そうそう、雪に映るしましまを見ていたのは12時を過ぎたころでした。

実は、その時点でもう本来行くほうの道に進まずに通り過ぎていました。
(地図を載せようかと思ったけれど、途中まで描いてみて断念しました)

とにかく、これは間違ったほうの峠を越すところ。
ここには、小学生のころにナップザックを背負って植林にきました。
左斜面のうえのほうのスギ林は、そのころに植えたものです。(写っていませんが)
山の草とか花とか虫とか-峠
スキーで進むのがるんるんと楽しくて、まだ間違っているのに気がつきません。

峠を越えたから、今度はちょっと下りがあります。
わあい、下りだ。滑りましょう。
そんな感じにすいすい進みました。

ようやく気がついたのは、この地点でした。
ここに数年前に来た際に、クマに会ったはなしをとなりの集落の大工さんから聞きました。
あれれ?なんでこっちに来ているんだ?ときつねにつままれた気分です。
迷った、というか間違ったというか、いえいえ、間違ってすらいません。単にぼ~っとしていました。
山の草とか花とか虫とか-あ、こちらではありません
そして、南東方向の眼下には、となりのとなりのとなりのとなりのとなりの集落が遠くに見えました。

ようやく気がついたので戻る途中から撮りました。
本来行くはずの道は、この写真の一番奥の尾根に沿って、左(今は西向きなので、南方向)に伸びています。尾根を数本分来てしまっていました。
山の草とか花とか虫とか-本来の尾根
あらまあ、地図で確認すると1.5kmほども違う道を来てしまっていました。(子どものころから何度も来ているところだから、地図は見ていませんでした)

戻って戻って。
戻る途中は登りがあります。
下りだから滑れます、と楽しく進んだ分を登りますね。

これが本来行くはずだった道。ようやく戻って12時57分となっていました。
空は暗くなってきました。
山の草とか花とか虫とか-本来の道

もうすこし行くと、牧草地があります。
ここは、子どものころに好きだった場所で、夏休みに自転車で来たこともありました。
あと、ゴム動力の飛行機を作ったから飛ばしに来たこともありました。
山の草とか花とか虫とか-草原

牧草地のあたりが、本来とおるはずの峠でした。
そこを通って、ほかの道との合流になっている分岐には、13時16分。
道の脇の斜面は、風に削られていました。
山の草とか花とか虫とか-標識がありました
標識にはここから4kmと書いてあります。

ここは風の通り道なのでしょうね。
道は、風で吹き溜まった雪がふさいでいました。
山の草とか花とか虫とか-道に雪庇

地図を見ると、ここから南に谷を下るとほんのちょっとの距離です。
でも、先ほどの違う方向にすいすい進んでしまっていた件で、なんだか自分を信じられない気分になっていました。

今回の最終到達点。
先ほどの標識のあるところからは、1.5kmほど進んでいます。
写真では、あまり雪がひどくも見えませんが、もう大きなスギが左手の沢のあいだに見えてもよいくらいなのに進めど見えてきません。
山の草とか花とか虫とか-今回の到達点
ここで、13:40分。
雪は強くなるし、風も強くなるしで心細くなってきました。
引き返すことにしました。
今回もテルモスにお湯を入れて持っていきましたが、水も持っていきました。
ところがホースのなかで凍っています。体に近いところにあるのになあ。気温が下がってきましたね。
山の草とか花とか虫とか-凍った

近くのクリの木には、つるが絡んでいました。
これは、イワガラミですね。
ツルアジサイと似ていますが、ちょっと違います。
山の草とか花とか虫とか-イワガラミ 冬芽

イワガラミなのに、木にも絡むのですね。
気根、というものを出して、くっついて登っていきます。
山の草とか花とか虫とか-イワガラミ 気根

ちょっと休憩してから帰り道。天候はちょっと回復しました。
間違って行ったほうの道が見えました。
写真に見えているもう一つ先の尾根まで行ってしまっておりました。
山の草とか花とか虫とか-間違って行った東の山の方向

