おとといは、お休みでした。
何をしていたか、ちょっと思い出せません。
カマを手に持っていた午前中。カメラを持っていた午後。
そのくらいな記憶しかありません。

午後はカメラを持って集落の中や田んぼをうろうろとしておりました。
これは田んぼに咲いていたオモダカです。オモダカは「面高」であるとも聞いたことがありますが・・・。顔が高いとは?
山の草とか花とか虫とか-オモダカ

オモダカはちょうど花期でした。
純白のまるっこい花弁が三つ。キミドリ色のクモがいましたが、なにグモだかわかりません。
よくビオトープなどにもあるようなのですが、田んぼこそほんもののビオトープなのだと思います。
(ビオトープはbiotopeとありネットの辞書で調べたらいろいろ書いてありましたが、要はいろんな生き物の住処ということらしいです)
山の草とか花とか虫とか-オモダカの花

オモダカの属名のsagittariaとは、ラテン語の「sagitta」。矢ですね。
いて座は、サジタリウスですから、おなじ語源だと思います。
この葉のかたちはまさに矢のさきっちょです。学名のほうがわかりやすい名の草です。
山の草とか花とか虫とか-オモダカの葉
なお、いて座の名にはたいへん楽しいお話があるのですが、なかなか夜空が撮れないので、また今度です。

近くには、このような葉も。
ええと、草刈りで刈ってしまい半端な感じの写真になりました。すみません。
山の草とか花とか虫とか-ヘラオモダカの葉

こちらも花がそっくりなヘラオモダカです。
花はそっくりなのですが、とてもちいさい。
オモダカはまるい花弁一個が5~6mmくらいあるのですが、これは三つの花弁をあわせて1cmくらいです。でも数がたいへんに多いですね。花の茎はぱらぱらとよく分岐して伸び花火のようです。
山の草とか花とか虫とか-ヘラオモダカの花

全体を撮ると、ひとつひとつの花のちいささに対して、花序の広がりが大きくってなんだかね。
花がさいているのかどうだかわかりません。
山の草とか花とか虫とか-ヘラオモダカ
これと似たサジオモダカというのもあるようですが、残念ながら数年前から、このなかのどれかがそうかも知れぬと探してみても見つかりません。サジのほうは稀少になっているようです。
ヘラとサジ。名のもとはおなじようなものですけどね。

そうそう、そしてこれがコケオトギリ。
オトギリソウのミニチュアみたいな草です。
ほんとにちいさいんです。これはまだ花がついていませんでした。
山の草とか花とか虫とか-コケオトギリ 全草

翌朝も田んぼに行きました。
あ、花の咲きそうなのがありました。
まだ朝早くなので朝露がついていて、花も開いていません。今度は昼に行ってみて咲いているところを載せたいと思います。その代わりといってはなんですが、しずくが素敵です。
山の草とか花とか虫とか-コケオトギリ 開ききっていない花

除草剤をまかれてしまった田んぼの畔でしたが、早くも回復してきました。
草たちは強いです。
それにしても、なんと草の種類の多いこと。
ぼくは草が好きで、だんだんといろんな草や花の名をだんだんと覚えてきているつもりなのですが、それでもまだ初めて見る草、名のわからぬ草がうちの田んぼにすらあります。
植物園のようでもあり、そしておまけにコメまでとれる!田んぼはワンダーランドなのですよ。

Plant×50

オモダカ、ヘラオモダカ、コケオトギリ・・・3種×50=150円

9月1日から累計150円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円 8月:3,150円
夕方、どうもクマの糞らしきものがあると聞いたので見に行きました。

ええと、糞を載せるので、その前に、そこに植えてあったクヌギから載せますね。
そのあとに、糞を載せますから、お食事前のかたなどは見ないようにしてください。

うちの近くにはあまりクヌギの木がないのですが、これは植えたものと聞きました。
アベマキという木もあるらしくクヌギと似ているといいますが、アベマキはクヌギよりももっと西のほうに自生する木とのことで、さすがにこれはクヌギであろうと思いました。
(そもそも、この林の持ち主がクヌギと言っていました)
山の草とか花とか虫とか-クヌギらしきもの下から
周囲には、結構な本数のクヌギがあって、そのせいかすらっと背が高く容易に登れる感じではありませんでした。
・・・空さんすごいなあ。

ちょっと暗くなってから見に行ったのと林の中なので暗い写真ですみません。
樹皮です。
コナラやミズナラよりも裂け具合が深いような気がします。
なんとなくキハダの樹皮にも似ているような雰囲気でした。キハダはもっと白っぽいですけども。
山の草とか花とか虫とか-樹皮

