トンネルで休憩をして、出発は11時21分でした。

トンネルの横から登りはじめます。

すぐに、カモシカのあしあとを見つけました。
今度はひづめのかたちが残っています。
山の草とか花とか虫とか-カモシカの足跡 ひづめ

あしあとの通ったところには、ブナの冬芽を食べた痕もありました。
ブナの若い芽は、新緑のちょっと前のふくらんだころに、昨年食べてみましたが、クリのような味がして美味しいものでした。
ウサギも、こういう木の芽を食べますが、ウサギの場合は、すぱっと鋭利に噛み切ります。
カモシカは、ひきちぎるように食べていました。
山の草とか花とか虫とか-カモシカの食痕

もすこし歩いていくと、今度はサワグルミがまとまってついたまま落ちていました。
おおお、そうそう。これを見たかったのです。
山の草とか花とか虫とか-サワグルミの実 穂の状態

ははあ、軸があるのか。
なんとなく、実同士でくっついてぶら下がっているイメージがありました。
山の草とか花とか虫とか-サワグルミの実のつき方

サワグルミは、このようにすいっと、立ち上がります。
とはいっても、まわりも木だらけで、どれだかわかりにくいですね。
山の草とか花とか虫とか-サワグルミの樹形

切通しのところまで来ました。(切通しのところ、は、ぼくだけが呼ぶ地名なので、ほかの方には通じません)
いつもここで休憩をします。
この日はここで12時ちょうどくらいです。う~ん、これはちょっと急がねばなるまい。
下るときは速いもので、山頂からここまでは10分ほどでついてしまいます。逆はね、なかなかね。
山の草とか花とか虫とか-切り通しの休憩するところ
今回は、ここではちょっと立ち止まっただけにしました。
この写真とおなじような景色があともう一回あって、大頭森山の山頂へ行く尾根にたどり着きます。

おっと、そのまえに。
沢になっているところに、サワグルミのちいさいのがありました。
実がぶら下がっています。ほんとにね、沢のところにありますね。
山の草とか花とか虫とか-ここにもサワグルミ
これはまだ、背高のっぽにはなっていませんでした。

さっくさっくと行くと、尾根が見えました。
山の草とか花とか虫とか-尾根の下

そうそう、ここからの登りの雪質が気になります。
写真で見る分には、なだらかでどうということもないのですが、ここまでくると、足が登るのいやいや、をするくらいになってしまいます。
木の影がうっすら出ているのを見てのとおり、ここはちょっとくぼんで南からの太陽があまりあたりません。もうちょっと新雪のときだと、登るつもりでもさらさらとなって上になかなかいけなくなります。
山の草とか花とか虫とか-キハダの取り付きのところ

もう歩くのを足が拒否したがっているので、前にもあまり行きたくはないのですが、ちょっとだけ道を進むと南向きの斜面があります。
山の草とか花とか虫とか-南向きの斜面
ほんとにちいさな違いですが、雪の質が日当たりの良さと風向きで違いはあります。
(今回は、前日も当日もずっと晴れていたので、どちらでもOKだったようにも思いますが)
登ってみると、湿り気があるほどに暖められて、足場がしっかりな感じでした。

何年か前に、四苦八苦したのがうそのように、あっさり登れてしまいました。
雪が締まっていると、こんなものかあ、という感じです。
尾根のうえには、木に着生シダのオシャグジデンダがありました。
このシダは、標本にする(乾燥する)とくるくるとまるまる性質があるそうで、「オシャグジデンダのまきむしぼうず」というフレーズを以前に聞いて頭に残っています。
語呂は良いんですけれどね、ちょっとマニアックに過ぎますね。
山の草とか花とか虫とか-オシャグジデンダ

尾根のうえからは、朝日連峰がちらりと見えました。
雲がうっすらかかっていましたから、見えるのか心配でしたが、これなら見えそう。
山の草とか花とか虫とか-朝日連峰がちらり