帰ってきて、写真から時間と、場所とを見てみました。

行きは、約8.4kmの道のりを2時間50分ほどで進んでいました。
なるほど~、雪の道でこの進み方なら、かんじきに比べたら林道さえあれば段違いに早いです。
雪の状態で進み具合はかなり違いますが、先日に行った大頭森山の登りでは約5kmを4時間とちょっとでしたから、やはりスキーは速いんですね。うむうむ。

あと思ったのは、道のとおりにぼんやりと進むのは良くないなということでした。
道に頼らず尾根に沢などの山の形を見ながら行けば、このようなことにはならなかったろうと思うのでした。
特に、林道はクルマが通るように出来ていて、登山道が尾根に多いのに対して、中腹を地形をぬうように切ってあります。木を見て森を見ず、というのに近いでしょうかね。

ということで、反省しきりの道のりとなりました。

でも、もう一回分の記事を、帰りの様子について書きたいと思います。

Plant×50

イワガラミ・・・1種×50=50円

2月1日から累計450円 1月:1,050円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
うちの庭から見える山の向こうに、大きな大きなスギの木があります。
山の草とか花とか虫とか-大杉
夏には、毎年のように行っていますが、これまで冬には行ったことがありませんでした。
この木のある集落は、上の写真のとおり夏には田んぼを作るかたもいますが、冬には誰もいません。

せっかくスキーを手に入れたから、夏の道をたどって、大きなスギの木に会いに行こうと思いました。

朝はやっぱりちょっとのんびりしてしまって、出発は10時50分になってしまいました。
今日は気温が低いです。でも、青空が見えます。
山の草とか花とか虫とか-出発地点

風が雪を吹き飛ばして、雪の面は磨かれた感じになっていました。
この模様は、なんという名前だったかな。
山の草とか花とか虫とか-雪の表面

道を行くと、青空にカラマツの冬の姿が見えます。
青空だなあ、青空。
山の草とか花とか虫とか-青空とカラマツ
じいさまの言うには、午後からは荒れますよ、とのことでした。

夏にクルマの通る道は、傾斜が安定していてすごくスキーで行くにも良いですね。
急な登りもなく、進むのは早い早い。

途中から、風が強くなってきました。
雪の表面の細かな雪が飛ばされて、輪郭をもうっとさせます。
山の草とか花とか虫とか-風が吹き抜ける

しばらく行くと、地すべりの跡がありました。
これは、うちの庭からも見えます。
かれこれ10年ほども前でしょうか?
うちの向かい側の尾根の斜面が崩れたのも、おなじ方角です。
地層の方向も関係あるのかな?
山の草とか花とか虫とか-地すべりの跡

ここを通ると、今度はこんなまっすぐな道に。
足元は軽快に。
そうそう、こういう道を行くのもなかなか良いものですね。
山の中には、こんな林道や作業道がたくさんありますね。
山の草とか花とか虫とか-まっすぐな道

歩くこと、1時間ほど。12時くらいになりました。
まわりのスギが今度はハンノキなどの斜面も混じるようになってきました。
山の草とか花とか虫とか-ハンノキの斜面

ここの斜面は、北向きで雪の上に山の斜面に生える木々の影が落ちていました。
なんだかしましまです。
山の草とか花とか虫とか-雪の上のしましま

ちょっと角度を変えると、今度はシマウマの首のよう!
なるほど、これはなかなか美しいですよ。
山の草とか花とか虫とか-雪のしまうま
ふと考えてみると、これがシマウマに似ているのでなくて、シマウマがこれに似ているのかなと思いました。
こういう木々の模様が、サバンナにもあって、シマウマはあの模様で隠れているんですよね。
(哺乳類のうち、サルの一部だけは例外的に色を見ることが出来るそうです。ほかの哺乳類には色を見分けられませんから、サバンナには雪は降りませんが、この模様は見られるんだろうなと思いました。)

もうちょっと行くと、風が滑らかにした雪の面に、木々の影がしっかりと映えています。
う~ん。これまた美しいなあ。山に来た甲斐があるものだなあ。と思って眺めていました。
山の草とか花とか虫とか-風に磨かれた雪面に

