4月17日、ちょっと町のほうの神社のあるちいさい山に行ってきました。

ほんとうは、スズメノテッポウを探しに、この神社のとなりにある知り合いの田んぼに行ったのだけど、スズメノテッポウはなかった。
去年はあったのにな。田んぼの草は結構変化があって不思議だ。

で、近くの神社に。

こういった神社は、昔から同じような時期に、同じような手入れをするので少なくなった植物が残ってたりすることがある。神社めぐりをする振りして、植物を観察するのだ。

で、またスミレの仲間。いやぁん。スミレの仲間はやはりよくわかんないので、詳しい方ご指摘ください。

※こないだナガハシスミレの記事のときに、紛らわしい科として、テルモスさんへのコメントの返事でウマノスズクサ科をアオイ科と書いた。コメントの訂正の仕方がよくわからないのでここにて、訂正します。カンアオイのことばかり考えてたからそうなった?

そうそう。これはおそらくタチツボスミレ。で、その品種でアカフチタチツボスミレだろうか?葉っぱの葉脈付近が赤いから。
山の草とか花とか虫とか-タチツボスミレ正面

横から。
山の草とか花とか虫とか-タチツボスミレ

根元。一番根っこのちかくでも托葉で良いのかな?ぎざぎざだ。
山の草とか花とか虫とか-タチツボスミレ根元

気になるのは、めしべのさきっちょ。こんなふうにちょいっと曲がってるのはアオイスミレって聞いたのだけど、これ以外の特徴はアオイスミレではなかった。
山の草とか花とか虫とか-めしべのさきっちょ
あ~。花をひとつ摘んでしまった。捨てるのは忍びないので・・・いただきました。
おかげで、ニオイタチツボスミレではなさそうなことがわかる。ほんのり甘い気がする。春だなあ。

そうそう、気になるのが、このちいさい山。
山の草とか花とか虫とか-ちいさな山

この写真を撮ってるのが北側から。これを撮ったのは午後3時ころ。ね、あっちが南。

スミレがあったのは、南側だった。南側にはこのほか、スズメノヤリ、ホトケノザ、スゲのなかまなど。北側には全然ない。

北側には、アズマイチゲがたくさん。南側にはぜんぜんアズマイチゲがない。

そろそろ山菜の時期だけど、山菜を採りに行くと、地形や方角で採れるものが違っている。
何度も行ったことがあるところ(セミの抜け殻がたくさんあるのだ)なんだけども、この日歩いてたらこんなことに気がついて、嬉しくなってしまった。
こんな小さい山なのに、違う環境があるのだなあ。って。

Climb×100

白山(この神社が白山神社って書いてあるから)・・・1座×100=100円

Plant×50

タチツボスミレ・・・1種×50=50円

計150円 累計2,800円 
「備えよ、常に」

ボーイスカウトの先生(リーダーだっけ?)を長年やっている人から聞いた言葉。

「備えあれば憂いなし」と似てるけど、ちょっと違った。

たとえば、ルアーと釣竿とリールがあっても、きちん投げられないと釣れない。
ルアーを投げられても、魚がいつどんなところにいてどういう風にルアーを操作するのかわかんないと釣れない。

それらを、セットにしておかないと、いざという時に魚を食べられない。ということだと教えてもらった。

なるほど。


書くか、書くまいか迷ったけど。

先週と昨日。津波の押し寄せたところに、家の片付けの手伝いに行ってきました。

(先週は、仕事の関係もあって行ったため、いわゆる「ボランティア」ではない。)

先週訪れた先の家は、大きな川の堤防のした。堤防を越えて水がやってきたとのこと。
庭先の自動車をみんなで移動させ、庭に流れ着いたものを運び出し、床板をはがして床下にもぐりながら泥かき。おばあさんとおじいさんで住んでいたようだけど、おじいさんは避難先で体調を崩して入院したとのこと。泥と砂のなかから神棚や仏壇の道具が出てくる。「ああ、これは仏様のものだからね。大事なものだね」って。庭の木に登って助かったって話をしてくれる。・・・となりの家のかどに花束が2つ。ちかくの堤防のところの桜並木は満開だった。

一月以上たってから行ったのに、ぜんぜん手付かずのところが多いのに愕然としてしまう。ボランティアセンターの人は道路だけはなんとか通れるようにしたと言っていた。

ぼくが行ったのは、テレビではあまり放送されていないところだった。
ボランティアができるのは、個人宅の片付けの手伝い。


昨日は、募金活動をやろうと計画してたのだけど、うちの町もちいさいところで人があつまるところが少ないので、なにか行事があるときに活動しようってことになって日程が空いた。

