全国的に猛暑が続きますね、とテレビで言っているのだけど、ぼくの住むところでは、今日も昨日も30度を越えず、夜は涼しくなっています。

今日は、夕方の6時ころに帰れたので明るいうちにと思い、大山に寄り、ちょっとだけ観察しながらの帰り道です。

旧暦の7月はもう秋。
ススキが穂を出し、花をつけていました。
一足先に、秋の気配。
山の草とか花とか虫とか-ススキ

花には、このように、ちいさなアリのサナギのようなものがくっついています。
これが、ススキの花のうちオシベです。
山の草とか花とか虫とか-ススキの花

もうちょっと大きくして見てみると、小花(イネでいったらもみの一粒)から、紫色のブラシみたいなもの、こちらがメシベなのでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-ススキの花 大きく

ススキには、これにそっくりなオギという仲間もあるのですが、ぼくはまだ、そちらをじっくり見たことがありません。オギは、たぶん生息している環境がススキとはちょっと違うんだろうなあと思っています。図鑑には、川原や湿地、とあります。
ススキはどっちかというと、乾燥気味の荒地のイメージ。
ススキには、実のさきにすいっと禾(ノギ)がでます。オギにはないんだって。
山の草とか花とか虫とか-ススキの小穂
夏の暑い陽射しの中でも、ぐんぐんと育つススキ。
ススキは、エノコログサなどともおなじく、二酸化炭素を利用する能力が高く、光合成に水分をあまり必要とせずたいへんに効率的な植物だと聞きました。全植物種の5%ほどが、このようなC4植物と呼ばれるものということです。
(C4植物については、なんだかとっても難しいので、それぞれネットで調べてみてください)
しかし、逆に強い日差しが無いと、この高効率のスーパーチャージャみたいなC4回路が邪魔をしてよろしくないのだって。なかなかうまいこといきませんな。

こないだ、もうしばらく田んぼには行きませんと書いたのに、明るいうちに帰れるものだからついつい立ち寄ってしまいます。みなさんにウソをついたのではないですよ、クルマが勝手に止まって、足が勝手に田んぼにぼくを連れていったのだなあ。

除草剤をまかれた畔の様子。
畔と、田んぼの中の間の段差に、ちいさな草たちが残っています。
イボクサや、コケオトギリなどなど。
山の草とか花とか虫とか-田んぼの様子

イネには、夜露がついていました。
まだ、普通の夜露の時間帯ではないのですが、これは、イネから出た夜露。
う~ん、なんというか、イネが吸い上げすぎた水分がwater pore、水孔(気孔のようなものらしい)から排出されるらしいのです。根が活性化していて、周囲の空気中の水分が多いときにできるらしい。
イネだけでなく、いろいろな植物で見られる現象のようです。
そういや、苗をつくっている時、早朝にイネの苗箱を見るとこうなっていました。
山の草とか花とか虫とか-イネの夜露

お月様は、こないだの旧七夕から日々丸くなって、今日は月齢12.3。
イネの夜露の向こうに月。(月にはピントは合っていないけど、ボケて丸くなっている)
山の草とか花とか虫とか-イネの夜露と月

イネは、穂が出て、花が咲いていました。
ススキと似た、おしべが見えます。
昼には、もみのからがちょっと開いてめしべがちょろっと出ます。
暗くなってきちゃった。
夜になると閉じてしまうのだけどね。今度は昼に来よう。
明日も明後日も土日なのに仕事なので、観察できなさそうで残念。
山の草とか花とか虫とか-イネの花

コウモリが飛んでいました。
こないだとおなじアブラコウモリなのかなあ?
ちょうど手を広げた瞬間が撮れました。THEコウモリ、といった感じのポーズ。
山の草とか花とか虫とか-コウモリの飛翔

夏が盛りならば、それはもう秋のはじまりなんだべなぁ。
秋がはじまったら、もう冬はすぐなんだべなぁ。
あと、一月ちょっとで稲刈りの時期になり、大朝日岳では雪がふるのだものね。


Plant×50

ススキ、イネ(水稲、アキタコマチ)・・・2種×50=100円

蟲×50

コウモリ(飛んでるところ)・・・1種×50=50円

8月1日から累計1,400円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円
フタモンアシナガバチの巣を見つけました。
アシナガバチの巣が大きくなり、はたらきバチたちは、大忙しです。

この巣には、巣に残っているはたらきバチは数匹でした。
いそいそと、巣穴を覗き込んでは、幼虫の世話をしているようです。
すらりとしたスレンダーボディに、きりりとしたカラーリング。
ちいさいながらも、カッコいいハチです。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチ巣

