裏山散歩2 となりの尾根 トウホクノウサギ」の続きです。

前回の記事では、田んぼに出たところまででした。
手前がうちの田んぼで、中央付近の木のあるところあたりまでがうちの田んぼです。
山の草とか花とか虫とか-田んぼと向かいの尾根
残念なのは、写真のおくの山の中腹が白くなっているところ。
あそこは、ぼくが中学生のころまでは、雑木林だったのですが、パルプのために皆伐され、その数年後に雪解けのころに地すべりしました。
手前のちいさい川がせき止められて、そのちかくの田んぼはその水で流され、川のむこうにあった田んぼはうまってしまいました。そのあと、復旧工事が数年続きました。

お金のために皆伐し、そのために崩れた山を公共事業で直す。
そういうものかなあ。雑木を育ち具合を見ながら使ったらこうはならなかったと思うのに、手間を惜しんで山を崩したひとはそのままで、公共事業なの?と思いました。

まあ、良いでしょう。

田んぼに降りると、一面雪です。
土手は雪に覆われ、柔らかな曲線で構成された風景になります。
山の草とか花とか虫とか-田んぼの雪
この写真の右上に見える線はなんでしょう。

もうちょっと下って撮りました。
これは、タヌキの通った跡でしょうか。
ふわふわの新雪を体重のある動物が歩くとおなかのところまで埋まって溝のようになります。
山の草とか花とか虫とか-田んぼの足跡

このあとは、小川のところまで行きました。
昔はぐにゃぐにゃな曲がった川で、カジカにアブラハヤ、イワナにスナヤツメがいて、小学校のころには、ここが川遊びの川でした。
山の草とか花とか虫とか-小川
一度は、まっすぐなだけの仕方の無い川になりましたが、年を追うにつれて、ハンノキやヤナギの仲間が生えてきて、川にも魚や貝類、ホタルも戻りました。

川面近くから。
山の草とか花とか虫とか-小川の川面近く
川も、雪が覆っていますが、これまたあまり近くに行くと落とし穴です。
ここは浅いからまあ、ね。流されたりはしないですが、冬にびしょぬれになったら、ちょっと、嫌ですね。ここは、家が近いし、昼近くだから安心感がありますが、半日かけて歩いた先の山の中でびしょぬれになったらと思うとね。ぞっとします。

川の近くに、雪に埋まったちいさな木から出てきたちいさな足跡がありました。
山の草とか花とか虫とか-埋まったちいさな木とネズミの足跡
見えます?

写真の中央のちょっと右にある穴から出てきて、川まで行って、また左のところに戻ったようです。
山の草とか花とか虫とか-ネズミの足跡

ネズミの出た穴。
穴から斜め左下に線のようなのはしっぽの跡のようですよ。
そのさらに左下のちいさいふたつのへこみは足の跡かな。
山の草とか花とか虫とか-ネズミの出た穴

足跡だけ撮りました。
これは、左にしっぽの跡がありますから、右に進んでいますね。
上の写真を見返してわかるとおり、ウサギとおなじく、ぴょんぴょん飛んで移動しているんですね。
山の草とか花とか虫とか-ネズミの足跡拡大
ああ~。この歩いたところを見られたら最高だなあと思います。
これは、どのネズミだかわかりませんが、春になると、土手にはたくさんのネズミのすんだ穴が開いています。雪のしたの地面近くで、冬を過ごしているんですね。
雪を掘って過ごすは、体がちいさいと逆に有利なのかもしれないと思いました。

ウサギの足跡の様子の違うのがありました。
ここは林の中よりも日当たりが良く、また風の通りも良いですから、陽で溶けたのか、風でまわりのさらさら雪が飛んだのかウサギの足跡がレリーフのようになっていました。
山の草とか花とか虫とか-ウサギの足跡の古いの

この足跡だと、前足(ちいさいほう)も指を拡げている様子が見えます。

どれどれ、おうちに帰りましょう。
ここで15時ほどでした。

ちょっと裏山を歩いただけですが、まだちょっと載せたいなというものがあります。
もう一度お付き合いくださいね。
裏山散歩1 スギ林からとなりの尾根へ分岐」の続きです。

