家の裏のちいさい水路に、ワサビの花が咲きました。
アブラナの仲間で十字の花。ワサビはあまり花のイメージがないかもしれませんが、清楚で可憐な花ですよ。

ミズバショウと一緒に咲いてる様子。
このちいさい水路は、今の融雪の時期には水がたくさんありますが、夏には申し訳ない程度になります。
ワサビは水の中に生えてる、って思ってましたが、水路から畑のほうに移動している株もあるので、ずっと水のなかってわけでもない様子。
これは、年に数回。葉っぱをもらって刻んでいただきます。個人的には根っこより茎を刻んだものの方が美味しく感じます。ごはんにあう。
山の草とか花とか虫とか-ワサビと水路

花の様子。タネツケバナにくらべるとなかなか大きい。って写真ではスケール感がなかなか伝わらないかな?
山の草とか花とか虫とか-ワサビの花 晴

昨日から今朝にかけてすごい風雨でした。
見に行ったら、花が花茎から下向きにくんにゃり。
山の草とか花とか虫とか-ワサビの花 雨

これは、おとといにキバナノアマナの時間を追った撮影をした午後のもの。
おなじ株の花。午前中に、だんだん上を向いて変化したものが、雨になったらこんなふうになっちゃった。
山の草とか花とか虫とか-キバナノアマナ 雨

こっちはアズマイチゲ。これも雨のときにはこんなふうにくんにゃり。閉じてるうしろ姿を撮りました。
4月17日のアズマイチゲはこれ。比較してみてくださいね。

山の草とか花とか虫とか-アズマイチゲ 雨

このほかにも、思い起こせば、オオイヌノフグリ、タネツケバナもハコベのなかまも雨の日には閉じたり、うつむいたりしてました。
雨の日や夜間にうなだれるのは、花粉を雨や夜露から守るためだって読みましたよ。

おなじアブラナ科でも、タネツケバナは上を向いたまま閉じて、ワサビは花茎をうなだれる。
なかなか興味深いなあ。

花は、ぱっちり開いててよね。って思ってしまうのだけど、うなだれた花もなんだか愛らしい。
写真の色合いも、雨の日はちょっと優しく写ってるみたいです。
葉っぱや茎につく水滴もなんだかお洒落に見えてくる。
雨の日もなかなか良いじゃないかぁ。

あ、そうそう。ワサビのつぼみを食べてみましたよ。よく味わうとだんだんとワサビの風味。
ふうむ、納得。つぼみの理(ことわり)かあ。空さんありがとう。

Plant×50

ワサビ、キバナノアマナ、アズマイチゲ、ミスバショウ・・・4種×50円=200円

5月1日から累計250円  4月度:3,050円
うちのクリの林のカタクリが咲きました。昨日の朝、目が覚めたらなんだかそわそわしたのだわ。

たくさんあると、どう撮ったらよいかわかんなくなる。
実物は、この写真の50,000倍くらいは美しいと思っていただきたい。
山の草とか花とか虫とか-カタクリ

花の奥にこんな模様を隠し持っていました。
山の草とか花とか虫とか-カタクリの花の奥

カタクリは、ナラやクリの近くに多いように感じる。根拠はないけど。なんだろ?相性?
あと、千葉にいった叔父が、山形のカタクリのほうが紫色が濃いといっていた。地域ごとに特徴があるのだろうか。なお、うちの山にある谷の奥に、昨年シロバナのカタクリを見つけた。去年はゼンマイ採りの最中で、カメラを持っていかなかったので撮っていないが、今年も咲いてくれるのだろうか?

葉っぱはこんな風に水を弾いていた。
山の草とか花とか虫とか-カタクリの葉っぱの水滴

じつは、去年撮ったカタクリの写真にお気に入りがある。どんな風に撮ったのかわからないけど、花の周りが、なんだか飛び切りファンタジックになってる。意図的にこうしたわけでもないが、不思議でしょうがない。再現できないんだな、これ。
山の草とか花とか虫とか-去年のカタクリ

これが、カタクリの実。去年の6月15日。しわしわでがっかり・・・。
山の草とか花とか虫とか-カタクリの実

こんな風に種が詰まっている。
ありんこがくっついてた。(すごくちいさいやつね)
本で詠んだところによるとカタクリもスミレと同様に、アリンコに運ばれて種を広げるらしい。
このありはちいさい種類のありなのでさすがに持てなさそう。
運んでいる様子はまだ見ていない。
カタクリにも、ありが好むという、えらいおそうむ、というのがあるのだろうか?
「偉い御総務」・・・そう、大体、世の中では雑用係が一番エライってことになっている。
山の草とか花とか虫とか-カタクリの種

カタクリは種から育って、花が咲くまで7年かかると聞いた。
一度咲いても、株って残るんですよね?どうだっけ。

図鑑には、「カタクリの古名は、かたかごといって・・・」と載ってたりするけど、うちのところではいまでも「かたがっこ」と呼んでいる。

おまけ

ちいさい花束。なんでしょ?