彼らの世話している幼虫は、こんな感じ。
巣は、まんなかから大きくなっていくので、真ん中付近には、穴にふたのされた巣穴が見えます。
彼らは、サナギになるときにこのように穴をふさぎます。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチ幼虫
アシナガバチの巣はとっても強靭で、スズメバチの巣が木の繊維を固めたコピー用紙だとすると、アシナガバチの巣は、繊維に加えて、体からでる成分を含んでとっても強いです。
ハチのいなくなった使い終わった巣を、分解しようとしてみたことがありますが、すごく強い。ものすごく。

巣には、もっとたくさんのはたらきバチたちがいるのですが、巣にいないハチはこんなふうに、あたりの草むらをうろうろしていました。
エサになるイモムシなどを探しているのだと思います。
かな~り念入りに探しておりました。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチのえさ探し

この時は、ぜひアシナガバチのハンティングと団子つくりを見たいと思い、彼らが草の根わけて探し物しているところにお付き合いしました。
その合間に、見つけたネジバナの実。
山の草とか花とか虫とか-ネジバナの実

もうすでに、カラになっている実が多かったのですが、手のうえで実をもむとこんな粒が。
おお~、ちいさいです。これがタネだろうか?
山の草とか花とか虫とか-ネジバナのタネ

ついでに、オンブバッタの顔。
このバッタの目の黒い部分は、こちらが覗く込む方向に黒目が見えます。
なので~。寄り目をしているみたいに見えました。
山の草とか花とか虫とか-オンブバッタ

さて、ここから、アシナガバチの団子作りの様子なのですが、イモムシが解体されてる様子なので、あまり得意でない人は見ないでくださいね。

その前に、枯葉。
この細長く巻いて枯れてた葉に、アシナガバチはちょっとご執心でした。
シャクトリムシに見えるのかな?
アシナガバチたちは、視覚で獲物を探すみたいですね。
山の草とか花とか虫とか-枯葉

さて、団子つくりはここから。
ぼくの追いかけていたハチは、高くはあまり飛ばなくって、地面から20cmくらいで移動していましたけど、なにかを見つけたようにとつぜん急ぎ、地表に着地しました。
と思ったら、すでにもう一匹がイモムシをしとめたらしく、二匹でイモムシにくっついていました。
枯れ草のうえに載せて、解体中。
緑色の部分は内臓でしょうか。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチ団子作り1

しばらくすると、二匹で引っ張り合うためか、地面のほうにちょっと落ちちゃった。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチ団子作り2

もう少し作業が進むと、だんだん緑色の部分と皮が見えなくなりました。
茶色っぽい団子が完成間近です。
アシナガバチは、内臓と皮を取り除いて筋肉だけの肉団子を作るといいます。
ちょっと手ぶれしちゃった。すみません。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチの団子作り3

このあと、二匹は、一方が4mmほどの団子、もう一方は2mmほどの団子をだいじそうに抱えて飛び立ちました。団子の大きさには、規格とかはないみたいでした。
お!最初にあった巣にもどるに違いない!
と巣への帰還のシーンを撮ろうと、巣のところに行きました。
ところが、戻らない・・・。
と思ったら、ぼくの観察した場所からもっと近くに、立派な巣。
ああ、こっちのハチだったのね。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチの巣天井

イモムシのところに行って、だんごを作り、飛び立つまでは約2分。
なんとも素早い手際でした。

アシナガバチの巣の近くに、イモムシのついている鉢を置くと、ぜんぶ平らげるとも聞きました。
草の根わけて、探し回って、あれだけ手早く仕事するのだから、イモムシもたいへんだなあ。
逆に、アシナガバチがいなかったら、イモムシだらけになるんでしょうね。

オオカミのいなくなった草原では、草食獣が増えすぎ、病気になったり、草がなくなってたいへんなことになったりするとも聞きました。
うまいことバランスしていくように出来ているんだなあ。


Plant×50

ネジバナ(実とタネっぽいもの)・・・1種×50=50円

蟲×50

フタモンアシナガバチ、オンブバッタ・・・2種×50=100円

8月1日から累計1,250円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円

星空を撮るのが好きなのですが、これまでキヤノンの60Dで長時間バルブで撮ることができませんでした。
えーと、リモートスイッチがないから。

今日、この機械が届いたのですが、これが手元に届くまでたいへんないきさつがあるのでした。
さかのぼること・・・数週間。

カメラ屋さんをいくつか回ったのですが、店頭でリモコンを売っているところがありませんでした。

なので、キヤノンの純正のアクセサリでタイマーをセットできるものを調べて、カメラ屋さんに注文。

一週間後くらいに、ようやく届いたとのことで買いに行き、取り付けてみようとしたのですが、なんとプラグが合いません。が~ん。
対応機種になっているかどうか調べたら、なんと対応が、60Dではなく、D60という別な機種。
なんというショック。

