この記事は予約投稿ってやつでございます。げざ~ん、の記事書いた後に書きました。

ひとりで山に行くと、どうしてもくだりがゆっくりになります。
なぜか、なぜなのか。

その一端をお見せしたいです。

ただし、ちょっと嫌悪感のあるかたもいるかも知れませぬので、はじめにかわいいアズマヒキガエル。

これは、竜門山の雪のちかくにいました。
ちいさなアズマヒキガエル(たぶんね)
ぼくが通ると道から横の草むらに飛び込みました。
ううむ。かわいいではないか!
あたま隠してしり隠さず。
ぼくの親指くらいの大きさのカエルでした。

ぼくが、じっとしていると、頭をぴょんと上げ、ぼくがまた動くと、さっと頭を隠します。
山の草とか花とか虫とか-ちいさなガマ

こちらはお気に入りのアズマヒキガエルの写真。
これは昨年の9月に古寺渓谷で撮ったものです。
ヒキガエルは、危険を察すると、こんなふうに前足を伸ばし自分を大きく見せます。
飛ぶのが苦手なんですね。
そして、じっとしたまま逃げません。しばらくこのまんまです。
山の草とか花とか虫とか-アズマヒキガエル

どれくらい経つと動くのかな?
とカエルと「イナイイナイバア」。
もしくは「だるまさんがころんだ」みたいなことをしているのでゆっくりになります。
ついついね。

では次にシデムシの仲間。

これはヨツボシモンシデムシ、というシデムシみたい。
シデムシは「死出虫」または「埋葬虫」であるらしく、動物の死体に集まります。
動物の死体をだんごみたいにして、巣穴を掘って、そこに置き、子どもを育てるのだそうです。
近年、このシデムシの仲間は、社会性のある虫として注目(だれの?)を集めているのだと聞きます。

幼虫を集団保育したり、チイチイと互いに鳴いてコミュニケーションしたりもするのだって。
鳴くかな?と思って、じっと耳をすまします。
この写真は、ナメクジの死体に集まったもの。
ピントがあっていませんが、シデムシのわき腹あたりにはトビムシに、ダニ、おなかにもちいさなダニがくっついていました。ナメクジの死体は、葉っぱのしたに頭あたりがあって、そちらもがさがさしていたので、もう一匹くらいいるのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-ヨツボシモンシデムシ

驚いたのはこれ。
なにカタツムリだかわかりませんが、泡をぶくぶく出していました。
そして殻にはシデムシが二匹。
死体を食べるものと思っていましたが、もしかして狩っているのだろうか?
山の草とか花とか虫とか-カタツムリとヨツボシモンシデムシ
こういった虫の行動などは、じっくり時間をかけて観察したいなあ。
幼虫は成長が速いらしく、10日くらい経過観察するとおもしろいと思います。
もちろん、仕事もしないといけないから、山のなかで10日間もテントを張って観察するわけにも行きませんけどね。なかなかね。


こちらは、大きな大きなナメクジ。これの写真はちいさめにしておこう。

山に行くといますよね。
ヤマナメクジなんて呼んでいます。図鑑に載っている名がヤマナメクジなのかどうかはわかりません。
ぼくの指と比較してみてください。
おそらく12~3センチはあるでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-ヤマナメクジ

ナメクジの足の部分。です。
本体からちょっとひらひらと出ていました。
山の草とか花とか虫とか-ヤマナメクジのおしり

ぼくは恥ずかしながらナメクジが苦手です。
はい、もちろんじっくり観察はしますけど。

子どものころに、川で遊んでいて、潜って息継ぎで顔を出したら目の前をこれが流れていったり、水に顔をつけたまま魚を探していたら、手でつかんでしまったり。そんなことでちょっと苦手なのです。

次の記事は、竜門行きの途中で見つけたけど載せてない花を。


蟲×50

アズマヒキガエル、ヨツボシモンシデムシ、ヤマナメクジ、カタツムリのなにか・・・4種×50=200円

7月1日から累計1,800円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円
「朝日連峰竜門山へ4 竜門小屋付近」のつづきです。ようやっと下ります。

12:30分ごろに小屋を出て、12:50ころ竜門山頂前の分岐点からくだりました。

登りのときに通った残雪。
靴底で、いっちょすい~っとラクチンに滑っていこうかと思ったのだけど、ざっくざくで滑れませんでした。
雪からもやがあがっています。
山の草とか花とか虫とか-竜門直下の雪