そして、山頂の展望台も見えました。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山の山頂が見えた

よっしゃよっしゃ。こうなると、がぜん足取りが軽くなります。
この時点で12時30分ほどとなり出発から3時間30分ほど経ちました。


Plant×50

サワグルミ、オシャグジデンダ(オシャグジデンダのまきむしぼうず)・・・2種×50=100円

1月1日から累計650円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
昨日の続きです。

昨日書いた記事のところには、9時18分着でした。
出発から30分で800mでした。
ちょっとね。今日は、じゃんっと進みたいなと思いますから写真が多めです。

写真を数枚撮り、進む方向の右の崖から氷やら落ちてこないか気にしながら進みます。

進んですぐに、わしゃしゃと雪を歩く音がしました。
あ、カモシカ!
カメラの電源を入れている間に、離れていきました。
山の草とか花とか虫とか-がけのしたになにかいる

うえの写真の一部。
右の縦の木のかげあたりに、カモシカの首のあたりが見えます。
山の草とか花とか虫とか-カモシカ
く~、撮り逃した。
したに降りれば撮れそうですが、カモシカはここに来ると、毎回のように見かけるのであきらめました。

さあさ、先に進みましょう。
しばらく行くと、左の沢沿いにカモシカの通ったあとがありました。
黒く穴の開いた沢の向こう側に、あしあとが見えますか?
体重があるから、こういうふうに深いあとになります。
山の草とか花とか虫とか-カモシカのあしあと

伏見沢を渡るところには、9時52分に到着。
沢だけに、サワグルミがあります。
サワグルミの冬芽に実をまた載せたいけれど、それは次の記事にしましょう。
山の草とか花とか虫とか-沢にサワグルミ
このあたりから、道は登りになっていきます。

伏見沢から、尾根を大きくまがるカーブを二つ目。
ハンノキとサクラの木のあるカーブのところに来ました。
ここを曲がると、開けたところがあってそのさきがトンネルです。
山の草とか花とか虫とか-ハンノキとサクラのカーブ
写真の左に尾根が続いています。
ここを尾根を下ってずっと行くと、深めの沢を渡って今日の記事のカモシカに会ったあたりにつきます。近道ではありますが、沢がね、ちょっと危険なんですね。下山を急ぐときなどにこちらを行ってしまうとあせって、とんでもないことになりそうです。雪の状態を見て、わたれなそうなら引き返すくらいの余裕があるときにならまだましかもしれません。


で、トンネル前のストレート。
左の開けているところは、何年前になるのかな?伐採がありました。
山の草とか花とか虫とか-トンネル前ストレート

ここでちょっと面白かったのは、ネズミがね、ぐるぐるっとまわったあとでした。
山の草とか花とか虫とか-ネズミがぐるぐる

そして、雪もぐるぐるり。
山の草とか花とか虫とか-雪もぐるぐる
前日は、すごく晴れましたからこれが出来たのかな。

開けたところを進んでいくと、両脇に落葉樹の森です。
山の草とか花とか虫とか-雪の道

ミズナラがありました。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラ

コナラとおなじく、縦に樹皮が裂けますが、ミズナラは表面がぺりぺりとはがれる感じになります。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラの樹皮

冬芽。コナラよりも、大きめでごろごろっとした雰囲気。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラの冬芽

うえの道から、またスギの植林のところを抜けると、トンネル!
ここまで来ると、一段落つく感じです。とりあえず。
山の草とか花とか虫とか-トンネルが見えた

看板は埋もれてしまっています。
この看板の右を行くと大頭森山までの道路。
左に行くと、トンネルです。
今日は、トンネルのわきをショートカットすることにしました。(どのみち同じ道に戻ります)
山の草とか花とか虫とか-埋もれた看板

ポールは130mに伸ばしてあります。
わお、これで雪の量がわかるかな、と思ったけれど、道路標識のもとの高さがわからないので、雪の量は測れません・・・。
山の草とか花とか虫とか-道路標識
例年、2月の中ごろくらいに来ると、これはほんのちょっとだけ雪からでているくらいです。

トンネルが近くなります。
このトンネルの左を登っていきます。
山の草とか花とか虫とか-トンネル

でもその前に、トンネルのなかの雪のないところにザックをおろしてちょっと休憩を。
ここで、11時04分。出発して2時間ちょっと、あまり休憩もしないで来てしまいました。
以前に、このトンネルの中は、暖かそうで動物も冬に隠れていたりするのかな?と思ったことがありました。
ところがですね中で休憩してみると、いやいやとんでもない、外よりも寒いくらいです。
風がずっと吹いていて、休めやしません。外に雪のあなを掘ってすごしたほうが暖かいでしょうね。
なので、ザックだけちょっと置いて、外で汗がちょっとひくまで15分ほどお休みです。
山の草とか花とか虫とか-トンネルのなか