若いどんぐりと葉がセットになって落っこちていました。
これは虫が切り落としたのかな?
クリなどでも、若いイガが落っこちていたりするとたいてい虫が住んでいたりしますね。
秋になったら、どんぐりを拾いにこよう!そうしましょう!
山の草とか花とか虫とか-落ちていたどんぐり
この林のあるところは、標高が200mくらいで、周囲の山ではコナラが多い林になるはずですが、このクヌギは植えられたものといいます。
現在は、自生のクヌギはぼくの知るかぎりなかなか見つけることが出来なくっているのですが、昔は村山盆地の標高の低いところにはたくさんあったのではないか、という説も聞いたことがあります。
標高の低い平坦部では、田んぼを広げたでしょうからその経過のうちに少なくなってしまったのでしょうか。

クヌギの根元にはカブトムシのオスがお亡くなりになっていました。
もう8月も今日でおしまいです。
今にも動きそうなくらい、お亡くなりになってすぐのカブトムシのようでした。
夏が終わったのだ。
山の草とか花とか虫とか-カブトムシ

さて、ここから糞の写真ですが、その前にとある日の朝日連峰への日没を。
(昨日もこんな記事の書き方だったなあ)
山の草とか花とか虫とか-とある日の日没

はい。
糞なのですが、日数が経過しているためか、雨のためか地面に広がっていました。
そして、暗いものだからなんだかよくわかりません。すみません。
しかし、なにかの糞であることは間違いありません。
地面に広がっていましたが、ちょっけい約20cmくらいのもの、30cmくらいのものと隣り合っていました。また、ちいさな糞虫が寄ってきていました。
山の草とか花とか虫とか-クマの糞?2

もうちょっと近くで観察すると、内容物はほとんどブドウの皮のようです。
棒でつついたり、匂いをかいだりしましたが、いわゆる糞の匂いというより、果実の腐った匂いのほうが強いようでした。
山の草とか花とか虫とか-クマの糞?

せめて足跡とか、もっと新鮮な状態の糞であればもっとなにかしらわかったような気がします。
よくタヌキの糞の量の多さに、クマの糞だということを聞きますが、タヌキの場合、決まった場所で排泄をする習慣があり、タヌキの場合には、古い糞と新しい糞が一緒にあって量も多くなります。
また、タヌキであれば、昆虫の殻なども混じったりほかにいろいろ食べるのでないかな?
タヌキの糞にはよく柿の皮などが入っているので果実は好きそうですけれどね。


あと、周囲にいる動物キツネ、テンなどですが、キツネの場合は肉食なので動物の毛が入りますし、テンはさすがにこの量は・・・。
(草食のカモシカや小型のリス、ネズミ、ウサギはまったく違うので最初から対象外)

このほかに一番疑わしいのはハクビシンでしょうか。
ハクビシンは手足を器用につかってブドウの木に登れそうですね。
あまいものが大変好きだとも聞きます。
古い糞だったのでなんともこれ以上はわかりませんでした。

うちの町では、秋になるとクマが里にやってきて、果樹園のリンゴなどを食べます。
ぼくの自宅の裏山にも木の幹に引っかき傷があったので、たぶんお住まいになっていることでしょう。

願わくば、山のどんぐりがたくさんなって、里までやってこないでくれると良いです。
あまり人里近くに来てしまいヒトと不幸な出会いをしてけが人が出たりすると鉄砲で撃たれることになります。お互いにね、不幸ですね。
(クマ肉も、ハクビシン肉も美味しいのですけれど)

Plant×50

クヌギ(人工林)・・・1種×50=50円

蟲×50

カブトムシ・・・1種×50=50円

8月1日から累計3,150円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円
メヒシバたちがたいへんに茂ってきました。
メヒシバは、ほんとうにあちこちにあって、どこにでもあるイネのなかまのなかでも、最もよく見られる種の草であると思います。
別名を、小僧泣かせなどと言い、いくら草引きをしても庭にいくらでも生えてくるようすからそのようにも呼ばれるものと思います。

あらかじめ書いておきますが、今日はメヒシバとエノコログサの穂、以外の違いについて書いたのちに、フタモンアシナガバチはヒメスズメバチに襲撃される様子を書きますね。
ヒメスズメバチの襲撃の様子は、虫の食べられるところを見るのが苦手なかたは見ないようにしてください。

さて、メヒシバにもいろいろと種類があるようなのですが、これはまさにメヒシバのようでした。
ほんとうにどこにでもあるイネ科の草です。
山の草とか花とか虫とか-メヒシバ

穂は、まさに今咲いているところでした。
山の草とか花とか虫とか-メヒシバの穂

メヒシバとエノコログサとはどちらもおなじようなところにあって、しかも穂がでる前などはなかなか見分けがつきにくいです。ぼくが気がついた点について書きたいと思います。

これはメヒシバの葉の鞘(葉鞘:ようしょう)。
透明感のある毛が均等に生えています。
また、葉鞘はゆびでなぜると、ちょっとざらざらとした感触です。
山の草とか花とか虫とか-メヒシバのさや