また同じところに。先週の作業で、ぼくでもなにか出来ることがあると感じたから。今回は自分の意思だ。
土日はもしかして渋滞してるかもと思い、人が多かったら邪魔になるといけないから帰ろうと思っていた。

むかう途中で、消防団のぼくとちがう分団の人とあう。(消防団は、分団って組織があってそれぞれに活動することもある。)ぼくの行くつもりのところとちかいところに炊き出しに行くとのこと。
・・・ぼくは方向音痴なので、内心途中までくっついていく口実に、積み込みの手伝いをしながら現地へ。

そんなで、ちょっと開始時刻に遅れてしまったのだけど、混んでるかと思いきや、ボランティアセンターの中もあまり混んでいなかった。前回は、人が多くって作業にはいる前のマッチング(自分ができる作業と、要望とのオークションみたいなもの)に結構時間がかかったけど、昨日はちょうど移動するクルマがなくって出られない感じの班に入れた。ぼくがクルマを出すと移動できる。

打ち合わせで、ぼく以外のメンバーがここの町での経験がないため、一度しか経験のないぼくがリーダー・・・。

数秒間をロスするものの、ええ、リーダーやりましょう。おいらは本職が事務屋ですからね。
(リーダーは、行った先との作業打ち合わせ、作業時間を区切って進行状況確認や休憩をとるタイミングの調整。帰るときの書類作成など・・・。ほら事務屋とか営業の仕事とおんなじだ)

で、ピアノとかの運び出しやら、塩でだめになった木の伐採。庭に流れ着いたものの片付け。庭などの砂の運び出し。

ボランティアとして受け入れてくれたおうちのかた、ありがとうございました。
また、しょうもないリーダーだけど、よいチームでした。メンバーのみなさんありがとう。

作業している間は、ちょっとずつだけど目の前が片付いてくる。
でも、インターバルをおくため休憩すると、やっぱり広大な範囲の片付いてない家並み・・・。
ちいさな達成感と無力感が交互に訪れる。

ぼくはこれまで、「ボランティア」って呼ばれるようなことをいくつかしてきてるけど、ぼくにとってボランティアは、世のため人のための慈善行為ではないように感じている。
あくまでも、自分のため。
ぼくはとてもエゴイスティックな人間なので。
今回だって、焦燥感に駆られる自分自身のため。ぼくの住むまわりで災害時にどんなことが起こりうるのかっていうことを考えたいから。できることはなんでもしようって思っていたことを実際にするため。

ボーイスカウトやら、○○の少年団やらで、班行動をさせるときに、子どもたちに、リーだーとはかくあるべし!って知ったかぶりで言ってたことは、今回いきなりリーダーになってみて役に立った(気がする)。兼業で、間伐をしてた経験は、庭の木(直径30くらいのモチノキ科の木)を切るときに役にたった。剪定ノコしかないのにそんなの切るのですものねえ。事務屋としてクレーム処理したりするのも、依頼主との打ち合わせで役に立った(気がする)

だから、「備えよ、常に」(結局まわりくどい)なるほどって思ったんだよね。
なんでもやっておけば、そのうちなにかの役にたつでしょ。くらいなものだ。

ちょっとずつでも、できないことはできないけど、できることはできる。
通り道にごみが落ちてたら、拾うのか拾わないのか。できることを普通にするのもそなえでしょ。
家に砂と泥が積もってたらちょっとずつでも掃除するのが道理。あたりまえだ。

まあ、偽善と呼ばれるならそれでも良い。
「偽善」は、人の為す善。よかろ。
所詮、人は人、山は山。ぼくはまだ人だから・・・。


※ここでは、そろそろ県外からのボランティア受付をやめると言っていた。聞くと、要は新規で来るひとはここの運営方法や作業に慣れてなかったり、保険の手続きをしないで来てしまったり、受付の人手がたりないんだ。継続で出来るかたはまたお願いしますってちいさい声で言っていた。だからどこだって書きません。

