昼のごはんを食べて出発したのは12時48分でした。

もうちょっと西に行ってみることにしました。
帰りにかかる時間がまだよくわからないので、どこまで登りましょう?と考えながら行きました。

休憩したところからすぐ西には平らな尾根。
こういうところは、クラシカルの走法で行くと、速い速い。
そうそう、スケーティングは、樹林帯のなかではあまりできないんですね。左右に幅がいりますからね。
クラシカルのほうは、足を左右交互に出して、ストックを使って進みます。
名前はクラシカルですが、森の中を行くのにはやはり良い方法なんですね。
スケーティングのほうは、競技ではフリースタイルとも呼ぶようで、なんでもフリースタイルがカッコいいかというと、クラシックなのにはクラシックな方法で、きちんと理由があるのだと思いました。
山の草とか花とか虫とか-平らな尾根

細めの尾根を登ります。
ここでは、細かくジグザグに。
写真では急には見えないですけれど、なかなかつらいですね。
シールがあれば、これはまっすぐに登れるのかなあ?と思いました。
山の草とか花とか虫とか-細めの尾根を登る

とりあえず、周りよりも高いところにつきました。
ここで13時08分。
山の草とか花とか虫とか-とりあえず周りより高いところ

周りが見えない頂上だったので、ちょっと北に下がりました。
西には、小高いところがあります。
あそこが多分、ぼくの住む最上川のとある支流の流域と、おとなりの支流の流域との分水嶺ですね。
山の草とか花とか虫とか-分水嶺の尾根
どうも、子どものころから分水嶺や流域というのを気にしてきたように思います。
川が好きだったからでしょうか?
流域、というと難しいように思いますが、要は、この小川に笹のお船を流したら、どこを通って海に行くのかな?と考えると良いかも知れません。
出来立ての火山以外は、沢や川が(つまり雨や雪が)山を作っているんですね。うんうん。
尾根を歩くと、そんなことを考えます。

北には月山が見えました。
山の草とか花とか虫とか-月山

この530mほどのピークには、名前がありません。
山頂の近くにはリョウブがありました。
山の草とか花とか虫とか-リョウブ

実は、ひとつひとつが開いて、なかからゴマとりもちいさい種がほろほろと雪に落ちていました。
この実のふさは、冬でもくっついていますね。
山の草とか花とか虫とか-リョウブの実

あと、特徴的なのはこの樹皮でしょうか。
ナツツバキと似たような模様ですが、うちの近くにはナツツバキはありませんから、これを見かけたら、あ、リョウブだ。と思います。
山の草とか花とか虫とか-リョウブの樹皮

うんうん。この山頂はリョウブピーク、とでも呼びましょうか。
(自分のなかでだけでしか通じないですけれどもね)

さて、家に帰りましょう。
帰りは、どうやって滑ったものかこれまた試しながら行きました。
木のたくさん生えた斜面を木と木の間を探しながら滑っていきます。
そうそう、ぼくの買ったスキーのブーツは、ほんとうにスニーカーのハイカットくらいなもので、また板にくっついているのも、くつの先だけだからハの字(プルーク)だと足がなかなかにつらいと思いました。
無理にターンしながら行くよりも、斜面を横切りながら下ったほうが安全かなあと思いました。
(ぼく自身の技術の問題ですね。)

下って登って、裏山への登りかえしの途中まで来ました。
489ピークを振り返ります。
写真だと、木の先っちょで隠れて、そのしたの沢の部分が見えません。
ぐっと下って登りました。
山の草とか花とか虫とか-振り返った489ピーク

このへんで、もひとつ冬芽を載せましょう。
これはヌルデのようですね。
キハダと冬芽の感じが似ていますが、キハダの場合は冬芽が対生(枝の左右にひとつずつ芽がつく)になっているはずです。
これは、互い違いについています。
まだちいさく隠れたような芽は細かい毛がみっしり生えていました。
山の草とか花とか虫とか-ヌルデの冬芽

枝ぶりはこんな感じでした。
あれえ?こんなだったかなあ?う~ん。
山の草とか花とか虫とか-ヌルデの枝
ヌルデもウルシの仲間で、かぶれるかたはかぶれるそうです。
秋には真っ赤に色づきます。

ここから、別な方向も撮りました。
うちの近くはスギの林は多いですね。
山の黒っぽいところは全部スギの林です。
白く雪の見えるところは、コナラやミズナラが中心の雑木林ですね。
山の草とか花とか虫とか-遠くのスギ林

