お茶にして飲むと書いてある。
これはカツオブシムシみたいのがついてるのでもうだめかな?

あ、今日は mushroom×50 かな カバアナタケらしきもの 1種×50 計450円
帰り道で細い月を見つけた。


天文手帳(星のことが書いてある手帳。普段のスケジュールを書くのに使っている)で確認したら月齢1.9とある。天文手帳の月齢は毎日21時。ということはもしかして三日月でなく二日月!?

三脚がない・・・。しかたなく、近くの低い山に寄り道して車の上において撮った。
山の草とか花とか虫とか-三日月
2011/04/05 19:21

もうちょっとシャッターを長めにしてみた。観望会(みんなで星を見る集まりです)で昨年も地球照の月と金星が並んでるのを撮ったけど、月の模様が見えるのは地球からの照り返しだそうだ。
太陽と月と地球の位置からすると、月から見たら、満月、ではなく満地球に見えるのだっけ?
あっちから見る地球は眩しいだろう。
山の草とか花とか虫とか-三日月と地球照
2011/04/05 19:17

二日月見たかも!って思ったら、新月は4月3日。だと今日は三日目。三日月だった。
でも、これまで見た中ではかなり細いほうだ。

おまけ・・・17時51分に寒河江市から撮った大朝日岳。稜線のうえに大朝日小屋が見える。その右は小朝日岳。この写真を撮ったあと、カメラ屋に行った。・・・山岳会の会長とばったり遭遇。月を撮ったのはその帰り。
山の草とか花とか虫とか-大朝日岳

大朝日岳と小朝日岳は見る角度で漢字の山のかたちに見える。小屋は小朝日に隠れてる。
$山の草とか花とか虫とか-大朝日岳残雪

いつ見ても山っぽい山だなあ。こどものお絵かきみたいなかたちです。