雪をこえたあたりで撮ったユウフン山。
この山は、山頂にケルンみたいなのしかなくって、地形図で見るとここだな。と思っています。
手前の尾根にもひとつちいさな山があります。
山の草とか花とか虫とか-下山中のユウフン山

その小さな山を越えたあたりから竜門の小屋をふりかえりました。
ああ、なんでくだらないといけないのかなあ。
もうしばらくいたいなあ、という気持ちでございます。
次の日は仕事ですからね。しかたないです。
シュラフを持ってきていたらきっとそのまま小屋にいることにしたかもしれません。
アブナイ。帰りたくない病、です。
山の草とか花とか虫とか-ユウフン山手前で竜門小屋を望む

ここ数日、毎日、入道雲が育ってごろごろとカミナリがなります。
これは以東岳方向で育っているところ。
ぐんぐんとうえに伸びていきます。
ああ、こちらにこないと良いな。と思っていたのでした。
このあと、ぐいぐい育っていたあたまの部分はほどけて、文字通り雲散霧消。しました。
山の草とか花とか虫とか-以東岳方向に雲

村山盆地方向にも大きな入道雲。
この時間に、寒河江市には大雨とカミナリ、だったそうです。
ここ数日を見ていると、朝日連峰の東側に育ったこの雲が東に移動してカミナリと夕立になってます。
雨雲レーダーを見ているのですが、稜線付近はあまりカミナリはならないのか?
まあ、その日次第なのでしょうね。油断禁物です。
山の草とか花とか虫とか-村山盆地に雲

タカネザクラの一種。
花の時期だと見分けられるみたいですが、もう実になっていました。
もっと早くこないと見られないのですね。
はい、実もとても綺麗だと思います。
山の草とか花とか虫とか-タカネザクラの一種

清太岩山山頂までくだって14:20
登りはここから竜門山頂まで1時間40分でした。
・・・登りもくだりもだいたい同じ時間です。(ぼくは)
山の草とか花とか虫とか-清太岩山山頂

清太岩山からは、また樹林のなかのキュートなくだり。
ぼくはくだり道が苦手です。
登りと同じくらいの時間がかかってしまいます。
まあ、花とか虫とか見ているからなのだけど。
山の草とか花とか虫とか-下りのブナ林

日暮沢の小屋について16:46でした。
なお、小屋の大井沢側はクルマでちょっとした沢を渡らないといけません。
行き止まりではないので、こえてください。
あと、豪雨などのときにはここを越えるのは危険な気がします。いらっしゃる方はお気をつけて。
山の草とか花とか虫とか-日暮小屋前の沢

ぼくの持っている時間入りの地図数種では、ここのルートの日暮沢小屋から竜門山は4時間のもの、4時間30分のもの、5時間のもの。などでした。

では参考まで。

出発 5:48 帰着 16:46 所要時間 10時間59分

最初の休憩 6:24 出 6:30 6分

朝食 7:00 出 7:20 20分

水場 8:00 出 8:23 23分

9時ころ まわりの樹が低くなる

慰霊碑 9:27

清太岩山 9:30 出 9:40 10分

ユウフン山 10:12 出 10:18 6分

竜門山 11:22 出 11:34 12分

分岐 11:38

小屋着 11:48 出 12:29 41分

分岐 12:50

ユウフン山 13:46

清太岩山 14:20

水場着 15:10 出 15:32 22分

日暮沢小屋着 16:46

着と出と書いてある項目の右側の時間はそこにいた時間です。
かなり休んでます。
写真を撮ったりしている時間はこれに入っていないのでかなりのんびり。
息が切れたりしないくらいでした。
改めて見てみると、登りとくだりにあまり時間の差がないように思われます。
くだりが遅くなるのは、ぼくがくだりが苦手なことと、帰りたくない病、とそれに伴う花や虫の観察のせいと思われます。

行ってきたことを書くのに思いのほか回数を要しました。
ヤマナメクジや、シデムシの仲間などちょっと嫌がるかたのいるものは注意書きして別に載せてみます。
ではありがとうございました。

Plant×50

タカネザクラの一種・・・1種×50=50円

7月1日から累計1,600円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円
朝日連峰竜門山へ3 ユウフン山~竜門山」のつづき・・・。