開封してしまったうえ、レシートを紛失したのですが、カメラ屋さんは返品してくれ、一緒に、どれが使えるのか調べて、「エツミ」という会社の対応機種を買うことに。

待つこと、数日。
ようやく届きました。
今度はプラグも合うので、これで星をばっちり撮れるなあ。
と思っていたところ。カメラの動作がおかしい。説明書を何度も読んでもそのように動きません。
カメラの設定が必要なのかしら?と思い、キヤノンのサポートに電話したところ、社外品についてはわかりません。とのこと。
ついでに、バルブのタイマーの機能のある純正のリモコンがあるか聞いたところ、なんと、無い!とのこと。
この一つ前のモデルの50Dまでは、あったのに、これには無い。
進化していないじゃあないか~。

どうにも、わからんので、今度は、リモコンのメーカーのエツミというところに電話したところ、それは、不良品っぽいので交換してくれるとのこと。
しかも、新品をこちらに向こうから送って、ぼくのカメラで動くのを確認してから、ダメなほうを送ってね(着払いで)。とのこと。
ああ、おおらかだ~。助かります。

というようなことで、こんなのが届きました。
山の草とか花とか虫とか-エツミタイマーリモートスイッチ
これで、長い時間をかけて星の写真を撮れます。
楽しみだにゃ~。と思っていたら、今夜は曇りでございました。

エツミさんでは、不良品のおわびなのか、電気製品につかうなんだか便利らしいものをくださいました。接触不良をなおしてくれるらしい。
山の草とか花とか虫とか-おまけ

なんだかいきさつを書いてみたら、ややこしいですね。
読み直したら、じつに読みにくかったです。
すみません。

なにを言いたいか、というと、不良品の交換や問い合わせで会社の信用度って変わるのね。
ということでした。
エツミというメーカーさんは信用に値するなあ、と思ったのでした。

ついでに、普段どんなカメラで写真を撮っているか紹介します。
これは、キヤノンの60D。
あまり評判が良くないせいなのか、意外と安くなっていました。
あと、レンズたち。
山の草とか花とか虫とか-キヤノン60Dとレンズ

50mmF1.8は、明るいので星やホタルの撮影に。

18-135mmは、ボディとセットだったのだけど・・・あまり使わない。
広角なので、広角側を天の川の撮影につかうくらいでした。

タムロンのSP70-300mmF4/5.6は、手ぶれ補正つきなのですが、これが面白い手ぶれ補正の仕方なのです。ピントを半押しすると、ファインダの画面がぴたりと止まる。
AFの速度もすごく速いので素敵なのですが・・・あまり写った画が気にいらないのでした。
でかいし。これは、リス用。

で、ほとんどの時間、このカメラにくっついているのはタムロン90mmF2.8。
手ぶれ補正もないし、オートフォーカスもあまり早くないのですが、ぼくはマニュアルフォーカスで撮ることが多いので、あまり問題ないのでした。
山の草とか花とか虫とか-キヤノン60Dとタムロン90mmF2.8

これを撮ったのが、タムロン90mmF2.8。
このレンズ好きだなあ。
なお、カメラのボディ。わりと新しいはずなのに、もう汚れたり、傷んだりしております。道具は使ってなんぼ。です。
山の草とか花とか虫とか-モンキチョウ

キヤノンのレンズは、高価なシリーズもあるらしいのですが、ぼくにはどうにも手がでません。
50mmのF1.8は、星を撮ると、まわりの収差(ゆがみとか、色の分解とか)がひどくってねえ。
安いし、明るいのだけど、いまいち。

なお、こちらのキヤノン60Dのほうが、一般的には、高級なカメラらしいのですが、ぼくはやはりオリンパスのレンズが好きなので、安いけどE620のほうが好みなのでした。
ちょっと世代が前の、フォーサーズ機がメインで、新しいこちらがサブ機。ですね。

ちなみに、オリンパスのE620は、リモコンを使うと、カメラの設定で60分までバルブのリミットがもとからカメラについております。さすが、オリンパスです。

なお、レンズは、中古などが気になりだすとキリがなく、それを称して、レンズ沼、などというらしい。
中古のレンズは、たいへん安価になるので、オリンパスは、それをわりと簡単にくっつけられるため危険で魅惑的でもあるのでした。

しかしなあ~。
顕微鏡とか、望遠鏡とか、虫眼鏡とか、カメラのレンズとか。
ガラス玉が好きなのはなぜだろう?
カラスの気分がちょっとだけわかるような気がします。