いくつか確認したいことがあって、また大頭森山へ行ってきました。
夕方にちょいと用事があったので、一日満喫というわけにもいきませんでしたけれど。

前回は、1月19日「出発 冬の森へ 大頭森山1」でした。

この山へ行くのは、今年は二度目となりました。
数年前には、もっと頻繁に行っていたように思うのですが、今年は1月~2月中旬に雪下ろしが続いたのであまり行かれません(充分に行っていると言われそうですけれど)。

スタートは9:08。
標識を見ると、前回よりも雪は多くなっています。
一番多かった時よりも、晴れが続いたころに雪の量は減っていると思いました。
山の草とか花とか虫とか-スタート

今回はスキーできました。
やはり速いんですね。はじめの道は、なだらかなのでなおのことスキーは速く進めました。
今日は、かなりの晴天です。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山

崖の下の道路は、崖からの雪で、ななめになっていました。
朝の時間帯はまだ冷え込んでいるので良いですが、こういうところは昼近くになると落雪が怖くなります。
山の草とか花とか虫とか-道

ウサギもほかの動物たちも、フレッシュなあしあとが多くついていました。
今回は、あしあとのぬしに、なにか会えるのかな?
はっきりとついたウサギのあしあとは、花を咲かせたような模様になっておりますね。
山の草とか花とか虫とか-ウサギのあしあと

どんどん進みましょう。
ここらへんで、標高は550mほど。
雪はスタート地点では表面から3cmほどが締まって堅めに凍っていました。
ところがここまでくると、ふかふかになってきました。
暖かい陽射しが数日あったので、自宅のあたり(標高300mほど)は、凍み雪に近くなりましたが、やはり山は山の雪ですね。
山の草とか花とか虫とか-スキーが埋まる
そうそう、足が埋まってしまうのを「ぬかる」と言っているのですが、「ぬかる」が標準語かどうかわからないので、埋まると書いていました。どうなのでしょう?

雪の表面に、こまかい木のかけらのようなものがばらまかれていました。
あ、これは春近くに、木の芽が動いてうろこ(芽鱗というらしい)を落としたのに似ていると思いました。ブナの森などでは、こういうようになったのを雪もみじと言うのだったかな?
山の草とか花とか虫とか-雪にいろいろ

でも落ちているのをよく見てみると、どうも様子が違いました。
上を見上げると、ハンノキのまつぼっくり(マツではないので、ほんとはまつぼっくりではないですが、こう書いたほうがわかりよいです)がありました。
山の草とか花とか虫とか-ハンノキのまつぼっくり
上の写真の、雪のうえにばらまかれていたのは、どうやらハンノキの種のようです。
種には、ちいさな翼がくっついていましたが、遠くには飛ばなかったようです。
ハンノキは、がけ崩れなどにいち早く訪れますが、これはやはり種に翼がついているからでしょうか?

そして、2月21日「帰り道 林道を歩く3」でも載せたハンノキの顔です。
ここでも見つけました。今度は、笑っているというより、口を尖らせているようにも見えました。
・・・なにか、ご不満があったのでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-ハンノキの冬芽と顔

あと、近くにあったこちらも載せましょう。
これも、2月20日「うっかりしました 林道を歩く2」で一度登場しておりますイワガラミです。
花のあとがありました。
花もつるの様子も、イワガラミとツルアジサイがそっくりなのですが、この山にはどちらもありますから、明日はツルアジサイも載せましょう。
この花、覚えておいてくださいね。
山の草とか花とか虫とか-イワガラミの花のあと

そして、ブナはというと、まだまだ芽は固いままうろこをまとっておりました。
芽吹きは5月のはじめのころになるでしょうか。
まだまだ先なのですが、ハンノキの種の雪のうえにちらばる様子を見て、連想してしまいました。
山の草とか花とか虫とか-ブナの枝振り
しかし、木の枝の分岐の仕方というのは、これまた興味深いものです。
ブナの冬の枝振りは、しゅっとしてシャープですね。かっこいい。