裏山からの帰りは、作業道やスギの林のなかを滑っていきました。
うわあ~。すいすいすいっと。速い速い。
山の草とか花とか虫とか-杉林の中を滑る

テレマークの場合は、ターンや滑り降りる際に足を前後に開いて重心を低くします。
スキー場でちょっとやってみましたが、あまりピンと来ませんでした。
ところが、こういうところを行くと、雪の抵抗が場所により違うから、前につんのめりそうになります。
かかとは自由だからなおのことですね。
なるほど、だから足を前後に開いて滑るのだと納得しました。
やはり、森の中を行くスキーですから、そういうところを滑ってみないとしっくりこないのだと思いました。

作業道は、狭いけれどコースのようでした。
うわあ、これはたまらん。
速すぎず、でも木の間を抜けていく感じがたまりません。
山の草とか花とか虫とか-作業道を滑る

あらら、滑り始めたら早いものですね。
14時27分、道路に着きました。下りはやはりずいぶん楽ですね。
登りに2時間50分(お昼の休憩を含む)で、下りは1時間20分ほどでした。
もうちょっと慣れたら、もっとすいすいっといけるかな。
山の草とか花とか虫とか-道路に着く

道路は陽射しで久々にアスファルトが出ていました。
あらら、この道もスキーで行きたかったのだけれどもなあ。
そして、写真では隠れて見えませんが、道路までは垂直に2mほどの段差になっています。
仕方が無いので、スキーを脱いで、雪に刺して手がかりにして降りました。

久々のスキーでした。そして、クロカンでもアルペンでもないスキーですね。
感想はというと・・・、こんなに楽しいものをなぜ今までしなかったのか。という感じです。
山道具屋のとうちゃんが、「買うなら早めに買った方が良いよ。」と言っていたのが納得です。
特に今回買ってみた板とブーツの組み合わせは、森の中を、こまかく登ったり下ったりするのには、ベストな選択だったという感じがしました。
(多分、高い山の滑降には、ほかのスキーやプラブーツにはかないませんが)
今度はどこに行きましょう。もっと西に行くか。それとも、おおきな木に会いに行くか。
さあて、どうしましょうという感じです。

Plant×50

リョウブ、ヌルデ・・・2種×50=100円

2月1日から累計400円 1月:1,050円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
裏山に行ったおはなしが続きます。

裏山の山頂付近は、スギの人工林と、落葉樹の林がとなりあっています。
これは、ミズナラの冬芽のように思いました(間違っていたらすみません)。
コナラにくらべて、ボリュームのある冬芽としっかりした小枝の雰囲気があります。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラ 冬芽

ミズナラは、若い元気な木からは小枝がおなじところから輪生するように放射状に枝がでるのだそうです。たしかにそうなっていました。
(コナラにもおなじ傾向があるようですが)
山の草とか花とか虫とか-ミズナラの若い枝

日当たりの良いところの雪は、暖められて水っぽくなっていました。
雪自体は新しく、ザラメまでは粒が大きくなっていません。
この雪が、すごくうろこでは歩きやすいのでした。
山の草とか花とか虫とか-日当たりの良いところの雪質

で、いまさらですが、地図です。
①は、裏山の山頂。標高は452m。家は標高約300mですから150mほど登りました。
②は、古い道のあるところ。ここへは、裏山からいったん下って鞍部を行きます。
③は、これから登る向かいの尾根の上。標高489mと地形図に書いてあります。
④は、昼食をとったところ(これから書きます)
⑤は、この日の折り返し点となりました。標高は約530mでした。
山の草とか花とか虫とか-地図
⑤の西には、となりの町との境界がありました。

さて、出発しましょう。
裏山から西の進行方向を見ると、左の尾根がはっきり見えます。
うわあ、急だなあ。という感じです。
写真の右奥、一番高いところが、③の489ピークですね。
山の草とか花とか虫とか-左の尾根

その右側にも、眺めただけではわかりにくいですが、スギの林との境目が尾根になっています。
実際にこういう樹林帯に行くと、尾根が人工林の境目になっていることも多いので、木の高さとスギ林の見晴らしの悪さで地形が見えなくなったりします。
山の草とか花とか虫とか-右の尾根

地形図を見てわかるとおり、ここは右を行きましょう。
(登山道なんてないので、ヤブ山歩きと同じく、自分で歩くところを決めますよ。)