こっちは黄色いの。
山の草とか花とか虫とか-フキの花

こっちは真っ白でした。
山の草とか花とか虫とか-フキの花の白いの

これは、フキの花です。今回はなぞなぞではないですよ。

黄色のは花粉だろうけど、白いのはなんだろ?不稔ってやつだろうか?
海里せんせ~!教えてぇ。

あ、今日はこれから出かけます。ではでは。

Plant×50

カタクリ、フキ・・・2種×50=100円 累計3,150円
(4月末締めで一回、振り込むかなにかしたほうが良さそう。)
今朝のキバナノアマナの撮影中に、まわりのいろんな花に虫がきてました。

お気に入りはこの子。全身が毛におおわれてて、ぬいぐるみみたい。
おまけに、ホバリングしながら、花から花へ。動きもかわいらしい。
周りにはエンゴサクとかアズマイチゲもあるのだけど、キバナノアマナがお気に入りのようである。口が長いのがあうからかな?
山の草とか花とか虫とか-ビロウドツリアブ横

前からも撮った。長い口が見える?
山の草とか花とか虫とか-ビロウドツリアブ前

おそらく、ビロウドツリアブだろうと思うのだけど・・・。
まるくてかわいいってことは名前はともかく変わりない。

次はヒラタアブの仲間。おなかの黄色と黒の模様がお洒落。アズマイチゲにやってきていた。
ヒラタアブの幼虫は、アブラムシをばくばく食べる。そりゃもう、野獣のごとくである。
探すとなかなか見つからないけど、ナメクジのちいさい感じの幼虫ですよ。見つけると嬉しいもののひとつ。
山の草とか花とか虫とか-ヒラタアブの仲間

アズマイチゲにもう一種、お客様。拡大してるからスケール感が伝わらぬかとも思うのだけど、まあ、ゴマ粒そっくりなんですな。昨日の大日様のお祭りで、赤飯にごま塩をかけて食べたけど、あれに混じっててもわからないと思う。しかし、頭のあたりとかを見ると、カナブンやハナムグリに似ている気がする。
花粉に夢中のようだけど、ほかの株にも行くのかなあ?あまり飛べそうには見えない。
山の草とか花とか虫とか-ちっしゃいハナムグリみたいなの

こちらはフキノトウの雌株。これは・・・ハエですね。なんという名のハエだかはわかりませんけど。
家の中にいるのと、ちょっとシルエットが違うような気がしないでもない。このほか、小さいのから大きいのまでハエはかなり花にやってきていた。
山の草とか花とか虫とか-ハエの仲間

受粉というと、ミツバチやチョウが多くを占めるような印象を持つけど、今日観察した範囲では、半分くらいはハエ、3割くらいはハナアブの仲間、あと2割くらいが小さいハチ。ミツバチは今日1頭、チョウはキタテハっぽいのが1、ルリシジミ1でした。

今度はハチ。ちいさくて毛がもしゃもしゃしてる。1cmくらいでした。
山の草とか花とか虫とか-毛深い小さいハチ

これも1cmくらい。マメコバチってこんなだったかなあ?上のとだいぶ違うでしょ。
こんなハチが、カヤなどの茎の枯れたものの空洞を利用して生きている。
先週に、道路わきのガードレールの日当たりのよいところでたくさん飛んでいた。
これからたくさん花の咲く時期だから繁殖期なのだろうか?
花粉まみれ。
山の草とか花とか虫とか-マメコバチ?

ようやっとミツバチでございます。おなかが黒っぽいからニホンミツバチだと思う。
どうもね、スロースタータのようですな。気温の低いのが苦手かな?
サクラの花にはたくさん来るから好みかな?
山の草とか花とか虫とか-ミツバチ

そしてチョウ。キタテハっぽい。
このチョウも観察していると、フキノトウがお好みのようでした。
エンゴサクなんかとっても蜜が多いけど寄らないんだよね。
フキノトウには念入りにお立ち寄りでござった。
山の草とか花とか虫とか-タテハチョウの仲間

そして、ルリシジミは結局ひらひらとどっかに行ってしまった。

季節にもよるだろうし、ここの場所にぼくがいたのはせいぜい1時間くらいだったから、花と虫たちの時間の一部しか見ていないけど、実際に花にきているのがハエとアブが多いのにはあらためてびっくり。
ハチとチョウはもっと暖かくなってからおでましなのかな?

この場所は、自宅のすぐ前の崖の一角だけど、まだまだ知らないことがたくさん起きているに違いない。
ぼくらが観察できるのなんて、自然界のごく一部だ。時間にしたら年間で1/365日の1/24時間。
これが何億年も続いている。
見える範囲にしたらもう果てしないし、さらに目に見えないものの方が多かろう。
自然の運行だなんて、知ったかぶりすらできませぬな。こりゃ。
実に興味深く、美しくもドラマティックなことと来たらねえ。
ぼくの寿命が一億年くらいあってもまだ足りないようだ。

しかし、花には虫がよおく似合う。
花が綺麗に咲くのは、人間に育ててもらうためでも写真を撮ってもらうためではなかろう。

今日の虫たちが、花にとってはマチビトキタリ。一世一代の大仕事の日である。

カメラを構えてうろうろしている人間がいるので、花からしたら
「ちょいと、そこの人間。せっかくハエ様がおいでだからサッサトどっか行けぃ」
という気分かなあ、いわゆるオジャマムシでござった。