昨日の作業依頼は4/17日受付。実際に出来たのは24日。まだまだ作業が残ってるし、先が長い。
何度でも、何度でも、何度でもやりましょ。

しかし、気持ちのままに書いたから、そのうち消すかもしれません。気持ちの整理がつかないので。

ではでは
日を追うにつれ、春が深まっていくなあって感じるのがキバナノアマナ。ようやく花が咲き始めました。

キナナノアマナについてはアズマイチゲの記事で、葉っぱだけのものを紹介(なぞなぞ?)してました。

今日は昼に遠出してたので、これは夕方に夕暮れ間近に撮った。
山の草とか花とか虫とか-キバナノアマナ閉じてる

アマナなのでチューリップに近い草。
図鑑で紹介されているキバナノアマナは、もっと花数が多くって絵合わせすると、このようなのが近い種のヒメアマナに見えてしまう。
ヒメアマナは根出葉が2mmくらいとのことで、これはもっとあるからキバナノアマナでよいだろう。
また、生息環境もヒメアマナは原野や川原とのこと、キバナノアマナは山野とのことである。
というか、ヒメアマナはかなり稀少な状態らしいので、ヒメアマナだったらもっと嬉しいことである。
※葉の色とか、キバナノアマナの特徴でないようなところも見受けられる。根っこを確認するとはっきりするかも知れないけど、そこまではしますまい。

キバナノアマナは、うちのちかくでは畑などにも出てくる。もう、ハコベよりも株数が多いかもしれない。アマナだからって、葉っぱを齧ってみたが・・・青臭い。甘くもない。

うえの写真は、夕方近くで花が閉じかけているけど、昼間だとこんな感じに180°ちかく花びらが開く。
これは昨年の5月5日に撮った写真。
山の草とか花とか虫とか-開いているキバナノアマナ
やはり、この花には春の日差しが良く似合うと思うなあ。


で、これは特別なコレクション第一号の草なのでござる。(ござる?)

誰にとってかというと、ご存知「ムーミン」の「楽しいムーミン一家」に出てくるヘムレンさん。

これと同じ本が手元にある。
たのしいムーミン一家 (講談社 青い鳥文庫)/トーベ・ヤンソン

¥609
Amazon.co.jp

ヘムレンさんは世界中の切手コレクタなのだけど、この本の第一章で世界中の切手を集めてしまい、つまらなくなって絶望しているのだ。
まあ、コレクションは集めたものも大事だけど、コンプリートしたらそりゃ楽しみはおしまいですよねぇ。

で、スノークくんのアドバイスを受けて・・・

ヘムレンさんの顔は、幸福で光り輝いていました。
「おや、なにか集めるものがきまったんですか。」
とムーミントロールはきいてみました。
「自然研究さ。わしは植物をしらべるんだ。」
とヘムレンさんはさけびました・

~中略~

この春にさいしょにみつけたものを、ふたりに見せてくれました。土とかれ葉のあいだから、とてもかわいいにらが顔をのそかせていました。
「学名でいえば、ガゲア=ルテア。コレクションの第一号。完全な標本だね。」


とある。

なるほど、かわいいにらかあ。

ガゲア=ルテア Gagea Lutea をラテン語辞書で調べたいのだけど持っていない。残念。
本屋に行くと、英語辞書はたくさんあるのだけどラテン語辞書がなかなかない。
以前、植物の学名だけのラテン語辞書を見かけた時に買っておけばよかった。かなり年数が経つがいまだに心残りである。
大きい図鑑だと、学名の意味も載ってるのだけどね。

地元のおじちゃんなどと話をしてて、標準和名の名前で花を呼ぶと、
「そ~んな学名で言われてもわからん」
と言われる。
たとえばこのキバナノアマナは、標準和名。学名はGagea Lutea。
うちの近くではだれもこの花を気にしないので、地元での名前はない。
あえて呼ぶなら「ちょろちょろはえてる黄色いちっちゃいの」である。

ええと、まだちょっと書くぞ。

ムーミンの作者は、トーベ・ヤンソン。フィンランドの作家である。
キバナノアマナが、スカンジナビアにもあるというのがなかなか面白い。

また、うちの集落をはじめとして、朝日連峰周辺の山村は、ちいさい川や沢沿いに多い。
ちいさい谷なのだ。
もちろん生活には水が必要なので、沢沿いに集落が位置することはあたりまえの道理だけど、キバナノアマナの生える山村の谷・・・。

ムーミン谷もうちのようなところなのかなって思うとちょっとね。親近感がわくよねえ。

そのうちにょろにょろとかも出るかもしれないなあ。

※ロッキーチャックを名乗っていながら緑が森じゃないのかよう!って聞こえる気がする。

Plant×50

キバナノアマナ・・・1種×50=50円 累計2,650円