ここまでで、3.2kmくらいになりました。
標高は650mほど。
いつも、この上くらいから、雪の質が変わってくることが多いです。
さあて、今回はどうでしょう。


Plant×50

ミズナラ・・・1種×50=50円

蟲×50

カモシカ・・・1種×50=50円

1月1日から累計550円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
今日は、よく晴れました。朝に空や天気予報を見ると、大きくはくずれないようだったので、山というか、森というか。うん、まあ、行ってみましょう。
ふと思い返すと、地図に名前のある山に歩いていくのはずいぶん久しぶりです。
ええと、11月13日に行った大朝日岳の山じまいが一番と最近です。

ではでは、まだ一月に登れたことのない大頭森山に出発です。
出発は朝の8時48分。
夏にはクルマの通る道路をたどって行きましょう。
山の草とか花とか虫とか-出発
先日にちょっと熱を出していたので、せっかくのお休みは休んでいようかとも思ったのですが、家でごろごろすると、たいてい具合がよろしくなくなりますので、でかけました。

昨日は、氷点下を越えて暖かくなり、新しい雪がふらなかったので、雪の表面は締まって歩きやすそうです。
道を横切って、いろんな動物の足跡がついています。
山の草とか花とか虫とか-道をわたるいろんなあしあと

はっきりと残るネズミのあしあとがありました。
ネズミのあしあとは、体が軽く足跡がちいさく浅いので、雪が降るときにはすぐに見えなくなってしまいます。今日は、ネズミのあしあとはとてもはっきり残っています。
山の草とか花とか虫とか-ねずみのあしあと むこうへ

ウサギのあしあとと比べてみるとこんなふうです。
このあしあとは、左に進んでいるように見えました。
きっとネズミもウサギやリスとおなじく走るときには、前足をついて、後ろ足が追い越して、というふうに走るのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-ねずみの足跡

あと、リスのあしあとも詳細に残っていました。
山の草とか花とか虫とか-リスのあしあと 詳細
左のおおきいふたつが後ろ足、右のちいさいのは前足だと思います。
指のあとも残っていますね。

今日は、ワカンにしました。
斜面の急なところを行くには、スノーシューよりもワカンのほうが向いています。
ワカンの雪についたところの周囲の雪が、薄い板のように割れています。
新雪の表面が、昨日の晴れ間で一度融けて、夜に冷えて固まったのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-雪の様子
歩くと、さっくさく、という感じでした。あまり足も沈みません(場所によります)。
沈むのは10cmくらいでしょうか。これは、すごく状態が良いですね。3月のはじめころの雪に似ています。

えくぼとまでは深くないですが、雪の表面がでこぼこしているのが見えますでしょうか?
陽が射して暖まると、こういうふうに新雪が落ち着いて行き、その際にこのような模様になります。
新雪はふわふわですが、日数を経過するとだんだんと容積を減らしていきます。
うちのところでは、「雪がすくむ」と呼びます。
昨日や今日のように、晴れ間があると、「いやあ~、ひぃさすど、ゆぎ、すくむなっす(いやあ、陽が射すと、雪の容積が減っていきますね」というように挨拶をします。
山の草とか花とか虫とか-すくんだ雪
締まるのでもちろん、歩きやすくもなる、と。

広めの道路は、右側ががけにコンクリートを吹きつけたところに来て幅がせまくなります。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山の見えるところ

目指す大頭森山が見えました。
大頭森山のある山の連なりは、大井沢をはさんで朝日連峰の三方境から障子ヶ岳、大桧原山の山々と平行に南北に伸びています。
う~ん、しかし、山頂がどこだかわかんないですね。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山

まるを付けてみましたよ。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山○あり
あそこは、標高984m。展望台があります。直線距離は約2.4km。
約5kmの道のりを800mほど歩きました。
う~ん。遠いな。

記事もなんだか、進みませんね。ペースをちょっと上げていきましょう。