トンネルの手前まで来ました。
あれれ、標識が折れてしまっております。(4月の中旬には、ここの道も除雪しますから、そのときに困るといけないので、除雪するかたにお知らせしました)
山の草とか花とか虫とか-折れた標識

トンネルのところには、10:33。
山の草とか花とか虫とか-トンネルへの分岐

今回は、もっと雪が締まっているかと思ったら、意外とふかふかでした。
しかし、前回はここまで2時間ほどかかっています。
今回は、1時間20分ほど。
スキーだから速いのか、足が慣れたのか、オーバーペースなのだかわかりませんが・・・。

このあと、スキーでちょっと難儀してしまいました。


Plant×50

ハンノキ(ハンノキの仲間)、イワガラミ(花のあと)、ブナ(かっこいい枝)・・・3種×50=150円

2月1日から累計700円 1月:1,050円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
先日、公園で子どもたちが雪で遊んでいました。

一生懸命に雪を掘って、うわあ!土が見えた~!
土があるぞ~、とうれしそうでした。
山の草とか花とか虫とか-土が見えた
土が見えたとみんなで喜んでいるのだから、これほどに幸せなこともありません。

ぼくもおなじことを子どものころにしていたのを思い出します。

いえ、こないだもしておりました。
10日ほど前のこと、雪下ろしを終えて、ふとうちのすぐ近くの木の切り株の根元を見てみました。
山の草とか花とか虫とか-切り株の下

除雪して出来た雪の壁に、穴が見えたんですね。
覗き込んでみると、土がありました。
山の草とか花とか虫とか-切り株のしたの土

わ~い、土だ~♪
山の草とか花とか虫とか-土

草もありました。
これはハコベかな。
雪からちょっと出ていたところは、元気のない色になってしまっていましたけれど。
山の草とか花とか虫とか-草

雪のかぶりの薄いところの雪をはらってみました。
土はほんのり湿っています。凍っていませんでしたよ。
山の草とか花とか虫とか-雪のしたの土

ここには、なにか動物(たぶん、ネコ)のあしあとがあって、この穴を寝床にしているのかと思いました。
切り株の根元の穴が、入り口が大きいと今夜寒いといけないから、もとのくらいの穴の大きさになるように寒くないよう入り口をちいさく戻しました。
山の草とか花とか虫とか-戻した

今朝は、雪が降っていましたが、幅が3cmほどもあるおおきな雪の粒のぼたゆきでした。
あらら、もう春の雪の雰囲気です。
冬至から2月、日の長さは、10月下旬とおなじくらいになったでしょうか。
陽のあたる時間が長いと、新しい雪はどんどんかさ(嵩)を減らします。
降っても、怖いくらいにはならないだろうという安心感がでてきました。
今夜は、星が綺麗です、明日の朝は凍み雪になるかもしれません。

日の出すぐのぼたゆきは、真夏のある日の夕暮れに、ふと秋を感じるのとおなじでしょうか。
また一つの冬が過ぎつつある、そう思いました。
さて、今回はおおきなスギの木に会うのはあきらめて帰りましょう。
もう、ほんのちょっとのはずなのだけれど・・・。

帰り道に、マンサクの枝の雪に埋もれていないのがありました。
これは、実のあとです。
種が入っていないものかと、ちょっと振ったりしてみましたがからっぽになっていました。
南のほうからは、花が咲いたという様子も伝わってきますが、これはまだ堅い冬芽をつけていました。
山の草とか花とか虫とか-マルバマンサク 実

標識のあったところまで戻りました。
ここは、風の通り道にもなっているようでした。
山の草とか花とか虫とか-風の通り道

風が雪を削り取ったこの跡は、こないだ名前があるのを知って、なるほどと思いましたが、忘れてしまいました。なんだったかな?
山の草とか花とか虫とか-風の跡

着た時に通った牧草地には、自分のスキーの跡だけでした。
なんだか贅沢な気持ちになります。
山の草とか花とか虫とか-草原のトレース

曲がってはいけないところで、曲がって行ってしまったポイントに来ました。
ここをまっすぐに奥に行くとおおきなスギの木です。
左はぐねぐねと曲がりながら登っていくところで、なぜだか登りのほうに行ってしまったのです。
改めて眺めてみると、なぜ左に行ったのかよくわかりません。はっきりしている道でしょう?
山の草とか花とか虫とか-分岐点を振り返る