こちらは、エノコログサ(たぶんアキノエノコロ)ですが、葉鞘は毛がなく、なぜてもつるつるとした感じです。
山の草とか花とか虫とか-エノコログサ葉鞘

ちいさい株で比較します。
こちらがメヒシバ。なお、穂が出る頃は、穂にいちばん近い葉鞘では毛が少なくなったりします。
その下の根元近くで比較してくださいね。(もちろん穂が出れば一目瞭然ですが)
山の草とか花とか虫とか-メヒシバのちいさいの

つぎに、エノコログサ。
う~ん。キンエノコロのちいさいのかなあ?毛が少ないことがわかると思います。
山の草とか花とか虫とか-エノコログサちいさいの

また、メヒシバの場合にはこのように、地面に伏して途中でも根を出して広がっていくようです。
あと、節のところからの葉鞘のなかに分岐する茎や穂が隠れていて、これがエノコログサにくらべて平べったくかんじます。
山の草とか花とか虫とか-メヒシバの根っこ

穂が出る前などはほんとにそっくりなのですが、じっくり見ていくと違いがあるんですね。
なお・・・どちらだか迷ったらば、スズメノヒエかもしれません。スズメノヒエは毛があったりなかったりします(やっぱりお手上げか?)。

8月20日「イネ科の草たち コスズメガヤとアキノエノコログサ
8月24日「ねこじゃらしをしつこく観察する
8月24日「ヒメクグ エノコログサ コブナグサ
8月25日「スズメノヒエ 天神様のおてつだいに
関連する記事を探してみたらずいぶんとありました。しつこいですね~。


さて、ここから、ぼくが観察していたフタモンスズメバチの巣が襲撃されてしまった様子です。

がんばってお世話されて育ったサナギが、ヒメスズメバチにむしゃむしゃと捕食されてしまうところなので苦手な人はここまでですよ。

先に、このハチの巣の過去の記事。
8月11日「フタモンアシナガバチのハンティング
8月19日「ヤブツルアズキとフタモンアシナガバチと焼肉屋のにゃん

これは、数日前に捕ったのですけど、ヒメスズメバチ(おしりの先の節が黒いのが決め手だそうです)がこの巣の付近を飛んでいて、まさかと思いましたら、やはり巣を襲っているのでした。
この写真のときには、サナギの入った穴のふたをがさがさと音をたてて食い破っていました。
山の草とか花とか虫とか-ヒメスズメバチ到来

サナギの入っている穴には、巣の材料をうすくしたような、竹の薄皮のようなふたがついているのですが、ヒメスズメバチの強力なあごには無力なのでした。
穴からほぼ大人とおなじような形になっているサナギがずるりと引き出されます。
山の草とか花とか虫とか-ヒメスズメバチがサナギを取り出す

ぼくはてっきり、アシナガバチたちはみんなで団結して追い払うのかしら?と思ったのですが、なんと手が出せぬと判断したものか隠れていました。一匹などは巣の穴に頭をつっこんでいます。
山の草とか花とか虫とか-フタモンアシナガバチ隠れる

もうすこし下の角度から観察します。
サナギはほんとにもうすこしで羽化だったのかもしれません。
山の草とか花とか虫とか-ヒメスズメバチ食べ始め

かなり食事は早いようです。どんどんとサナギの体積が減っていきます。
アシナガバチの場合には、イモムシだんごをそのまま運んで巣に行きますが、ヒメスズメバチは完全に飲み込んでいるように見えます。
山の草とか花とか虫とか-ヒメスズメバチ食べている途中

あっという間にサナギはちいさくなりました。
ヒメスズメバチは一旦飲み込んだサナギを、巣に帰って幼虫に与えるのでしょうか?
山の草とか花とか虫とか-ヒメスズメバチ食べ終わる頃

このさらに数日前には、自宅前のクルミの木に巣を作っているニホンミツバチの巣がオオスズメバチに襲われていたといいます(父親が観察していたそうです)。
テレビでは、ニホンミツバチはオオスズメバチも撃退するのですが、ニホンミツバチでも複数匹(10匹ちかくもいたらしい)のオオスズメバチが来ると手に負えないのでしょうか。だいぶ殺されたと言っていました。

このアシナガバチの巣は、いつも眺めているだけあって、どうも情がうつってしまい、ついついヒメスズメバチをぼくが撃退したくなってしまいますが、それはいけないことなのでしょうね。
ヒメスズメバチはアシナガバチの巣を襲う習性があり、巣の成長をアシナガバチの成長にあわせた進め方をするそうです。こういう生態なんですね。

一度、場所を知られてしまったのだから、またスズメバチに襲われるのかなあ。
なんともできませんけれど、やはり心配なのでした。


Plant×50

メヒシバ、エノコログサ(キンエノコロもしくはアキノエノコロ)・・・2種×50=100円

蟲×50

ヒメスズメバチ、フタモンアシナガバチ・・・2種×50=100円

8月1日から累計3,050円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円