まだもうちょっとお付き合いください。明日は下山の様子を書き、あと何種類か載せておきたいものをかいておしまいにします。

竜門山頂を11:34に出発

小屋への到着は11:48でありました。
小屋の右奥の谷のほうには雪が残っています。
山の草とか花とか虫とか-竜門山からの下り道からみた竜門小屋

竜門山の避難小屋です。
小屋の中で、竜門山の山頂付近で追い越して行った2名が昼食をしていました。
一緒にごはん(ぼくは例によってナタマキでした)を食べます。
山の草とか花とか虫とか-竜門避難小屋
話をお聞きすると、このお二人は別々な用事で登った一緒のこの小屋を管理する山岳会のかたでした。
1人は、ここの小屋の昨年、揚げておいた食料などの片付け。
もう1人は、ここのまた先の小屋にいって登山道を直すのだといっておりました。(こちらのかたは長靴でした。)
※長靴や地下足袋を愛用する地元山岳会のかたは多いですが、とある山道具屋さんの弁によると、あれは慣れているから出来るので、まねしないようにね、とのことでしたよ。

お二人は、4時間で登って来たとのこと。
ぼくは約5時間30分でした。
8時間かかる人もいるようです。
関東から来たというご夫婦は、ぼくたちはごはんを食べているあいだに到着しました。
竜門山は、朝日連峰の主稜線への最短ルートとして、ガイドに書いてありますが、結構長いルート、だと思す。
あるガイドブックでは約5時間のみちのり、と書いてあります。
ぼくはのんびりしすぎと、写真撮りすぎなのでちょっとオーバーしました。

小屋ののまわりには、ミヤマウスユキソウが。
これももうちょっと早いと、もっと清楚な色合いの白、だったことと思います。
少し黄ばんでいました。ヒナウスユキソウともいうそうです。
ぼくはまだ行ったことのない早池峰山には、これより大型のハヤチネウスユキソウというこれに近い種があり、それはエーデルワイス(や~さしいはなぁ~よ)に近いそうです。
そう考えると、なんだか嬉しいですね。ああ、エーデルワイスってこんな感じなのかな、と。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマウスユキソウ

あと、ハクサンイチゲが。
これはハクサンイチゲのうち、葉の最終裂片が広いものをエゾノハクサンイチゲとし、そのなかで一輪だけ咲くものをイチリンハクサンイチゲというらしいので、これはイチリンハクサンイチゲ。であるだろう。(なんのこっちゃ)
ただし、図鑑には、それぞれ連続していて区別の難しい個体もあるから、あまり細かく分けないほうがよいかも知れない・・・と書いてある。
ぼくもそう思いました。はい。「・・・よいかも知れない」と書いてある図鑑も、なかなか人間味があってよいと思うのです。
山の草とか花とか虫とか-エゾノハクサンイチゲ(イチリンハクサンイチゲ)

日本海側からの風に吹かれております。
一年中こういった風が吹いています。
山の草とか花とか虫とか-風とエゾノハクサンイチゲ

ハクサンイチゲのなかに、ミヤマウスユキソウ。
ああ、山だなあ。山に来たなあという想いです。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマウスユキソウ2

小屋では、40分ほどごはんを食べたり、おはなししたりしました。
共通の知り合いがいましたもので。

その後、一緒に出発し、一人はここより奥の小屋へ。
ご夫婦は、ここに泊まり。
もうひとりは、これから大朝日の小屋に遊びに行くんだ~と言っていました。予定はないのでどこに止まっても良いから気楽、だそうです。

12:30くらいに、ぼくはこのかたと竜門の山頂付近まで一緒に、下山の途へ。

聞けば、昨年m、大朝日の山頂からY字雪渓にスキーで滑ったあとを残していたのはこのかたとのこと。今年は以東岳のほうで滑っていたそうです。
おおきなザックを背負っているけど、すいすい登っていきます。
ああ、仙人みたいな人だなあ。こりゃ。
「こっちの小屋にも泊まって遊びにおいでよ」とのことでした。

あとは下山します。


Plant×50

ハクサンイチゲのうちのエゾノハクサンイチゲで一輪だけ咲くからイチリンハクサンイチゲ、ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)・・・2種×50=100円

7月1日から累計1,550円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円