ええと、前回の記事では、14時過ぎころにとなりの尾根へくだりはじめました。

尾根はこのような感じです。
手前に、雪のたまが見えますが、足元からころころとしたのほうへ雪のたまが出来て転がります。
山の草とか花とか虫とか-尾根をくだる

ウサギの下っていった足跡を発見しました。
ぼくの向かう方向と同じなので一緒に行きましょう。
山の草とか花とか虫とか-尾根にウサギのあしあと

みなさんもうご存知でしょうけれど、一応ご紹介をしておくと。
この足跡の場合、ウサギの進行方向は左です。
左のおおきな二つの足跡は、後ろ足。
右のたてのちいさいのは前足です。
ウサギは、人で例えると、跳び箱を飛ぶように、前足をついて、後ろ足がそれを追い越します。
山の草とか花とか虫とか-ウサギの足跡 詳細

面白いのは、後ろ足の足跡の大きさなんです。
大きさを比べるために、ぼくの左手をいっしょに写しました。
ほら、大きいでしょ。
山の草とか花とか虫とか-ウサギの足跡 大きさ
ウサギの後ろ足は、普段は犬のものとさほど変わらないように見えます。
ところが、雪の上を行くときにはこんなふうに大きくなります。
指をひろげて、雪に足が沈まないようにしているのだと思います。
また、ウサギの足の裏には毛がもさもさと生えていて、それも防寒と、埋まらないようにでしょうか。

ウサギの足跡をついていくと、こんな茂みのなかに一度入っていました。
この近くには、テンのものと思われる足跡が。
匂いを頼りに追いかけているのでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-スギの茂み

このときには、ウサギは入っていませんでした。
このように足跡を追っていくと、茂みからウサギが飛び出すことがあります。
これは、2年ほど前に撮ったものです。
山の草とか花とか虫とか-トウホクノウサギ
(今回撮ったものでなく、2年前のものですよ。トリミングしてあります)
野生のウサギは筋肉質な感じですね~。
目は黒く、耳の先っちょも黒くなっています。
このときには、コンパクトデジカメでしたから、あまり詳細に撮れませんでした。
数m先、という感じだったのだけれど、残念。
分布域から、トウホクノウサギ、でしょうか。
東北のウサギ。ではなくて、東北野兎、かなと思います。
カラスの豌豆。ではなくて、カラス野豌豆、みたいです。

追って追って行きましょう。
山の草とか花とか虫とか-尾根
尾根はだんだん明るい感じになってきました。

まわりはコナラの木。
青空、ですねえ。
コナラの林だと、冬は落葉するので、明るくなります。
山の草とか花とか虫とか-コナラの向こうの青空

また違う足跡もありました。
深い足跡です。
歩いてからちょっと時間が経過したのか、詳細はわかりにくくなっていました。
体重がある動物では、足跡はもちろん深くなります。
これは、カモシカ? ・・・わかりません。
山の草とか花とか虫とか-深い足跡

細めの尾根。
山の草とか花とか虫とか-細い尾根
低い山でも、こんなところがありますから、注意しないといけません。

ここの左には、足元にうちの集落に続く舗装の道路が見えました。
あまり崖のほうに近づくと危ないので、見えにくいですけれど。
山の草とか花とか虫とか-足元に道路
この下は、急な崖になっていて、転げ落ちたらね。怪我をしますね。
高い山で10m落ちるのも、低い山で10m落ちるのも、おなじ10mですから、低くても山は山です。

ええと、あと、こういうこんもりした雪のふくらみがあちこちにあります。
この下には、木の切り株や、横に伏した木があって、そこに雪が積もるので近くを歩くと足がすっぽりと落ちることがあります。自然に出来た落とし穴でしょうか。
山の草とか花とか虫とか-雪の落とし穴
こういうのを見たら、あまり近づかないようにするか、通る場合はストックでつついて足元を確認するのが良いかと思います。

尾根の途中から、うちの田んぼの上の道路に下りました。
山の草とか花とか虫とか-道路に出た

ここで、14時40分ほど。
このあと、雪の田んぼを歩いて、ちいさい川まで行きました。


蟲×50

トウホクノウサギ・・・1種×50=50円

1月1日から累計250円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
昨日、1月9日の午後は、裏山に散歩に行きました。