ここで、下りになります。
すいすいっと!行きたいところですが、ここは20年ほど前に、雑木を使うために木を切ったところです。小さい木が(写真で見るよりは実物は大きかったです)たくさんで、とてもターンしながらはいけません。むむむ。

ここのあたりで、どう下ったものかとムリに滑って行ったりしました。
転ぶこと数回。
埋まっている小枝にスキーが引っかかったり、滑りながらしゃがんで横に伸びた枝をかわした!と思ったらザックがひっかかってひっくり返ったり、ターンで雪にスキーをとられたり。
そうですね。かかとが上るスキーなので、前にも転んでしまいます。
これは、林のなかをすいすい行くのは、見た目以上にたいへんと再認識したのでした。
傾斜が急だし、木が混んでいるし、尾根もせまかったりするので、アルペンスキーでも行ける気がしません。
(いずれにしても、わたくしの技術の足りないのが一番の原因でしょうけれど)

いろいろ試しながらも、古い道のところまで来ました。
ここで11時46分となりました。いろいろと試していたら下りなのに裏山の山頂から40分もかかってしまいました。
あ!ここは確かに、子どものころに冬に来たことがあると思いました。
父はこんなところに、ちいさい子どもにスキーをはかせてやってきていたのですね。
山の草とか花とか虫とか-古い道
ここまでは、うちの奥の集落との間から道を来ることもできます。
そのほうが時間的にも、体力的にも楽ですね。今度ずっと西まで行くときにはそうしましょう。

ここから尾根を登ります。
登るのに集中していてあまり写真を撮っていませんでした。
気がつくと、右の下のほうに奥の集落が見えました。
いつの間にか登っているものですね。
ここで12時15分ほどでしたから、30分ほどで登りました。
さっきの下りよりも速いとは・・・。この板とブーツにだんだん慣れてきたんですね。うんうん。
山の草とか花とか虫とか-隣の集落

そして、489ピークへ。
ここからは、先ほどまでいた裏山が見えました。
木々の間からで見えにくくてすみません。
山の草とか花とか虫とか-振り返ると

そこから、西にはなだらかな尾根になっていました。
これくらいなら、滑れます。細い尾根もちょっとがんばって滑って、ちょっと広いところにきたから写真を撮りました。
山の草とか花とか虫とか-緩やかな尾根

2月の陽射しは、確実に強くなっております。
12時20分。ここで昼食にしましょう。(地図では④ですね)
山の草とか花とか虫とか-休憩したところ

このあたりに来ると、うちからちょっと標高が上っただけですが、ミズナラが多く、ブナも太くなりはじめました。コナラはあまり見えなくなり始めました。
これは、ミズナラの太くなった木の樹皮です。
コナラも縦に裂け目が入りますが、ミズナラではさらに、表面が紙のようになりますね。
また、ミズナラのほうが全体に幹が白っぽいのが多いです。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラの樹皮

冬の山に行く時の、必需品。保温の水筒のサーモス。いえ、テルモス。
これは、山専用のテルモスだそうです。(お店で買ったときに山専用と書いてありました)
ミズナラの根元で撮りました。その背景の林の向こうには、月山が見えましたよ。
山の草とか花とか虫とか-テルモス

これを使うたびに、あの方を思い出してしまいますね。

このあと、もうちょっとだけ西に行って、引き返しました。おはなしは続きます。


Plant×50

ミズナラ(冬芽と若い枝と樹皮)・・・1種×50=50円

2月1日から累計300円 1月:1,050円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
今日はお休みでした。裏山にスキーで山歩き、いえ、山すべり?
山すべりだと、なんだか斜面が崩れるようなイメージですね。
とにかく裏山に行ってまいりました。

スキーは、1月30日の「スキーを手に入れてしまいました MADSHUS EPOCH」です。
ブーツは、柔らかいのを選んだので、登山靴より柔らかなくらいでアッパーも短いから登山靴みたいにスパッツをつけました。
(そして、しばらくスキーをしていないからスキーウェアってものを持っていません)
山の草とか花とか虫とか-スキーをはきました
あまりスキーというイメージの格好ではありませんでした。

今回知っておきたいのは、この板はシール無しでも登れる(裏にうろこが彫ってある)ので、どのくらいまで登れるのかと、プラブーツよりも柔らかで、かかとが上るので実際に山の森の中で下るのはどんな感じなのか、というところでした。