だんだんと高度が上っていきます。
北西にはうちの裏山が見えました。
裏山の手前の集落は、うちの集落からひとつ下った集落です。うちの集落よりも何倍も大きいですね。
山の草とか花とか虫とか-裏山が見えた
うちの集落は、裏山の中腹の右端あたりにちょこんとあります。

そして、先ほどまであんなに青空だったのに、このころには吹雪いてきました。
あららまあ。

このあと、峠を越えて、東に東に向かって、スキーですいすい進んでいくのでした。
大きなスギのある方向は、西なのにね。
そう、ぼくは、スキーを扱うのと山の景色に夢中になって、道の続くままに方角の違うほうへ進んでしまうのでした。
裏山から家に戻って、なんだか思ったよりも早くに着いたので洗濯などをしました。

レインウェアを洗うのに、数年前に買った洗剤と、撥水するスプレーを使わないままでいました。
レインウェアは、汚れるとだんだんと水をはじかなくなってしまっていましたが、水洗いをすると、割合と戻っていたんですね。

さすがに水洗いだけで数年も使っているとこりゃだめだという感じになってきたので、専用の洗剤をいよいよ使ってみました。皮脂などの汚れでだんだんと撥水しなくなるそうですよ。

これが、専用の洗剤。NIKWAX TECWASHと書いてあります。
防水性と撥水性をよみがえらすそうです。
ちと高価ですが、レインウェアをまた買うのを考えたら安いですね。
1本で300ml。でも、ジャケット一着に使用するのは150mlと書いてありました。
すごく量を使うような気もいたしますが・・・どうなんでしょう。
今回は、説明のとおりに使いました。
山の草とか花とか虫とか-NIKWAX TECHWASH

こっちは、撥水スプレー。これもNIKWAXと書いてありました。
NIKWAX TX.DIRECT SPRAY-ONとな。なんのことだかいまいちわかりません。
これも、ゴアテックスなどの湿気は通すのに、水は通さない生地に使えるスプレーだそうですよ。
せっかくの湿気を通す素材でも、水をはじかなくなると、湿気は通さなくなってしまうそうです。
内側から湿気が通りたくても、外側の生地にべったり水が張り付いたようなものだろうかと思いました。
山の草とか花とか虫とか-NIKWAX TX.DIRECT SPRAY-ON

このスプレーは、上の洗剤で洗って、生地が湿っている間に吹き付けるようです。
まわりが濡れてもよいところで、とも書いてあるからお風呂場でしたら、お風呂場のタイルが撥水するようになりました。
そして、ぼくの手にもついていたのか、手も撥水。
ぴんぴんと水をはじく手になりました。(よく洗ったらなおりました)

そして、乾かしたあと。
これは、レインウェア。
ぼくのレインウェアは、モンベルのゴアテックスを使っているもののうち、一番と安いものでした。
まあ、大丈夫ですね。十分に気持ちよく使えています。名前は忘れました。
このレインウェアで雪の山にも行きます。重ね着をしっかり考えれば、高い山でなければ大丈夫ですね。

ほらほら、水が玉になりました。
山の草とか花とか虫とか-青いレインウェア

こちらは、雪下ろしなどで使っているジャケットです。
(ゴアテックスではないけれど、湿気を通す防水素材だそうです。)
これも、洗ってみました。
こちらもぴんぴんと水をはじくようになりました。なんだか嬉しい。
山の草とか花とか虫とか-黒いジャケット

なんだか新品になった気分です。
調子に乗って、へたっているスパッツと、オーバーグローブも洗ってスプレーしました。
なんだか生地が生き返る感じ?
最近、オーバーグローブは、抵抗無く水を吸い込むくらいにへたっていたけれど、また元のとおりのような感じです。(生地自体が痛んだところはもちろん治りませんが)

ぼくは、あまり山専用のなにか立派なウェアとかはあまり持っていません。
雪下ろしをするときに使ってももったいなくないもの、という基準かもしれません。

ナイロンはあまり好きではないですが、ナイロンだからといって虐げるものね。ちょっとね。
合成繊維でも手入れをして長く使ってほうが良いなという感じがします。