ふと気がつくと、山を歩く記事を書くのは11月13日ぶりでしょうか(とは行っても裏山・・・。)

13時45分に、庭先からスノーシューをはいて出発。
そうですね、庭が登山口でしょうかね。この場合。
この写真は、庭から10mほど進んだところ。これから右上に見えるスギの林(うちの山)を通って行きます。
山の草とか花とか虫とか-出発

スギの林のなかは、こんなふうです。
まだ14時ころですが、陽は低くスギの向こうに。
山の草とか花とか虫とか-スギ林の中

谷側を向いて撮りました。
う~ん、もうちょっと間伐したいな。
でも、じいさまの植えた木だから勝手に切るわけには行きません。
春にはゼンマイが太すぎない感じで美味しいのが採れます。
山の草とか花とか虫とか-スギ林の谷側

スギ林のなかは、林の外よりも雪が締まって歩きやすいです。
途中に、動物の出入りしたような切り株のしたの穴がありました。
冬は、きっと、動物たちはこういうところに隠れているのでしょう。
この時は、この穴にはなんにもいませんでした。残念。
山の草とか花とか虫とか-動物の入った穴

登山道のあるわけもなく、ただ尾根っぽい地形と木の混まないところを選んで登っていきます。
かなりわかりにくいですが、向かいの尾根の分岐まで登って、あちらを下りましょう。
山の草とか花とか虫とか-向かいの尾根

よいしょよいしょと登っていくと、こないだ元朝参りをした虚空蔵様のところに出ます。
山の神様から、虚空蔵様への尾根を今回は東側を登りました。
(と書いても、たぶんどなたの参考にもなりませんけれど)
山の草とか花とか虫とか-虚空蔵様の万年堂
こないだは、万年堂(石の祠)自体があまりよく見えなかったですから、今回は祠の部分を明るく撮りました。
雪は白いし光をよく反射するから、撮るのが難しいです。

虚空蔵様から尾根をさらに上に行くと、隣の尾根へ分岐するところへ。
写真ではお日様のあるあたりが分岐です。
雪が積もると、小さい木やササが埋まって歩きやすくなります。
夏には時間のかかるルートもすいすい。
あと、葉っぱがないので見晴らしもよく歩く先がわかりやすいです。
山の草とか花とか虫とか-虚空蔵様上部

このあたりに来ると、ちいさないろんな木があります。

これは、クリの木についたクリタマバチの虫こぶのようです。
ちいさい穴がいくつも開いていましたから、ハチは羽化して飛んでいったのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-クリタマバチの虫こぶ

おおきな冬芽は、ホオノキです。
ホオノキは葉っぱも大きいですが芽も大きいです。
この水牛のツノのような形と大きさは、ほかの木とは断然違いますね。
芽の右側の、丸い模様がまとまっているところは、水木しげるさんの妖怪の「百目」な感じです。
山の草とか花とか虫とか-ホオノキの冬芽
あの妖怪ほどには数が多くないですが、もりあがりもあって、なんとなくそんな感じ。

こちらは、コシアブラ。ですが、まだまだちいさく固いのでした。
コシアブラと言えば、タラの芽に匹敵するほど人気の春の木の芽ですね。
ぼくは、コシアブラの芽のほうが好きかな。
山の草とか花とか虫とか-コシアブラの冬芽
キノコを採るのが好きなかたも、冬にこうして歩いて、これは良い木だ、というのに目をつけておくそうです。山菜を探すのも、冬に歩いておくと春にわかりよいです。
(とは言っても、他人の山で勝手に山菜採りはいけません。どろぼうです)

もっといろいろと冬芽はありますが、キリがないから今日はこのへんで。

分岐するところについて14時15分。歩き始めて30分。
自宅は標高300mをちょっと下がるくらいで、ここは地形図で確認したら390mほど。
約100m登りました。体が暖まってきてちょっと汗です。
となりの尾根へ下るところです。
山の草とか花とか虫とか-となりの尾根への分岐

このあとは、この先を下って、動物の足跡を追いました。

Plant×50

クリ(クリタマバチの虫こぶ)、ホオノキ、コシアブラ・・・1種×50=50円

1月1日から累計200円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円