ここからはずっと下りになります。
傾斜の少ないところではスキーも止まってしまいますが、足をちょっと動かすと勝手に進んでいく幹事に進みます。
山の草とか花とか虫とか-下り

地すべりしたところまで下りました。
ここが崩れた後で、たくさんの重機(バックホーとかドーザとか)がやってきていろんな工事をしました。
その後に、木が生えてきました。
山の草とか花とか虫とか-がけ崩れのところ

うえの写真の手前のところに生えているちいさな木はハンノキのようでした。(ハンノキのなかの亜種の名前はわかりませんでした)
山の草とか花とか虫とか-ハンノキの冬芽

上の写真をアップにしてみます。冬芽には、ちいさな顔が隠れていましたよ。
なんだか、丸顔で愛嬌があります。
山の草とか花とか虫とか-ハンノキの葉っぱのあと

若い木の幹は、横に模様が入って、サクラの枝にも似ています。
山の草とか花とか虫とか-ハンノキの幹
ハンノキは、こういった崩れた跡などにいち早くやってくる木でもあるのかなと思います。
湿地がだんだんと浅くなって行く時にもハンノキが入ってきます。

地すべりは恐ろしいですね。そして、起きるとたくさんの機械でコンクリートで覆われたりしてしまいます。
ここでは、木で柵のようにして(コンクリの部分もありますが)土を留める工事をしていました。
今回は、全部コンクリにしてしまわずに、木も生えるようにしたようです。
ぼくには、土木の設計のことはわかりませんが、傾斜がゆるいからそうしたのか、木が生えて欲しかったのか。どちらだろうと思いました。
ここでは、ハンノキなどが生えてきてまた傷跡を治しているように見えました。
川の護岸も、できればこういうふうに、すこしでも木に任せたり出来ないものかなあ。

この近くの崖です。
ここには、子どものころに化石を探しに来ていました。
ここでは、葉っぱの化石を見つけましたよ。
砂岩と、泥岩の中間のような石が採れます。
山の草とか花とか虫とか-化石のとれる崖
この石は、手で砕けるくらいの石で風化も速いですから崩れたのかな?

出発したところに戻って15時となりました。
山の草とか花とか虫とか-戻りました

今回は、行きは8.4kmで2時間50分ほど。帰りは5.2kmで1時間20分ほどでした。
写真を撮ったり、観察している時間もありますが、スキーでの進む時間の様子がわかりました。
どのくらいの時間でどのくらい進んで、体の様子がどうなるかわからないと計画も立てにくいですから貴重な実感の機会になりました。

スキーを脱いでいると、となりの集落の知り合いから、「あらまあ、山に行くのは大変ですね。お疲れさま」と声をかけてもらいました。
どうもですね、ぼくが山に行くのを、仕事や任務のなにかでパトロールをしていると思っているふしがありますね。(100%趣味なのですが)

家の前から、今回行った山が見えます。
山の草とか花とか虫とか-家から見た林道

フリーハンドで落書きのようになっていますが・・・。
緑色は進んだだいたいのルートです。
赤は、うっかり進んだ方向。もっと左(東)まで行ってしまいました。バツの下に白く見えているのは地すべりの跡です。
青は、大きなスギのある方向です。

今日もちらほらと雪が降りましたが、降ってはいてもあまり積もりそうな雪ではなくなりました。
だんだんと春の陽射しに近くなって行きます。冬に遊んでいると、冬の過ぎるのもなんだか淋しいような、そんな気持ちにもなってくるのでした。

おしまい


Plant×50

マンサク(マルバマンサク)、ハンノキ(ハンノキの仲間)・・・2種×50=100円

2月1日から累計550円 1月:1,050円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円