出発は10時20分くらいだったでしょうか。
こないだのスノーシューとおなじく、玄関先でスキーをはいて出発です。
玄関先でスキーをはけばもうスキー場、スノーシューをはけば登山口、と。
最寄の駅まで徒歩で4時間ですが、スキーをはじめるには0秒でした。へへへ。

急な斜面では、逆ハの字で登ってみたり、まっすぐ登ってみたり、どんな感じかためしてみました。
う~ん。
そのまま登ろうとすると、うろこがあっても滑ります。
出発したところでは、さらさらの雪質でしたが、これだとうろこが効きません。
その後、日当たりのよい湿った雪のところでは、ばっちりと効きました。
また、逆ハの字では、うむ、疲れます。
結局、急なところはジグザグに行くのが良いようでした。

そんな感じで試しながらで、マツのところまで。
山の草とか花とか虫とか-マツのところ

ここまで登ると、いったん平らな感じになります。
こういうところでも、スケーティングとクラシカル(クロスカントリーをしていた方ならわかりますよね)の走法を試してみました。
山の草とか花とか虫とか-平らなところ
クロスカントリースキーには、金属のエッジがないので、スケーティングしても雪にひっかかりません。
アルペンスキーの場合は、ブーツがかたくて固定されているので、多少エッジがひっかかっても関係ありません。
ところが、ぼくのスキーとブーツの組み合わせだと、スケーティングをすると雪の面にエッジがかんだりしてやりにくいったらもう。
一方、クラシカルのほうは、あたらしい雪のところでもクロスカントリースキーの板よりも幅があるためか、すいすいと進みました。
平らなところだと、スノーシューよりもずっと楽で速いです。こりゃたまらん、という感じでした。

ここを進むと、こんな実がありました。
こういう実は、ウルシの仲間でしょうか。
白っぽくなって、短い毛が生えている感じ。
山の草とか花とか虫とか-ヤマウルシの実

冬芽を見ると、これはどうやらヤマウルシです。
葉の落ちたところの模様が、ハートの形に見えましたドキドキ
あらまあ、絵文字を使ってみました(なんと、初の試みです)
山の草とか花とか虫とか-ヤマウルシ 冬芽
いや、でもこれはキツネの顔のほうが近いかな・・・?

スキーのはなしにもどりましょう。
あと、仕方の無いところですが、急斜面をそのままはやはりムリですね。
これは、作業道を通ったところですが、ワカンなら、ここはそのまま左の下のところから直登でガシガシと行けます。
スノーシューだと、ガニマタでなんとか。
スキーだと、まあ、回り道しましょうか、という感じでした。
山の草とか花とか虫とか-作業道
裏山には、作業道がところどころにありますが、クルマの登れる傾斜なら、この板では普通に登れました。うんうん、なかなかのものですよ。

ここのあたりは、こんな感じのスギの林。
ここは、割合きちんと間伐して明るい感じです。
でも、あと十数年経ったら、もっと間伐かなあ。
山の草とか花とか虫とか-スギの林
なかなかね、どれを伐ってよいものか悩むわけです。

さて、いつものハンノキが見えたら、裏山の頂上近くに。
山の草とか花とか虫とか-いつものハンノキ

ここで、ちょっと面白いあしあとがありました。
ウサギのあしあとですが、なんと綺麗にふたつならんでついています。
足の方向などの細かいところまでうり二つ!
う~ん、これはおなじウサギが二回通ったのではないな。
山の草とか花とか虫とか-ウサギの足跡 デュエット
ウサギたちも、そろそろ恋の季節ですから、ここでデュエット?シンクロ?
とにかく恋のダンスをしたのだろうかと思いました。

見晴らしの良いところまで来て、11時7分になりました。
1月25日「裏山へ ハクウンボク」の時には、約40分で登りました。
今回は、いろいろ試しながら、観察しながら登って、47分ほどでしたから、まあまあというところでしょうか。
そして、晴れております。
こないだは見えなかった朝日連峰を見られました!
山の草とか花とか虫とか-朝日連峰が見えた

ここにも、ウサギの気配が・・・。
山の草とか花とか虫とか-ウサギのフン デュエット

今度は、ウサギのふんがふたつぶ。
白よりも熱を吸収するのでしょう。雪に埋もれていました。
先ほどのおふたりが、ひとつぶずつ、というわけではなさそうに思いました。

このあと、こないだ見た方向の西へ向かいました。
おはなしは3、くらいまで続くと思います。

Plant×50

ヤマウルシ・・・1種×50=50円

2月1日から累計250円 1月:1,050円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円